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絵の背景にある歴史の闇や人間の暗部に注目し『名画に描かれた「怖さ」を読み解く』という新たな絵画の楽しみ方を提唱し大ヒットした、「怖い絵」シリーズの待望の新刊が満を持して登場!今回取り上げるのは、シャガール、ミレー、モネ、ゴヤ、カラヴァッジョといった有名どころからゲイシー、ブグローなどマニア向けまで多種多彩。中野節炸裂、絵画ファンから歴史ファンまで大満足の解説書。
フリーダ・カーロ「折れた背骨」
ミレー「落穂ひろい」
フラゴナール「ぶらんこ」
バルデス=レアル「世の栄光の終わり」
ジロデ「眠るエンデュミオン」
シャガール「屋根の上のバイオリン弾き」
ブグロー「ダンテとウェリギリウス」
ドレ「ジュデッカ」
フリードリヒ「ブナの森の修道院」
ドローネー「ローマのペスト」
ゲイシー「自画像」
ティツィアーノ「パウルス三世と孫たち」
ミレイ「オフィーリア」
ダヴィッド「テルモピュライのレオニダス」
レーピン「思いがけなく」
モネ「死の床のカミーユ」
マルティノー「懐かしい我が家での最後の日」
カラヴァッジョ「洗礼者ヨハネの斬首」
ブラウン「あなたの息子を受け取ってください、旦那様」
ゴヤ「鰯の埋葬」
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背景を知る・・・私ごときが何言ってやんでぃ!ってことでしょうが、大変面白くためになりました。
本物をみる機会が来るまで忘れないといいのですが・・・忘れるんですすぐに
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絵をみて、この作品ののどこが怖いの?だがしかし、読んでみると・・・
ってことで・・・いきなりありゃありゃ・・・
フリーダ・カーロ 「折れた背骨」
この方のすごい人生、よく生きていた・・・メキシコ人の画家は四十七年という短い生涯で二百点の作品を残し、その大半が自画像だった。
そっか、母親がベッドの天井に大きな鏡を吊るし、寝ながら描ける画材を用意したそうで・・・
初めの作品に度肝を抜かれて次からちょっと腑抜けで読んでいました。
フローネルの「自画像」も・・・
絵もそうだけれど、お話も怖い!
そして表紙の「オフィーリア」
一昨年でしたっけ?来日していましたが、あそこの美術館は苦手で、行こう行こうと思っている間に終わってしまい、残念なことをしたのを覚えています。
お話は大体知っていたから、やはり本物をみてみたかった。
来年の秋には 上野の森美術館で「怖い絵展」があるそうです。
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