オニユリ
オニユリの花が一輪、開いてから五日後、一斉につぼみが開き始めた。いつを満開と言って良いのか分からないけれど。まだ、つぼみの方が多いのかな。
カサブランカも満開になり、強い芳香を辺り一面に漂わせている。赤い花粉が服に付くので近くは通行止めだ。
最初の一輪だけが萎れている・・・・
アメリカリョウブ まだつぼみ。
ウツギの園芸種
オニユリ
オニユリの花が一輪、開いてから五日後、一斉につぼみが開き始めた。いつを満開と言って良いのか分からないけれど。まだ、つぼみの方が多いのかな。
カサブランカも満開になり、強い芳香を辺り一面に漂わせている。赤い花粉が服に付くので近くは通行止めだ。
最初の一輪だけが萎れている・・・・
アメリカリョウブ まだつぼみ。
ウツギの園芸種
アンズタケ
そろそろ、ソライロタケが出始める季節である。前日に大雨が降ったし、今朝も今にも雨が降り出しそうな天気。気温はまだ上がっていないから早いかな、と思いながらも家を出て来てしまった。まずはアリマウマノスズクサの果実の様子を確認してから、そこから30分ほど走って公園の入り口に到着した。入り口近くにはアンズタケが出始めている。これは帰りに収穫して帰ることにして奥を確認する。
ベニウスタケ
?? 1cmくらいの小さなきのこ
ヒメコナカブリツルタケのようだ。
ここではソライロタケの他、アカイボカサタケやコンイロイッポンシメジなど entoloma sp. がこの時期、いろいろと出るのだがまだ、見当たらない。というか、きのこはあまり出ていない。
5mm
5mm
苔 撮るものがないので苔にまで目が行く。。。
ヒメコナカブリツルタケ
周回路を上に進んで・・・・
オキナクサハツ
?? 路上の杉の枯葉から一面に出ていた
ホウキタケの仲間 ramaria sp.
シロオニタケ
キニガイグチ
amanita sp. 老菌。ドクルツルタケのように見えるけれど、傘に白いイボが沢山付いているように見える。
要するにちょっとまだ早かったようだ。アンズタケを収穫して帰路に着いた。来た道と違う道を走っていると道の脇、山側の斜面に見覚えのある花が咲いていて、慌てて車を停めた。生えていそうな場所じゃないんだけど・・・・
舗装道路の脇、陽当たりもそれほど悪くない場所、何でヤブミョウガが生えているのかな・・・・。
その二日後、この日のことを友人にメールすると、今、この場所にソライロタケが出ているという情報があって、来ているとのこと。ちょっと早すぎたようだ。
時間を潰すために近くの山寺に行った。紫陽花はもう終盤だけれど、木に覆われた場所なので花は長持ちするのだろう。特に気になるものが有る訳じゃないのだが、ぶらぶらと歩いて散策する。
ヌスビトハギ
ムラサキニガナ 夕方だけに花は開いていない。
ハンショウズルの花後 気が付かなかったけれど、結構、沢山花をつけていたんだな。
フクロツチガキ
車に戻って時間を見たが30分も経っていない。山を降りてから公園内を散策してアリマウマノスズクサの場所に戻ったのが17:20。1時間半経ってどれだけ変わったか・・・・、と思って見上げると・・・・
あれ? あれ? 何度、見直してもない。本当にないのか?カメラに残っている画像も確認する。
やっぱり、ない。消えた。アリマウマノスズクサの果実は裂開後、落ちる?そんな馬鹿な。去年、茶色く枯れた実から種を採取しているじゃないか・・・・。
帰宅して捜索願を出そう。多分、そういうことだろう。そうじゃない方が困ったことだから。
緑 上ばかり見て歩いているとアケビに実が付き始めていることに気が付いた・・・。分かるかな?
