今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

庭の手入れ 2009.12.26. 12.30.

2009-12-31 09:49:36 | Weblog

銀の鈴




 26日は実家の庭の手入れを手伝った。高速を使って、片道2時間程度なので、気軽に行ける距離だ。庭はヘルパーさんも手伝ってくれているので、自宅よりも遥かに手入れされている。その上、パンジー、ビオラ、等など、随分と沢山花が咲いている・・・。



 冒頭の写真は水仙の仲間だが、変わった花。銀の鈴だ。隣に金の鈴も植わっているのだが、残念ながら花期が微妙に違う・・・。



 次は、幾つかの種類が咲いていたオキザリスの中から・・・





オキザリス sp.



実家の庭には、福寿草を3鉢植え、見慣れぬ花、フキタンポポを鉢植えにして居間に置いた。居間ではストレプトカーパスが花盛りで綺麗だった。そして、庭の日陰に植えたせいでサッパリ花を付けない日本水仙が芽を出し始めていたので、思い切って日当たりの良い所に植え替えた。これで、来年の開花は望めないが、次の年から徐々に咲き始めるに違いない。




 さて、漸く今年の仕事納めも過ぎたので、自宅の庭も少しは手入れしなければ・・・。こちらはほうりっ放しの庭。下手すると空き家と間違われる・・・。覆っているのは、イエローカロライナ、アケビ、金銀花、それとツルニチニチソウだ。




 余分な蔦を剥ぎ取りながら、可笑しなものの写真を撮る。これからは、クイズ形式にしようかな・・・。




 な~んだ?




Q1













・・・・・・・




これ、結構、侮れない・・・。放っておくと随分と殖える。嫌いな花じゃないけど、こればっかりでも困る。




 次は簡単。



Q2

・・・・・・・



 これは?




Q3

・・・・





Q4

・・・・・・





Q5

・・


これも放っておくと、どんどん殖えるんだよな・・・。綺麗なんだけど、臭いんだ。食べちゃえばいいんだよな・・・。



 まぁ、花の咲いた後はすぐ切らなきゃいけない・・・。今頃切っていたら駄目だ。でも、この風景も風情あるでしょ?



 さて、答えはどうしたものか・・・。
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そろそろ、2009年の打ち止めかな・・・ 2009.12.13(2).

2009-12-22 07:25:30 | Weblog

エノキタケ



 
 エノキタケを収穫したあとで、今年最後になるだろうシモコシの観察に向かった。もう出てはいないのではないかと思っていたのだが、少しだけ。





シモコシ








 後でいろいろと、情報を聞くと、今年のシモコシは豊作であったらしい。と、いうことは自分のシロは出が悪くなったのか・・・、誰かが先に採っているということになるのだろう。多分、両方。




 新しい場所を探がさないと。このところ新しい場所、開拓してないから、来年の課題。
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そういえば・・・エノキタケを見に行こう 2009.12.13.

2009-12-19 09:08:11 | Weblog
 エノキタケは冬のきのこだ。いつもこの時期になると僅かながらエノキタケとヒラタケが出ている場所の様子を見に行くのだが、今年はなめこに注意が行っていて、エノキタケのことをすっかり忘れていた。



 朝、目が覚めてから、布団の中で考えていた・・・・。そういえば、今年の正月の休みに、運動がてら初詣に歩いていった途中、竹やぶの中の太い榎に古くなったエノキタケが張り付いていたっけ。そうだ、雨も降った後だし、丁度良い頃かもしれない。見に行こう!!と思い立った。



 着替えてカメラなど準備をしてから、玄関を出ると、ジョビが怪訝な顔をしてこちらを見ている・・・。「こいつ、また、遊びにいくのか・・・。もう、冬だろ・・・」。










 無視して、車で家を出た。目的地は自宅からすぐのところだ。歩いていっても知れているが・・・。



 車をコンビニの駐車場に停め、熱いコーヒーを買ってから、しばらく車を置かせてくれるよう頼んだ。目的の竹やぶまで籠を下げて歩いてゆく。



 今年は、秋も深まってから暖かい日が続いたせいか、自宅庭でハルジオンが狂い咲きしていたが、車道の脇にも同じように咲いていた・・・・。これは、ヒメジョオンか?





