ヒメワカフサタケの幼菌?
お久し振りです。二か月弱、またブログを休んでしまいました。その間、ナツエビネを見に行ったり、伊吹山や淡路島にも行ったけれど、ブログにアップするすることもなく・・・。
暑い夏でした。過去形で書いてしまって良いのかどうか・・・、でも台風が一つ通り過ぎて行ってから最高気温は何度か下がったような気がします。台風10号では自宅周辺は雨はかなり降ったけれど風はほとんど吹かず、被害は少なかったのではと思います。
さて、雨が止んでからその翌々日くらいからは晴れ間も出て普通に30℃を越える日々が続いていますが、性懲りもなく、そろそろソライロタケが出始めるタイミングかなと思って一走りしてきました。いつもの場所に車を停める、といっても奥へは進入禁止になっていて平日は進入禁止だったことに気が付いてびっくり。車をとめたところに白い幼菌が幾つか顔を出しています。傘の真ん中ほどが薄いピンクに色付いてきているので、ヒメワカフサタケかなと思うのですが、特に確認することもなくきのこが出始めているのを見て少し安心。
散策コースを歩き始めると今回もまだちょっと早かった・・・、と気が付きます。でもそれは来なければ分からない事なのでしょうがないことです。気を取り直して進むと木の葉の影に小さなきのこ。
マゴジャクシ 何と高さ10cm弱。小さい・・・・
ベニイグチ
アカキツネガサ
早過ぎたと思って歩いているので、きのこを見つけても森の中に入って写す気にならず横着に撮って歩きます。ソライロタケの良く出ている小径の奥まで行って戻ってきたけれど特に目につくものも無く、車道に戻って歩いて奥に進みます。
イグチの仲間の老菌 スミレホコリタケの老菌かと思って一つをひっくり返してみるとイグチ。ニセアシベニイグチの仲間のような感じ。
ツクツクボウシタケ・・・・、でいいかな?何故か沢山見つかった。これも初めての経験。ハナサナギタケに似ているけれど・・・
キイロイグチ幼菌 薄暗い場所で集水桝の脇なので湿気は十分。
ミドリニガイグチ
ヒナノシャクジョウ これは今まで見た中で一番、大きな株かもしれない。いつも見に行く群生地では枝?はせいぜい5-6個かな。
ヒメコンイロイッポンシメジのようなきのこ・・・、こんなに一面に出るようなきのこだったかな・・・。
Entoloma sp. 難しいものには近づかないことにしよう・・・・
モリノカレバタケ
ウラベニガサの辺りかな。ウラベニガサにしては襞が疎のような。
森の中に入り込んでソライロタケを探してもみたけれど・・・・
! でも違いそう。傘径は5mmほど。 Entoloma sp.
結局、ソライロタケには出会えなかった。この場所ではベニイボカサタケとペアになって出るのだけれど、それにも一つも出会わなかったから、ソライロタケはもう少し後なのだろう。
それも、雨が降ればということなのだが。予報ではしばらく雨は降りそうもない。