今日も昼過ぎから動き出す。まずはきのこのチェックから。きのこはこの所の暑さで一段落してしまっていて、生きの良いのは一つだけ。
続いて車で20分ほど走り、それから10分ほど歩いてアリマウマノスズクサの様子を見に行く。上を見上げて・・・・
あっ! 果実の一つが裂開を始めていた。月末か8月始めくらいを予想していたのだが・・・
裂開についてはアリマウマノスズクサの研究者に教えてもらっていて、一日だけ開いて直ぐに閉じてしまうのだとか。その後、果皮が萎びて行き、枯れて種を蒔き散らす。その貴重なタイミングに出会えたということだろう。
果実はまだ、10個ほど残っていてジャコウアゲハの幼虫に齧られたものは僅か、しかももう幼虫の姿は見えない。この裂開の様子を見ておけば今後に役に立つだろうと思った。とは言え、此処にずっといるわけにも行かず、奥へと歩いて行く。
勝手にC地点と名付けた場所の頭上の株はジャコウアゲハに散々に食害されて、齧りかけの果実が4つほど見えるだけ。葉が見えているのが救いだ。
リョウブの花
そのまま、歩き続けてウエマツソウの自生地をチェックする。そろそろ、知人が観察に来る頃だと思うので運が良ければ会えるかもしれない。薄暗い森に入り込み、マムシの姿がないか気を配りながら、慎重に進む。
ヒナノシャクジョウ
先に目についたのは白いもの。ヒナノシャクジョウだ。だんだんとウエマツソウの場所に入り込んできている。
ヒナノシャクジョウはかなり広い範囲に自生していてウエマツソウの場所以外でも探すと小さな芽がポツポツと見つかる。一月後にはびっくりするほど出ているだろう。
ウエマツソウとホンゴウソウが同所的に自生するのか、が専門家の間では注目されているらしいと聞いたので、ホンゴウソウも出ているか探してみたが見つからなかった。過去の記憶ではウエマツソウの果実が落ちかけた頃に、妙に生きの良いのが一つだけ出ていて写真を撮った記憶があるのだが、それがホンゴウソウだったと思っているのだが。だとすると、ホンゴウソウが出るのはまだ後のことだろうと思う。
さて、時間をつぶしてからまた、アリマウマノスズクサのB地点に戻った。
一時間が経過していた。少し、開いただろうか?一日で閉じてしまうのであれば、もう少し変化があっても良いのではないのか・・・・、さらに時間を置いて観察することにして、さて何処に行こうか・・・・
つづく
庭のオニユリのつぼみが色付いてきていると思っていたけれど、今朝、最初の一輪が開きました。その後、一週間で一面に咲きまじめるでしょう。白い百合も間もなく。。。
ウスキテングタケ
家の片付け騒動でアップてきていなかった日の続き。
午後から、小雨が降る中、近場のきのこの様子を見に行った。場所は以前はヤマドリタケモドキが早くから出ていた場所なのだが、今年は他の場所で沢山きのこが出ていたので見に行くことができなかった。
ヤマドリタケモドキは既に一段落した後なのだろう、場腐れしたものが幾つかあったのみ。でも、笹の間からは他ではあまり見かけないウスキテングタケが沢山出ていた。
車道脇の土手を見ながら下る。
ガンタケ あまり特徴が出ていないけれど、傘や柄にわずかに赤い染みが出ている。この辺りのガンタケはこんな感じ。他でみるガンタケはかなり特徴が異なるものがあるので、ガンタケと言っているものには複数の種があるのだろう。最近のきのこの研究については知らないけれど。
カレバキツネタケ
ヤマドリタケモドキ 老菌
ウスキテングタケ また、ここにも。
場所を変えた。トガリワカクサタケとアケボノタケが出る場所。今年、久しぶりにトガリワカクサタケを見つけて感激したところだ。ここでアケボノタケを見たのは二回だけだけれど、そもそも複数回観察している場所は二ヶ所だけなんだ。
きのこは何だろう・・・冴えないけれど、苔が面白いので撮った。。。。
アケボノタケ 見つけた!! 一つだけ。これだけ鮮やかなきのこを枯葉の中から見つけるとちょっと驚く。きのこじゃなくておもちゃのようだ。
クレマチス ロウグチ