ハルジオン   春じゃないよ・・・ ヒメジョオン




 田んぼの端、用水路沿いの小道を歩いてゆく。正月にも少々、エノキタケが出ていた太い枯れ木から、同じようにエノキが出ていた。









     
エノキタケ




 その枯れ木の根元からは・・・・・




     
アラゲキクラゲ



これも、この小道の定番だ。



 少し進んだところには瑞々しい・・・





エノキタケ






アラゲキクラゲ




 問題の竹やぶの枯れ木はどうだろう・・・







これは凄い!大きな株が3つ。地上から2mから3mくらいまでの高さで出ていた。





一番小さな株




 感動しているだけじゃしょうがない・・・。細いとはいえ、流れの結構ある用水路の上の枯れ木。エノキタケまでは手が届かない。写真だけで我慢しようか、考えていた。




 が、やっぱり我慢できない。一度、自宅に戻ることにした。そして・・・、先週、なめこの山で使った手。急いで秘密兵器を作り現場に戻った。





枸杞






収穫



大きな株の内、下から2つ、一番大きな株と一番小さな株を採った。それで持っていった紙袋は一杯になってしまった・・・。一つは残しておこう、特に残す意味もないのだが、採る意味もなかった。



 帰宅して重さを計る。1.8kg。このところ、きのこを体重計で計ることが続いている。可笑しなこと。
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なめこ採りの帰路 2009.12.03.(3)

2009-12-17 08:07:29 | Weblog





 なめこを十分に収穫して重い荷物を背負いながら帰路に着いた。成果は予想以上だったので気持ちに余裕があるのか・・・行きには見えなかったきのこが見えてくる。




 これは何だ?見たことがあるようで無いようで・・・。随分と大きい。柄の径は1cm弱。









     
イタチタケ



帰宅後、H氏に聞くとこれは寒さと雨で化けたイタチじゃないかという。それ、キツネの間違いじゃない?
それは冗談として、言われてみれば、大きさを除けばイタチの幼菌にイメージは合うな。



 これは・・・・傘をつぶして匂いを嗅いで見る・・・。無臭。





アシナガタケ幼菌?


傘の形が違うような気がするが、柄はまだまだ伸びそうだ。




 来た道をそのまま戻るのは面白くない。ブナの生えた谷を登りショートカットして戻ることにした。その谷に横たわった苔むした倒木には・・・・




クリタケ


あまりにかわいい。そのまま、残しておく・・・



 これは、帰路の倒木で沢山出ていた。



     
ムササビタケ若しくは近縁種




 これは、見るからにチシオタケ、アカチシオタケの近縁だろう・・・





Mycena sp.


色は白いが、この季節だ・・・この姿・形はアカチシオタケにそっくりだ。色褪せたアカチシオ?



 苔の緑が綺麗だ。





苔とブナの実





シロカイメンタケ




 ショートカットのツケは最後にやってきた。崖のような急斜面を転げ落ちそうになりながら、細い枝に掴まりながら下る。


 何とか無事に下りきり、道にでる。後はのんびり歩いて車に戻るだけだ。








ジシバリのような花が咲いていた。


 気が付くと午後4時を過ぎている。思えば朝の4時から始まった一日、楽しい一日だった。これから家に戻るのは何時になるだろう・・・。
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なめこの谷 2009.12.06.(2)

2009-12-13 19:15:34 | Weblog




 急斜面から突き出したミズナラの枯れ木はツルアジサイに覆われてるが、葉が全部落ちてしまっているので、なめこは丸見えだ。








木の下側にも沢山のなめこが付いている。普通であれば、急傾斜で木の先に出たなめこ、とても届かないところだが・・・・、今日は秘密兵器があるのだ。秘密兵器で落とされるなめこのシャワーを浴びながら急斜面でなめこを拾う・・・・。なんか変だな・・・



 うっとりとするような新鮮ななめこも出ている。これぞ、なめこだ。























いい天気になった。風もなく、暖かい日だ。12月のブナ林とは思えない陽気。2週前の雪のブナ林は一体何だったんだ・・・・









 なめこの出ている木は幾つかあり、荷物も重くなったので、昼飯を食べることにした。沢まで降り平らな場所で湯を沸かすことにする。







途中、なめこの出ている木を見つけるが、これは食事の後にやっつけよう・・・。



 採りたてのなめこを茹でラーメンに入れて食べる。なめこ自体に味付けはしていないが実にいい味。ここのなめこは例の桂皮の香りがない。若いなめこだからなのか?



