1番の節分草の斜面をさっと引き上げたのには理由があった。あの谷でケスハマソウの1番を探し出す積り。到着してから谷の入口の覗き込んで唖然。
雪が随分残っている。積もった雪がかなり解けてから低温でまた凍ったのだろう。歩いて行くと雪面はかなり硬くて腰に衝撃が来る。こりゃ駄目かな・・・・
石灰岩の岩壁にはつららが・・・・
こんな崩落の痕はあったっけ・・・・
何か、アナと雪の女王の世界だねぇ。。。
さて、肝心のケスハマソウの様子なのだが・・・・
ケスハマソウの株の葉を掻き分けて根元を観るのだが、まだつぼみ。でも、ちょっと気温が上がったら開きそうなんだけど。。。
どんどんと谷の奥に進んでいった。
あと少しなんだけど・・・・・。
友達は斜面をどんどんと登って行って探し回っていたが、その内、何処に行ったのか分からなくなってしまった。その後、思いも寄らぬ方から声がして、
行って見るとユキワリイチゲの葉が沢山見える場所に立っていた。その場所は・・・・、実は僕が毎年、一度は訪れる青紫色のユキワリイチゲの咲く
場所だった。
そのことを友達に伝えてから斜面を見ると、あっ!
一番。
ケスハマソウ
何とか目的を達して満足して車に戻る途中、またつららの壁を通った。
つららの先が曲がっている?
石灰岩の台地の地下に通じた穴から風が吹き出しているのだろう。この穴は何処に通じているのだろうかなどと考えながら帰路を急いだ。