本・古内一絵 「百年の子」

2023-12-31 08:37:24 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌 人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。 舞台は、令和と昭和の、とある出版社。コロナ蔓延の社会で、世の中も閉塞感と暗いムードの中、意に沿わない異動でやる気をなくしている明日花(28歳)。そんな折、自分の会社文林館が出版する児童向けの学年誌100年の歴史を調べるうちに、今は認知症になっている祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。 世界に例を見ない学年別学年誌百年の歴史は、子ども文化史を映す鏡でもあった。 なぜ祖母は、これまでこのことを自分に話してくれなかったのか。その秘密を紐解くうちに、明日花は、子どもの人権、文化、心と真剣に対峙し格闘する、先人たちの姿を発見してゆくことになる。 子どもの人権を真剣に考える大人たちの軌跡を縦糸に、母親と子どもの絆を横糸に、物語は様々な思いを織り込んで、この先の未来への切なる願いを映し出す。 戦争、抗争、虐待……。繰り返される悪しき循環に風穴をあけるため、今、私たちになにができるのか。いまの時代にこそ読むべき、壮大な人間賛歌です。


               

 読書備忘録 

なんだなんだ!おばあちゃん!

春風の君・・・

そして、やっぱり円さんだった。

とてもいいお話

寝ずにイッキヨミしました。

★★★★★

 

年末年始は夫婦二人だけ・・・

息子たちは一緒に過ごす人がいて良かった。

でも、つまらない!

でも、元気ならいい!

 

良いお年をお迎えください。



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