 食後、またなめこの出ている木を探す。







こいつは凄い! でも、秘密兵器を使ってもまだまだ足りない。とても届かない・・・・



 さらに探す。古くてカリカリになってしまったなめこのこびりついた木もかなりある。あまり人の来る山ではないのか。もったいないとは思うものの、商売でもしていなければこれだけのなめこは必要ない。



 また、あった。















 この斜面のなめこは木の山側に出ていることが多いようだ・・・。日の光の向きのせいなのだろう。ちょっとしんどいが、高いところまで登って下を見下ろすと、また、なめこの出ている木が見つかる。




 木の上ばかり見ていたので、地面から出ているきのこのことを忘れていた・・・





クリタケ



クリタケも出ていたのか・・・



 さすがに採り過ぎて、リュックに入れるのは限界に近い。もう、十分。帰り道に途くことにした・・・・またあった・・・・








背景の急斜面を覆っているオオイワカガミが分かるだろうか・・・・。この斜面、停まっているだけでしんどい。



 いよいよ、沢まで降り、来た道を戻ることにした。まだ午後2時といったところ、暖かい。そして明るい。








 ここに来れば、シーズンにはなめこには出会える、そんな気持ちにさせてくれる山だ。春も夏も素晴らしいに違いない。
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シーズンはまだ、終わっていない・・・2009.12.06.(1)

2009-12-12 12:01:16 | Weblog





 朝、目覚ましを3時半に仕掛け、もがきながら4時前に起き出した。前日に大方の用意をしてはいたが、そのせいで寝たのは11時をかなり過ぎていた・・・。4時半に家を出て走る。辺りは当然ながら真っ暗だ。



 途中、コンビニに寄りお茶とコーヒーを買い、友人宅に5時半に到着。3人を乗せ、途中、もう1人を拾い高速に乗った。それから、二時間程。途中、夜が明け始め辺りが明るくなったころ、山里に到着。








 覆っていた霧が晴れ始め、何やら幽玄な景色だ。








 山里の真ん中を清流が流れ、薄暗い中、柿の木に沢山の実が成っていた。








 それから、そのまま車で山道を登り切り、行き止まりのスペースに車を停めた。山の中というのに綺麗なトイレがあり、身支度を済ませ山に向けて歩き出した。




 実は2週間前のOノ山でのなめこ採りの2日目、前日の北からの探索では山は雪に覆われ、きのこ採りはできず、西から山に登りなめこを探そうと山を登り始めた時に、携帯にメールが入り・・・・よくもこんな山の中でメールが届いたものだが・・・、昨日、山でなめこを沢山採ったが、保存のしかた知らない?というメールだった。西からの探索も期待はできないという気分だったので、少々、やる気が失せた。そこで、負けてなるものかという気持ちにならないのが、今シーズンだ・・・。その後、Oノ山では持ち切れないほどのなめこと遭遇することにはなったのだが・・・。



 今日は、その山を案内してもらうのだ。12月に入り、さすがにもう、なめこは終わりなのではないかと心配はしていた・・・



 車を降りて、道を歩いてゆく。周囲の山はすっかり葉を落とし見晴らしが利く。道の両脇の斜面にはオオイワカガミが群生しているのが見えている。





オオイワカガミ




 オオイワカガミは山の奥深く入って行って見掛けるものと思っていたが、ここでは車道の脇まで群生しているのだ。道を造るときに崩したところにも拡がって殖えている・・・







花の付き方がオオイワカガミと少し違うな・・・と思ったが、帰宅してから調べてみると、花が終わったあとも花序は伸びるようだった。それにしても、今年はオオイワカガミの狂い咲きがあったということか・・・。



 さて、20分もあるいただろうか、ようやく道を登りきり、ブナ・ミズナラの森の中に入ってゆく。谷は広く、真ん中を沢が流れている。その沢は幾つもに分かれ、それぞれにそって谷が続いていた。葉が全くないので、谷全体は明るく見渡せる。しばらく、本筋の谷に沿って歩く。河原といったものはほとんどないので沢沿いの急斜面を歩かなければならないことが多い。



 きょうの一番目のきのこは・・・





ニガクリタケ



毒菌でもきれいだ。



 しばらく行くと古いなめこのこびりついた木が立っている。なめこを採ったあともある。やはり、遅いか・・・と思ったが、厚い苔の間から、若いなめこが顔をだしている。




     
なめこ




 これは、何?





