今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

2015年 白花のミノコバイモ 3              2015.03.21.(3)

2015-03-31 21:59:45 | 山、花、山野草




 予定ではここから山陽道に出て西に進み、福山に行くはずだった。どこを通って山陽道に出るか、迷って・・・交差点を右折した。国道に出る積りで車を走らせていると、2年前に訪れたミノコバイモの自生地の近くであることに気が付いた。

 ミノコバイモの花は十分に満喫していたので通り過ぎようかとも思ったけれど、まだ時間に余裕があるので寄って行くことにした。車を停めるスペースには一台既に停まっていたが、人影もなく近所の人なのかもしれないと思った。

 どの辺りに花が咲いていたのか、辺りを眺めて思い出す。そして、岩がゴロゴロしているが湿気があるのだろう、岩に苔のついた斜面の前に立った。やはり咲いていた。







 
 この場所は花数は少ないが日陰で落ち着くところ。午前中の場所とは随分、雰囲気が違った。







 座り込んで写真を撮っていると、不意に女性の声で話し掛けられた。姿は見えない。周囲を見廻すと、同じように屈みこんでミノコバイモの写真を撮りながら話している人の姿が見えた。桃色のウィンドブレーカーを着ている。こんな場所で女性が一人、ミノコバイモの写真を撮っている?その時、それが誰なのか予想はできた。

 「ここには良く来るのですか?」 「これまでに2,3回」
 「どこから来たのですか?」 「兵庫県」
 「今日は一人で来られたのですか?」 「そうです」。やはり、予想通り。

 だから、「僕はきのこ屋ですよ」と言って笑った。近々に何処かで出会うだろうとは思っていた。

 その後、話しをしながら花を探し、写真を撮った。












 この場所にはシロバナのミノコバイモが咲くのだと言う。そのことは友人から以前に聞いたことがあり、探したこともあったけれど見つからなかった。どうもその場所をご存知のようなので一緒に歩かせて貰った。








 しばらく歩いていると、日陰の小貝母が咲きそうもない場所で「あった!」という声がした。見てみると・・・・




      
     シロバナのミノコバイモ



 兵庫県の西端の自生地でみるシロバナのミノコバイモは群生しているし、陽当たりの良い場所に咲くので、こんなに背が高くない。ここのシロバナは何と優美なのだろう・・・・

 彼女は写真を撮るのに夢中だ。どうも、このシロバナはいつもの場所とは違う所に咲いていたらしい。新しい発見なのだ。








 その後、「いつもの場所」へ行って見たが・・・・、咲いていないと言う。毎年、咲くものではないらしく、お休みの年もあるのだとか。そんなものかと思って、しつこく眺めていると・・・・





まだ、蕾だが、これはシロバナだろう。「見つけた!」。


 それから、しばらく花を探して歩いた。







 そして、最初のシロバナの場所に戻り、再度。




      



 横からも、一枚。




      



 良いものを見せて貰った。お礼を言って、再会を期して別れた。そろそろ、先を急がなければ。まだ、ホソバナコバイモの自生地を探しださなければならない。


つづく。



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2015年 小貝母行脚 ミノコバイモ 2              2015.03.21.(2)

2015-03-30 22:47:37 | 山、花、山野草




 どの辺りにキバナノアマナの蕾が多いかを調べておいたので、その場所に真っ先に歩いて行った。




キバナノアマナ
こんな天気だから、咲き終わっていないかが心配だったけれど、何とか間に合ったようだ。



   


   



 斜面には枯れ草がそのまま残っていて、これからここはススキの原っぱになるのかな。

 溝に沿った少し日陰の辺りにはユリワサビが花を付けていた。







 そして、その脇にはユキワリイチゲ。

















 また、キバナノアマナ。。



   









 緩やかな斜面を登って行くと、緑の葉を沢山付けた木が道を遮っていた。花が咲いている?




シキミ



 思わず空を見上げる。





シキミって、こんなに大きな木になるのか。。。














 斜面を下り元の場所に戻った。





ヤマエンゴサク



 ここを離れたら、おそらくこの場所には1年間は戻って来ないだろう。そう思いながら、もう一度、ミノコバイモの花を見た。



















 車に戻り、また走り始めた。書き忘れていたが、今日の予定は此処から福山の母の家に向けて走る積り。その途中で、調べておいたホソバナコバイモの自生地を確認して、時間があったら新しい場所を探してみる積りだ。



つづく。



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2015年 小貝母行脚 ミノコバイモ              2015.03.21.(1)

2015-03-29 22:44:28 | 山、花、山野草
 ミノコバイモの開花状況を3週間連続で観察した最後の日、ようやく開花の盛りを迎えた。現地に到着したのは10時過ぎ。早速に最初の斜面をチェックした。






 節分草の葉が広がったガレ場の斜面には花は既に姿を消して・・・・





節分草は種を大きくしていた。



 その斜面にポツポツとミノコバイモが咲いていた。








   
ミノコバイモ









 同じ斜面に葉の姿が見えていたイチリンソウやヤマエンゴサクの葉も育っている。








 そして・・・・








   

ヤマエンゴサクは既に花をつけた株も幾つか見られた。




 この調子なら、次に向かう予定の自生地は凄いことになっているに違いない。。。早々に切り上げて次のスポットに向った。







 11時頃に到着。良く晴れた。気温も上昇して汗が噴き出す。

 節分草の草原。良く見ると節分草の間には・・・・





ミノコバイモが姿を見せていた。














 陽当たりが良すぎて写真が上手く撮れない。。。。





自分の影の中に、ミノコバイモが4つとヤマネコノメ。



 少し斜面を登った所にはユキワリイチゲも花を開いていた。













 また、ミノコバイモの花を撮る。














 キバナノアマナの開花が気になり、隣の斜面に移動することにした。


つづく。


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久し振りの富士山             2015.03.25.

