内容紹介
私は一億五千万円さんと呼ばれていました――募金活動と心臓移植手術によって命を救われた少女・城石明音の半生を、教師、同級生、夫など周囲の人間の目を通して描いた、骨太の人間ドラマ!! 重い余韻が胸に迫る、乾ルカの新境地!
読書備忘録
こういうことはあるのかもしれないとは思ったけれど、どこまでが一人の人の話なのか?
作品のように全部が明音のように一人の事だとしたらあんまりだ。
成功して帰ってきて何が悪い?
募金だって強制されてしたわけじゃないのに、なんで後になってそんなことを言う?もっとも募金した人はそんなことは言わないとは思うけれど・・・
若葉は気の毒だったけれど・・・
繋がった「終焉」はそういう事だったのね。
★★★☆☆