フシグロセンノウ
今年は雨が多かったので、8月半ばからモミタケが出ていたという噂は聞いていた。例年なら9月半ば位が発生時期なのだが、去年、あの大発生に遭遇したのは今頃だった。あの時、こんな光景に出会えるのは滅多にないことだとは聞いたが、今年も見に行ってしまった・・・
多かった雨は、盆休み以降はめっきりと減って、鹿が壷の山でさえカラカラ状態だ。そして、例の発生場所に行ってみたのだが・・・・・
モミタケ幼菌
一つでも出会えたのなら喜ばなければならないのだろうが・・・、パッとしないなぁ。近くにはモミタケの場腐れたらしき跡が一つ残っていた。本来なら、発生はこれからだろうから、どうなるかは分らない。
山は極端にきのこは少なく・・・
ホオベニタケ
アケボノアワタケ
??という感じだったが、引き抜いてみて柄の根元が黄色だったのでアケボノアワタケとした。
それ以外には・・・
ハナホウキタケの仲間
アカツブフウセンタケ?
H氏から教えてもらった、今年タマノリイグチが発生した斜面を見てみる。
もう、今年の運は使い尽くしてしまったか・・・、タマだけが幾つか転がっていたのみだった。
諦めて山を降りる。その道筋に咲いていた・・・
フシグロセンノウ
綺麗なピンクのアジサイの仲間
左:ヤブラン
右:ベニバナボロギク
結構、花の写真を撮ってはいたのだが、空は曇って暗く、おまけにデジ一のメディアを入れ忘れ、ほとんどがピンボケ失礼・・・
これは、センニンソウじゃなくて・・・
ボタンヅル
葉に鋸歯がある・・・
その根元の草むらに
左:ゲンノショウコ
右:キク科・・・
その後、鹿が壷を後にして彷徨う。一宮まで北上し、砥峰高原方面に福知渓谷経由で出ようかと思って走ったが、盆前の大雨の氾濫でそこここで道がえぐられ、片側通行の規制があり、そして福知渓谷沿いの道は全面通行止めになっていた。結局、高野峠を越えて波賀に降りた。その途中・・・
左:キツネノカミソリ
右:カラマツソウ?
フシグロセンノウ
雨がぽつぽつと降り、薄くらい中、開花前のアケボノソウの群落を見つけたのだが、巧く写すことが出来なかった。開花の時期に来ることはできるだろうか・・・
結局、波賀から南下して、今度は坂の辻峠から峰山高原の横を通過して福崎経由で帰宅した。ふと気がつくと途中の田んぼでは稲が穂を重そうに垂れ・・・
山ではススキが穂を開き風に揺れていた。ちょっと、早くないのか?
秋だな・・・。