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RALLY CARS 01 LANCIA STRATOS HF(三栄書房)

2013-07-31 00:48:28 | CAR
書店で見つけ、久々に車の本を購入した。

RALLY CARS 01 LANCIA STRATOS HF

三栄書房より出版された雑誌である。

LAMBORGINIランボルギーニ・カウンタックLP-400の時代だったスーパーカーブームだったの頃、自分は中学の時だったと思うが下の弟を連れて見に行った「スーパーカーショー」。
やはり当時でも、このカウンタック、ミウラ、フェラーリ512BBだったりが大人気で、意外に人気が少なかったランチア・ストラトス HF、自分としてはカウンタックよりもストラトスHFの方が興味深かった。
しかも、この表紙のアリタリア・カラーである。

当時は、自分がモータースポーツに興味を持ちだした時代。
プレイドライブ、オートスポーツ、オートテクニック等でF1やWRCを読み漁り、情報を得ていた時代。
先代のランチアの主力ラリーカーであったフルビアHFもかなり好きだった、何故かランチアの名前は小学校の頃から頭に残っていた。
1965年に発売された日産の初代シルビア・・・小さい頃から車好きだった自分にとっては衝撃の国産車であり、モータースポーツに興味を持った高学年で見た初代シルビアに似たフルビアHFの存在は、ラリーに興味を持つのには十分な存在でした。
フルビアHFのベースモデルであるフルビアは、ファミリーカー・・・でなんですよ!
当時は日産では510が全盛。。。サファリラリーでの大活躍もそうでしたが、これもファミリーカー。
うちでも父が510に乗っていて、未だに印象に残っています。
1970年に上映された「栄光への5000キロ」は内容こそ忘れてしまいましたが、走りは印象に残っています。
DVD売られてるので、買おうと思っておりますが。
・・・って横道に逸れてしまいましたが。

生産打ち切り寸前の車が1972年のモンテで勝って、急激に売り上げを伸ばしラリーで勝つ=売上増加で生産延長。
レースやラリーでの評価が売り上げに直結しているヨーロッパならではの話であり、小さなメーカーが生き残っている原動力がモータースポーツにある事を知ったのが、この頃の自分である。
フルビアと言う車種が主力の小さなメーカーであったランチアが、何故ミッドシップエンジンのラリーカーを作る事が出来たのか?
今まできちんと調べた事がなかった。
その長年の疑問がこの本により解明されました。

ストラトス・ファンなら必見の書かと思います。

さて、次号はどの車種が特集されるのだろうか?