作品紹介・あらすじ
横山ミステリー史上、最も美しい謎。熱く心揺さぶる結末。『64』から六年。平成最後を飾る長編、遂に登場。一級建築士の青瀬は、信濃追分に向かっていた。たっての希望で設計した新築の家。しかし、越してきたはずの家族の姿はなく、ただ一脚の古い椅子だけが浅間山を望むように残されていた。一家はどこへ消えたのか? 伝説の建築家タウトと椅子の関係は? 事務所の命運を懸けたコンペの成り行きは? 待望の新作長編ミステリー。
読書備忘録
信濃追分の Y邸は
あなた自身が住みたい家を建ててください
で青瀬が設計した。
ところがタウトと思われる椅子が一脚のこされ・・・
なんとなく寒冷地なのだから採光は南!と思うところのノースライト・・・その家の主は?
あなた自身が住みたい家を建ててください
が、わかったときに、そんなー・・・
そういえばバブル崩壊はこんなだったんだなー・・・
あの時の病院の窓での喫煙は、危ない危ないあぶないよーとみていたから事故!なんじゃないの?と思ったんだけれど・・・
タウトをめぐる話に、熱海まで見に行っていたから、そうそうと思い出した。桐生ののこぎり屋根も・・・
最後のタウトに関する参考文献の多さに、こんなに勉強しているんだ、すごいなー!
イッキヨミ!
これからはダムを見るとこのお話を思い出すんだろうなー・・・
そうだ!追分のホームズ像も見てみよっ!
★★★★★