これは親の家を片付けに行く前々日に写した写真。ロウグチが沢山、つぼみをつけていた。楽しみにしていたのだが、二日だけ留守にして帰ってみると鉢の水が切れて萎びてしまっていた。家を出る前に水を撒いてから出掛けたのに・・・・、株が大きくなりすぎている。今年を何とか凌いで晩秋には地植えにしてみるか・・・。
コンロンカ(鉢植え) こっちは葉が茂る植物じゃないからそのままで何とかなるだろう。
コンペイトウの青 最後まで青が綺麗だった。その右の銀河は相変わらず。青が出ない。そろそろ、庭に馴染んで欲しいところ。
紫陽花が盛りを過ぎ、桔梗が咲き始めている。
クレマチス エール福島
そして、桔梗の次は百合達。
鬼百合 庭中に無数のつぼみを付けている。黄金鬼百合を幾つか植えたのだが未だに花を付けない。今年はどうだろうか?何となく、期待できないので、黄金鬼百合のムカゴを入手して、プランターに撒いておいた。花が咲く程度まで育ててから庭に植えよう。
カサブランカ 10球を植えたのだが、ウィルスに一株感染し、数株は分球してしまった。株数は増えたが大きく育っていない。良いような悪いような。長い目で育てよう。
番外 室内で鉢植えで育てていたハイビスカスが徒長してしまい、花も付けなくなった。枝を切り落としてから戸外に出すことにした。切り落とした枝は捨てるのは勿体ない??ので、挿し木にしておいた。発根しているかは分からないが、一ヶ月程度経過しても枯れる気配がない。新しい芽も出来ているように思うが、成功していればそれもまた厄介だ。
一日後の育ったミドリニガイグチとヘビキノコモドキ
同じ場所に3日間、通うといった経験は初めてかもしれない。ヤマドリタケモドキが沢山出ていた近くの木の根元はミドリニガイグチとヘビキノコモドキに占領されていた。昨日、まだ小さかったヤマドリタケモドキはほどほどに生長していて収穫対象となった。
他に被写体になれそうなものは・・・・、キタマゴタケくらいかな。
新しく見つけたヤマドリタケモドキの場所で・・・・
唯一の新しい出会いは・・・・
ウラグロニガイグチ 久しぶりだなぁ・・・・ 以前は普通に食べていたけれど、今回はヤマドリタケモドキも山ほど、収穫しているから採るのはやめておこう。
帰宅後、二日目と三日目の収穫物を下調理。これが大変。面倒なのでムラサキヤマドリタケも一緒に乾燥してしまおう。
おわり。
土砂降りが続いている。少し小降りになったかと思うと時期にまた、土砂降り。
これって自宅は線状降水帯の縁にあるってことかな。今年の梅雨の最後の大雨になりそうだ。
ヒメコウゾ
折り返し点で見掛けた赤い実。最初からピンボケです。コウゾというのはヒメコウゾとカジノキの交雑種と考えられているらしいです。そして、コウゾは滅多に結実しないようで、野外で見掛ける結実したものはヒメコウゾである可能性が高い・・・・、らしい。そのヒメコウゾに絡みついていたものは・・・
下は拡大した写真。オニドコロらしい。葉は互生、幅が広い。
ヒキヨモギ いつもはこの時期には刈り取られて育っていないのに、最近は刈り取る人が居なくなったのかな。花を確認してみたい。
ヒメコンイロイッポンシメジ? この辺りは闇です。傘径 1cm 程。
オオトンボソウ
ミイノモミウラモドキ
車に戻り、10分ほどで帰宅。
ややこしいタイトルで失礼!それと、家の片付けなどでブログの投稿が滞ってしまって・・・、でもブログが滞る時って、分からないきのこの扱いに困った時が多いんだよね。冒頭のきのこはシロイボカサタケでいいかな、イボがあるような無いような。。。
entoloma sp. これも分からない・・・・
さて、毎年のこととは言え、キタマゴタケは初夏に雨が沢山降れば、いつもの場所で沢山みることができる。でも、タマゴタケは最近、いつもの場所の木が沢山枯れて見ることが難しくなっていて、去年は見たような気がしない。今年はいつもより夏きのこの出が良いのでタマゴタケに出会えるような気がして雨のぱらつく午後、再度出掛けた。
最初に出くわしたのが2つの entoloma sp. でその後は小さなきのこ達。
ハリガネオチバタケ
ハナオチバタケ
?
