内容紹介
ともに生きよう。
たとえ世界が終わるとしても。
十年前の実験失敗の影響で、終末思想が蔓延する街。
運命の日へのカウントダウンが続く中、 大切な人との愛しい日々を守ろうとする人々を描く。
十年前、地下プラントで、ある実験が失敗、世界を滅ぼしうる物質を生み出してしまう。
漏出は食い止めたものの、そのとき壁に謎の数字が浮上、日々、数を減じるそれは、世界が終わるまでのカウントダウンと噂されるようになった。
やがて数字がゼロに近づき、街に終末思想が蔓延しながらも、住民は家族や愛する人との平穏な日々を送っていた。
一方、実験に関わった二つの組織、「供給公社」と「管理局」は再び漏出の危機が高まった物質を鎮静化させるため、鍵となる人物・ハルカを奪い合い、対立を深めていた。
その争いに、愛しい日々を守りたいと願う人々も加わって……。
読書備忘録
なっがぁーいお話を読んでいて、どこに向かうの?
時々、もう読むのヤメましょうかね・・・と思いながら、きっと何かがあるはず!とだらだらと読んでいた。
そして時々前作品を彷彿とさせられる場面にでくわし、おー・・・!
「本を統べる者」
まだ「図書館」というものがこの世界に存在しない頃、本たちは、「本を統べる者」に支配されていた。そう、本はそれを飛んでいたのだ。
「共鳴士」
「音の乱れ」を整える役目を持つ共鳴士ね。
「音の乱れ」を整える役目を持つのは・・・
面白くなくはないのだけれど、相変わらず、おー・・・と盛り上がっていたところの、え!?
で、うわぁ!エピローグ・・・
なのでした。
★★★☆☆