チョウトンボ
週末の朝、朝飯を食べてから庭に出るのはいつものこと。紫陽花の花は日に日に色付いて、賑やかになっている。
一通りチェックしてから、ヒメシャラの木の様子を見に行くと珍しいことにチョウトンボが枝にとまっていた。近くの池で羽化したのだろう。
携帯を見ると雨雲が近づいてきている。あと一時間くらいで雨が降り出すとか。便利な世の中になったものだ。
今日は近くの公園にササユリの様子を確認しに行くことにしていたので、慌てて家に戻り支度をした。自分の用意は10分程度で終了だが、
連れ合いは、着替え、化粧などなど、30分はかかる。公園に着いて歩き出したのは思い立ってから約1時間後・・・・。
ササユリの咲いている場所は、大体見当がつくので直行する。
最初の印象は・・・・、遅かったか・・・・。
それから日陰の笹原のある場所に向かった。少し、開花が遅くてピンク色のササユリが咲いている筈なのだが・・・・
向かっている間に雨が降り出した。雨雲情報はリアルタイムだから外れない。だから傘を持ってきていたのだが、
目的の場所に着いてもササユリが見当たらないのだ。どうやら、やはり遅かったようだ。ようやく見つけた株・・・・
雨に打たれて花粉が花弁に付いて悲惨な状態だ。
雨は酷くなりそうだし、ここで一度は清くササユリ探しは諦めて駐車場に戻り始めたのだが・・・・
戻る途中の池の土手に登る斜面に咲くことを思い出して寄ってみると咲いているようだ。土手の斜面は急で傘をさしては登れない。
濡れながら登る。
オカトラノオ
斜面の百合は日陰になっている時間が長いせいだろう、ちょうど見頃のようだ。
土手を登り切った頃には雨があがり薄日が射してきた。
オカトラノオ
ササユリ
池の日陰の草深い土手というと、如何にもマムシが好きそうな環境でヒヤヒヤしたが、不意の遭遇もなくホッとした。