?ツエタケの仲間? 傘8cmくらい
ツクバネノキ 実を付けている。
シロイボカサタケ これならだれも文句は言わないだろうね・・・
いよいよ、タマゴタケのシロに近づいて来た。
タマゴタケ 雨のせいなのか倒れてしまっている・・・・
生長途中で斜面が崩れたと思われる・・・・
明朝には綺麗な姿を見ることができそうなのだが・・・・、多分、来ないだろうな。
コウジタケ
折り返して、来た道を歩いて車まで戻ることにした。
つづく。
「庭の今の青」は嘘である。両親の家の片付けに行く直前に撮った写真を画像ホルダーに入れておいて、福山でブログを書く積りだった。で、書き始めたところで画像ホルダーにresizeした写真を入れるのを忘れたことに気が付いた。
両親の家の片付けに行っていた。今回の目的は書籍の分別と自宅に移動させる家具の整理と採寸と撮影。自宅へ移送予定の家具は書棚とカップボードの二つだが、古いもので分割できない。それぞれ、幅は180cmくらい、高さが165cmと200cm。引っ越し屋に頼むしかない代物なのだ。書棚の本はほぼ仕分けして、処分するもの、持ち帰るものを箱に詰めた。カップボードの中身は既に整理してあり、自宅に持ち込んである。この二点は本当に自宅に収まるのだろうか・・・・、頭の中でシミュレーションすると可能に思えるのだがどうも自信がない。頭の中で3次元的に家具を立てたり、横にしたりしてみるのだが、ちょっと荷が重い。とはあれ、写真を。
西洋ニンジンボク
今年もいつものように咲いたのは咲いたのだが、青が冴えない。青空が青いからかとも思ったがどうもそうではないようだ。花の房も小さいしそもそも咲き始めから色褪せたような青なのだ。早くから気温が高すぎたせいなのか、単に気のせいなのか。。。
オーシャンブルー これはいつもの通り。
桔梗
咲き残った紫陽花
土日を片付けに費やして、日曜の夜に帰宅した。高速料金が安い週末に片付け、荷物の運搬に充てて、平日に野山をうろつく今日この頃。
友達からメールでウエマツソウの様子を聞いて来た。今年は 6/05 に近くに行ったついでに寄ってきたのだが、辛うじて1つだけ芽出しを確認できただけだった。その様子が・・・・
もう、かなり出ていてもおかしくない時期だったのに驚いた。これだけ温暖化も進んでくると植物はいつ消えてしまってもおかしくない。その証拠に、自宅周辺のシャクジョウソウの自生地は全て消えた。ウエマツソウの自生地はシャクジョウソウの生えていた場所にも近いし、ヒナノシャクジョウも一緒に自生している。
心配になって早速、様子を見に行った。不思議なもので自生している場所に行って地面を見ていても、しばらくは何も見えてこない。焦ってくるけれど見えてこない。あぁ、今年は駄目なのか・・・・・、と思いだした頃にようやく見えてくるのだ。
実は撮っても手ブレが酷くて装着していたPLフイルターを外して撮っていたのだが、何とISO 50になっていた!これじゃ無理だ。撮りなおしたが、途中で面倒になってしまい、周囲を十分に確認できなかった。育っているのは育っているけれど、数は少なめ。まだ、これから出るのではないかと思う。そして、近くのヒナノシャクジョウの出る辺りを確認したが、まだ早くて一つ、それらしい芽を見つけただけだった。
ヒナノシャクジョウの芽、たぶん。
また、1週間後くらいに行ってみよう。
ヤマドリタケモドキ
昨日、まだ小さくて残しておいたヤマドリタケモドキを採りに出た。散歩の積りで同じ場所をスマホだけ持って。天気は相変わらず降ったり止んだりだ。残しておいたきのこは良そう通り大きくなっていて採り頃かな。ほとんど、畑で食べ頃の野菜を採る感覚なのかな。他には・・・・
ヘビキノコモドキ
ミドリニガイグチ
キアシヤマドリ
キイロイグチ
昨日、斜面の上に残したヤマドリタケモドキを収穫して、さらに奥へ進むと・・・・、意外!
ムラサキヤマドリタケが沢山出ていた。収穫するが、幼菌は残しておいた。
写っている中で一番大きいきのこを抜いてヒダの様子を見たのだが・・・・、ヒダにギザギザ。ツルタケのヒダにギザギザあるかな。今まで気にしたことがなかった。宿題とするしかない。。。
6/30の夜から採取してきたヤマドリタケモドキの下調理、乾燥を始めた。雨は降り続いていて湿度は90%以上。これでは扇風機を付けっぱなしにしても黴にやられてしまう。部屋を閉め切り・・・・、といっても家の構造上、台所とリビング・ダイニング、それからもう一部屋にはっきりとした仕切りがない・・・・、1階ほぼ全部をエアコンで除湿し、さらに扇風機で送風し続けた。
手持ちの籠4つ全部を総動員して、室内で丸二日乾燥させたけれど、まだまだ生乾きのまま。でも、送風しているせいで黴は出ていないようだった。外は雨が強く降ったり、小雨になったり。ヤマドリタケモドキは未だにほとんど特徴である独特の匂いが出てこないまま。
とうとう、浴室を洗濯物乾燥モードにして40℃にして送風・乾燥することにした。4時間でほぼ、乾燥できたので温度を下げて朝まで様子を見た。翌朝、さらに2時間乾燥してようやく完成。籠を早く空けて、ヤマドリタケモドキを外に出して次の作業をしなければ・・・・
おわり。