ヒラフスベの老菌?




 同じ木の裏側にはムキタケの小さなものが出ていた。





ムキタケ





     





 また、しばらく進むと、沢沿いの道の脇の立ち枯れのミズナラの木から若いなめこが出ているのに出会った。






食べ頃



ということは、しばらく人はなめこ採りに入っていないのか?

















なめこの出たミズナラの立ち枯れ




 俄然、元気が出てきて山の急斜面を登ってゆくと・・・・・








 倒れて斜面から横に突き出したミズナラの枯れ木に・・・。


 これが、始まりだった。


 つづく。
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ムラサキセンブリの種を採りに・・・ 2009.11.29.

2009-12-11 08:10:54 | Weblog
 この所、何だかんだと忙しい。休日は何とか休めるのだが、それ以外は・・・。と、いう訳でブログを更新するのがなかなか。


 松露を採りにいった翌日、朝からぼんやりとしていたが、暖かい日で何かしたくなった。といっても特に思いつくこともなく、当てもないまま家を出た。


 今年は、気のせいなんだろうか、コナラなど、自宅周辺の落葉広葉樹の紅葉が鮮やかに思える・・・。





自宅周辺の山




 車を降りて辺りを歩いて写真を撮る。





やはり、鮮やか・・・。



 ふと、思いついた。自宅庭でミヤマオダマキの種が庭に落ち、苗が育っている。乙女風鈴オダマキも種が芽吹いている。来年はお気に入りの花の種を撒いて、庭で育ててみようと思っているのだ。それで、大山オダマキの種もオークションで入手してある。



 ムラサキセンブリも種から育てたという記事がブログにあったな・・・。種を採りにいくか・・・。


 早速、山に向かった。






地道を飛ばして30分ほど。花が咲いていた時期とは違って紅葉と枯れ雄花の山。


 道の両脇で満開だったヤクシソウはほとんど姿を消し、小さな株が花を付けていた。





ヤクシソウ




 ムラサキセンブリはというと・・・、完全に枯れ草と化していて・・・写真を撮るのを忘れた。少しだけ、茎ごと折り袋に入れて持ち帰った。種は芥子粒ほどで、発芽させて育てる自信は無い・・・。どうなることやら・・・。



 花盛りのころ、まだ色の薄かったピラカンサは鮮やかに色付き・・・・









ムラサキセンブリの谷




 谷には静かに澄んだ水が流れていた。ふと、見上げると、崖を人が登っている。あのもろい岩山を登るのは大変だろう・・・。落ちなければ良いけど・・・。






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一年振りのショウロ 2009.11.28.(3)

2009-12-04 19:36:50 | Weblog

高砂の海岸




 やはり、この時期に高砂の海に来ると・・・、寄らないわけにはいかない。海岸の松林にショウロを見に行くことにした。時期的に早いのか、遅いのか、分からなかったのだが、駐車場に車を停め、すぐ横の芝生を見たときに・・・、遅かったことを知った。





ショウロ



大きく育ったショウロ。割ってみると、中は黒くて胞子は既に成熟しているようだった。これでは食用にはならない・・・。それでも、去年はこんなところでは発生していなかったように思う。とすると、発生量は多いのか・・・・・




 近くには沢山、チチアワタケが出ていた。大きく育ったチチアワタケがゾロゾロ並んでいる。気味の悪い光景だな。





チチアワタケ




 このきのこは発生している状況で随分と見た目が変わるきのこだ。下から覗いてみないと分からないことも多い・・・・・











ウラムラサキ












ウラムラサキ



本当に同じきのこなんだろうか・・・。



 これは?良く見るきのこだが・・・





キツネタケモドキ??




