今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ヤマドリタケモドキの乾燥に難儀する    2024.07.01-02

2024-07-05 07:24:50 | きのこ など

 6/30の夜から採取してきたヤマドリタケモドキの下調理、乾燥を始めた。雨は降り続いていて湿度は90%以上。これでは扇風機を付けっぱなしにしても黴にやられてしまう。部屋を閉め切り・・・・、といっても家の構造上、台所とリビング・ダイニング、それからもう一部屋にはっきりとした仕切りがない・・・・、1階ほぼ全部をエアコンで除湿し、さらに扇風機で送風し続けた。

 手持ちの籠4つ全部を総動員して、室内で丸二日乾燥させたけれど、まだまだ生乾きのまま。でも、送風しているせいで黴は出ていないようだった。外は雨が強く降ったり、小雨になったり。ヤマドリタケモドキは未だにほとんど特徴である独特の匂いが出てこないまま。

 

 とうとう、浴室を洗濯物乾燥モードにして40℃にして送風・乾燥することにした。4時間でほぼ、乾燥できたので温度を下げて朝まで様子を見た。翌朝、さらに2時間乾燥してようやく完成。籠を早く空けて、ヤマドリタケモドキを外に出して次の作業をしなければ・・・・

 

おわり。

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黄色い行列、キタマゴタケ + いろいろ    2024.06.30(2)

2024-07-04 20:40:28 | きのこ など

キタマゴタケ

 小振りのヤマドリタケモドキを収穫して、獲物は取り敢えず車の中に入れておいた。そもそもの目的は午後の散歩、ウォーキングなので・・・。カメラと小さなバッグだけ持って道の両脇を見ながら歩いて行く。遠くに黄色い行列を発見。

 

 

       

 

       

鮮やかな黄色。新鮮、出たばかりで如何にも美味しそうなんだけど、我が家ではキタマゴタケは採取禁止。良い出汁が出るとは言うけれど、独特の匂いが苦手なので。

 

キイロイグチ幼菌

 

道の脇のムジナタケ  ムジナタケまで新鮮で綺麗

 進んで行くと、また車道脇の斜面にキタマゴタケの行列が・・・・

 

       

ちょっと、老菌の行列だ。でも、その上を見ると・・・・

 

 

       

 

 辺りにはキタマゴタケがポコポコと出ている。

 

 

これは、チチアワタケ。雨に打たれている。  そういえば、よく似たヌメリイグチは出ていないなぁ・・・

 

     

amanita sp. の老菌 高さが20cmくらいある・・・。ツバは無かったのか、落ちてしまったのか。ツボは大き目。予想はつくのだが・・・・

 道の反対側の土手にもアマニタ(テングタケ科テングタケ属)が見えていた。

 

 

       

不明瞭なツバが見えている。ツボは大きく細長い。

       

ヒダを良く見るとピンク色を帯びていて、タマゴテングタケモドキ(アカハテングタケ)と分かる。この前の老菌もタマゴテングタケモドキだろうと思う。

 さて、黄色いきのこの戯れている間もヤマドリタケモドキやカワリハツを採っていて、荷物も重く、足取りも重くなってきたので車に戻ることにした。

 

 

ムジナタケだらけ

 

ニオイコベニタケ

 

 16:30 車に戻りついた。帰宅後は収穫したきのこの下調理で大変なことになる・・・・、憂鬱。。。

 

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久し振りの夏きのこの大発生の始まり、ヤマドリタケモドキ    2024.06.30(1)

2024-07-04 08:00:27 | きのこ など

キタマゴタケ

 交差点を越えて緩やかに登る道の脇に黄色いきのこの姿を見つけて、路側に車を停めた。ここ数年は夏きのこは雨が少なくてほとんど空振りだったが、例年ではここからいろいろなきのこが出始める場所なのだ。キタマゴタケに行きつく前に見えていなかったイグチ達を確認した。

 

ヤマドリタケモドキ

 

キアシヤマドリ

 浅い草原の間には黒っぽい小さなきのこが見え隠れしている。

 

オオヒメノカサ類縁種

 

 あまり出ていないな、と思った時に同行の相方から声がかかった。行って見ると・・・・

 

 

 

       

ヤマドリタケモドキ    小振りのヤマドリタケモドキが沢山、まとまって出ていた。あまりに小さなものは残しておいてもこのくらい。丁度、パスタに入れるのに良いかな。

 そこから少し下った辺りにも・・・・

 

 

       

 

大き目でしっかりしたヤマドリタケモドキ達。

 

 

