本・中野信子 「サイコパス」

2019-08-18 07:57:20 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容紹介

平気でウソをつき、罪悪感ゼロ ……そんな「あの人」の脳には秘密があった!
外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、まったく恥じることなく平然としている。時にはあたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。 残虐な殺人や善良な人を陥れる犯罪を冷静沈着に遂行する。他人を利用することに長け、人の痛みなどこれっぽっちも感じない。 ……昨今、こうした人物が世間を騒がせています。しかも、この種の人々を擁護する人も少なくありません。 もともとサイコパスとは、連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念です。しかし、精神医学ではいまだ明確なカテゴリーに分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布していました。 ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。 しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないことも明らかになってきました。大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人にサイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。 また、国や地域で多少の差はあるものの、およそ100人に1人の割合で存在することもわかってきました。そればかりか、人類の進化と繁栄にサイコパスが重要な役割をはたしてきた可能性すら浮上しているのです。 最新脳科学が、私たちの脳に隠されたミステリーを解き明かします。


               
 読書備忘録 

内容紹介だけでもいいかな・・・📖

およそ100人にひとりと聞くと、そ、そんなに?

いかに見抜くか!と言われても私が見抜いてどうする?心拍数だったり、遺伝かもだったり、脳だったり・・・あ、もしかしてそうなのかな?と思うんだろうなぁー

面白かったのは、サイコパスにも勝ち組と負け組があるって話・・・一般人とは大きな差があり種類もあるってこと。脳だからね・・・

ケヴィン・ダットンのセルフチェックリスト・・・もともとおりこうさんが多いんでしょ?なのに何を血迷ったか、セルフチェックしました。?が付いたものの、ほぼ当てはまらず。

参考文献を引用しているから直にそちらを読んじゃうって手もある。かな・・・

★★★☆☆


 


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