 赤いのと普通の・・・両方とも出ていた・・・・これは赤い方・・・




     
アカハツ




 やっぱり、あった。今年は沢山出ている。それでも、大半は熟しすぎている。






ショウロ





どうだろう、あと1週間?、もっとかな、2週間ほど早ければ良かったか・・・。とすると、野路菊とショウロの見頃、採り頃は近そうだ。来年は両方ゲットといきたいところだ。

















 そのまま、海岸に近い、若い黒松林を歩く。これは?一本だけ出ていた。





コザラミノシメジ?



少々、古め。




     
左:萩の仲間?
右:月見草の仲間?




 懐かしい風景・・・。むかし、釣りに来たことがあったな・・・。いろいろな思い出のある場所だ。





誰も座っていないベンチ
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野路菊を見に行く 2009.11.28. (2)

2009-12-03 08:08:27 | Weblog

日笠山からの風景




 馬坂峠付近は結構、急な坂もあり汗をかいた。










     
ツタの紅葉





これは危険 漆の紅葉?




 途中、モチツツジが咲いていた。狂い咲きか。




     
モチツツジ




 峠を越え、下る道の途中、突然にいい匂いが・・・





蜜柑の木




 降りてきて、車を駐車した辺りに戻る。




     




     
水鳥たち




 車を停めた道の脇は池。車に乗ろうとすると近くに水鳥たちが寄ってきた。







 さて、昼からどこへ行こうか・・・。
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野路菊を見に行く 2009.11.28. (1)

2009-12-01 22:20:43 | Weblog

ノジギク






キバナノジギウ




 山側に住んでいる自分にとって、趣味も趣味なのでこれほど海に近づく機会はあんまりないんだが・・・・。


 読売新聞の記事に野路菊が紹介されていた。兵庫県の花、野路菊。身近なようで分からない菊だ。最近、野菊に少々、興味があり、この際、野路菊について確認したくなって行ってみることにした。



 目的地は馬坂峠周辺。山陽電鉄 曽根とか大塩の周辺だ。ナビを曽根にセットして適当に走る。



 近くに着くと、のぼりが立っていて、野路菊まつりとか書いてある.
おじさん、おばさんが結構リュックを背負って団体で歩いている姿をみる・・・。新聞に載っていたんだから人は多いだろうとは思っていたけど。僕より若い人は見なかった・・・。要するに、自覚しないとダメだということか。池の近くに車を停め公園を歩く。日笠山公園は野路菊を植栽している公園だ。








     
キバナノジギク




 公園の野路菊をみて、何を思ったかというと・・・・。なんだ、自宅の庭に毎年、沢山咲いている菊と同じじゃないか・・・ってこと。随分前からずっと咲いている。いつから庭に居ついたのかは覚えていないが、勝手に種をばら撒いて油断すると庭中に広がってしまう。雑種を作りやすい野菊と聞いているから、そのものではないのかもしれない。





 でも、この公園の圧倒的は花の数は驚きだ。





 公園の上には低い山があり、そこを登ってゆくと野路菊の自生地が広がっているらしい。公園の近くの家の人に道を聞くと、慣れたものだ。的確な返事が返ってくる・・・。




 「ここから、電信柱3本目を左に入り、道の脇に蓋のされてない側溝沿いの道を進んで下さい。そして、神社の脇を過ぎて山側に左折して下さい」ってかんじだ。その通り、登って行く・・・。その途中・・・





スミレ



この時期のスミレ、なんていうスミレ?




     




 丘を登ってゆくと、やはり野路菊は沢山咲いていた。菊の花の匂いが強烈だ。特に好きな匂いでもないが、嗅いでいると癖になる匂いだ。うっとりとしてくるような、リラックスしてくるような・・・。アロマセラピー?










 そして、この時期、良く見る・・・





皇帝ダリア




 そして、初めて名前を聞く・・・、花も初めて・・・





皇帝ヒマワリ



ヒマワリの仲間じゃないことは明らか。この葉は・・・なんだ?




 言われたとおり、進み、野路菊探索のハイキングコースに入る・・・。
















     




 丘の上の辺りを見廻せる場所に出る。高砂周辺の海が眼下に広がる。










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