Amanita  sp.          何だろう?テングタケの仲間であることは間違いないが、この辺に多いヘビキノコモドキではないようだ。ティラミステングタケが雨に打たれて綿毛を落とされた?不明。

 

ヘビキノコモドキ

 

カレバキツネタケ幼菌

 

 もう、ヤマドリタケモドキだけで袋3つになった。大収穫! さらに、進む。

 

 

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長雨の後、そろそろきのこは出始めるんじゃない?!      2024.06.30(序)

2024-07-03 19:58:10 | きのこ など

 長く雨が降り続いた翌日、午前中に雨があがり散策ができそうな様子。傘は用意していかなければならないけれど、前回、キタマゴタケの顔を見ているし、ヤマドリタケモドキも一つだけだけれど、見ている。これなら、多分、きのこは一斉に出始めているだろうと思った。

 家を出て車に乗ろうとすると、今年は伸びるに任せていたノウゼンカズラが咲いていた。伸ばしていたのは水色の花が咲く筈だったからなんだけど、何と黄色だった。

       

水色のノウゼンカズラを植えてあったはずなのに、2mほど離れた所に植えてあった黄色と置き換わっていたのか・・・・、道理で急に大きくなったと思った。気を取り直して出発。

 自宅を出発してから10分ほどの細い道をゆっくりと進む。きのこが見えた所で停めて、降りて散策を繰り返す。

 

       

 

       

       オオバノトンボソウ   ちょっと検索して、距が長くて柄に稜があるのはオオバノトンボソウ!

 

 

       

       雁茸(ガンタケ) アマニタの仲間で以前は可食とされていたきのこ。随分、食べたけど毒菌とされてからは控えている。久しぶりに出会う。

 

ヘビキノコモドキ  これもアマニタの仲間

 

 

       

       ヘビキノコモドキ

 

 少し車に乗って前進して、また停車。

 

 

       

       チチアワタケ   長雨で随分大きく育っている。一応、食菌だけどスルー。

 

 

ヤマドリタケモドキ  やっぱり、出始めていた。下のきのこは一応、収穫して次に進む。

 

 交差点を越えてからは別世界が広がっていた・・・・。

 

つづく。

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久し振りに友人に会って、きのこの様子見をする      2024.06.27

2024-07-02 20:20:05 | きのこ など

 

 午後、友人が自宅に来た。福山の親の家を片付けている時に出て来た寿司桶と専用のしゃもじを貰ってもらおうとお願いをしていて、受け取りに来てくれたのだ。しばらく世間話などをしていたのだが、「妻が久し振りなんだから何処か行って来たら?」というので出かけることにした。

 最近、昼に家でゴロゴロしていることが多いので追い出したかったのだろう。急だったのでカメラも持たずスマホだけ持って出掛けた。まずはキタマゴタケの場所を教える。

 

       

この場所は何日か前に出ていることを確認していた場所だ。他にはカワリハツが出始めているくらいだったので、次の場所に移った。

 次の場所は秘密の場所。以前、駐車する場所が悪くて警察に通報されたところ。アケボノタケとトガリワカクサタケが出る特別な場所だ。

 

       

       マツオウオジ   朽ち果てたと思っていた赤松の枯れ木から出ていた。

 

       

       トガリワカクサタケ   5年ぶりくらいの出会い。

 次に向かったのは淡河の青少年公園。以前は毎週のようにきのこ観察に通っていた場所だ。松枯れが酷くなり、その後、ナラ枯れも始まって最近はほとんど来たことがなかった。公園に向かう途中で北海ラーメンに寄り味噌ラーメンを食べた。これも懐かしい店の懐かしいメニューだ。

 

       

       キバナノマツバニンジン

広場一面に咲いていた花。以前はこの広場にはムシトリナデシコが沢山咲いていたのに。帰化植物にも流行りがあるのだろうか。この公園にはヤマドリタケモドキやテングタケ科のきのこが沢山出たのだが、驚くほど何も出ていなかった。写真を撮ったのは・・・・

 

       

       サマツモドキ   これだけ!

 最後に自宅に戻る途中で三木の公園に寄り散策。

 

       

 

       

       アケノボタケ   まだ、出ていた。

 

       

       キイロアセタケ

 

       

 

       

 

       

イボカサタケの仲間なのだが、片方をアカイボカサタケとするともう一方は何?以前にダイダイイボカサタケというのが報告されていたのだが、良く分からない。色の濃いアカイボカサタケと色の薄いアカイボカサタケなのか、最近はこの辺はどうなっているんだろう。。。

 

おわり。

 

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