内容(「BOOK」データベースより)
「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。オーナーの靖子先生が優希たちに教えてくれるのは、美味しい料理のレシピだけじゃなく、ささやかな謎の答えと傷ついた体と心の癒し方…?イケメンの彼が料理上手の恋人に突然別れを告げたのはなぜ?美味しいはずのケーキが捨てられた理由は?小さな料理教室を舞台に『書店ガール』の著者がやさしく描き出す、あたたかくて美味しい極上のミステリー!書き下ろし。
はちみつはささやく
茄子は覚えている
ケーキに罪はない
小豆は知っている
ゴボウは主張する
チョコレートの願い
読書備忘録
そもそも菜の花食堂の料理教室でお手伝いをするようになったのは・・・
困っている人を見捨ててはおけないオーナーの靖子。
「ケーキに罪はない」
うっわーケーキ捨てた。そういうことだったか・・・
「小豆は知っている」
キュンと来る兄弟愛。
「ゴボウは主張する」
子どものいない友人に手のかかる子どもを預ける。
そんなこんなの?を靖子がやんわり解決していく。
最終章「チョコレートの願い」でオーナーの靖子のことがじんわりわかる。
★★★☆☆