2015-03-29 13:28:48 | 山、花、山野草
 この所、出張は結構あって、今年に入ってからも東京、富山、京都とか。。。25日はまた、東京出張だった。前週は暖かい日が続いて、週末の散策の収穫も多かったのだが、この日は朝から酷く冷え込んだ。

 8:31のバスに乗る積りで家を出て、駐車場に車を停めてバス停まで歩いて行く途中で、なんと雪が降り出した。みぞれ混じりの雪だ。あわてて小走りに高速バスの停留所まで行くと、8:31のバスは土・日限定運行だった・・・・

 仕方なく15分待ち、次のバスに乗った。高速を降りてからの道は混んでいて、途中、地下鉄に乗り換えて新大阪着。






 何とか、チケットを買い・・・・







 10:30の予定の便に乗り込んだ。



   

   

いい年して、スーツを着てこんな写真を撮っているのは、結構、恥ずかしい・・・


 パソコンを取り出して、メールのチェックをする。それから、今日の仕事の関係ファイルに目を通す。窓の外が気になる。。。




11:15 米原付近
新大阪でみた空よりも雲が少なくなって、空も澄んでいた。遠くに見える雪山は何だろう・・・




11:18 伊吹山
まだ雪が多いな。。



 でも、この調子なら久し振りに富士山が見れそうだ。ここ2年ほど、新幹線で東京には何度か行っているけれど、一度も富士山の姿を見ていないのだ。そして、それから1時間と少し経って・・・・





12:26 大井川と富士山
ちょっと雲が邪魔だけど・・・・





12:28 正面から



 その後、13時過ぎに東京着。そのまま、駅前の新丸の内ビルで2時間ほど打ち合わせをしてから・・・・、東京駅内の店で反省会。帰りののぞみに乗ったのは18:00頃だった。

 空は相変わらず晴れているのだが、どんどんと暗くなって行く。夕方の富士山の姿も観たかったのだが・・・・、間に合うだろうか・・・・。ちょっと、のんびり飲み過ぎたことを反省し始めた時、何とか見えた。





ちょっと、コンデジでは限界。手振れを防ごうと窓ガラスに手を固定したら、のぞみの振動を拾ってしまった。






 
 帰宅は夜の11時頃。随分疲れた出張だった。



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羅生門             2015.03.15.(3)

2015-03-27 22:29:58 | 山、花、山野草




 ちょっと早いが帰路についた。北に向かうか、南に向かうか迷ったが、行きに通るはずだった草間台地を北上して帰ることにした。途中の登り坂の見慣れた風景・・・・



   
スズシロソウの群生とかキビシロバナタンポポ



 途中、草間の蕎麦屋の前を通ったが、午後の3時を越えていて多分、店は終わっているだろう。そのまま北上した。

 満奇洞に寄ろうかととも思ったけれど、木になっていた羅生門に寄ってみることにした。どんなところか、全く知らなかったが車を降りて歩いて行くと、説明の書いてある看板が立っていた。







 要するに、鍾乳洞のなれの果てらしい。浸食され過ぎて崩れてしまった鍾乳洞なのだ。その崩れてしまった穴に向って下って行く。




      



 第一門が見えてきた。アーチだ。上には木が生えていて歩けるらしい。でも止めとこう。門の向こうにも木が生えているのが見えていた。

 道はどんどんと下っていて、周囲の植相を見ながら歩いて行くのだが、大したものはない。




たった一輪の節分草

ほかには、ユキワリイチゲとかイチリンソウの葉がちらほら見えているが、花の姿は無かった。陽当たりが悪いのだろう。


 第一門の下まで来た。





見上げると上から水がボタボタと落ちてくる。


 さらに下って行くと大きな洞穴があって・・・・







 中に入ると、穴の向こうが見えていた。










ちょっと不気味だ。人の骨でも転がっていそうだ。



 来た方を振り返ると第一門が見えている。あの道を下ってきたのだ。



      



 その先にまた門があり、中に展望台があった。



      






木製の台の上にはまだ雪が残っているようだ。



 そして、最後に穴は地中に入り込んでいた。探検はここまで。ここには珍しい苔が生えているということだが、早春の花はほとんど咲いてはいなかった。








おわり。


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ケスハマソウの谷の奥          2015.03.15.(2)

2015-03-26 22:19:47 | 山、花、山野草




 石灰岩質の谷は続いている。石は苔に覆われていて、その隙間からケスハマソウが生え花を付けている。




ケスハマソウ、ヤマアイ、スズシロソウ、カタクリ、オオキツネノカミソリ?



      














 ほとんど毎年、この時期に歩いて花を眺めているのだが、違う時期に歩いても新しい発見が沢山ある楽しい場所だ。


















ちょっと咲き疲れている?













 随分と奥まで歩いて行くと・・・・








 こんな場所もある・・・・




セツブンソウ



   
セツブンソウとユキワリイチゲ



 この辺りに確か、居たはずなんだが・・・・、これこれ。



   
キバナノアマナの葉
膨らんだところには蕾が隠れている



 この辺りから奥に入り込む。





白い花のユキワリイチゲ





アズマイチゲ


























 ユキワリイチゲの群生する場所に出た。











青紫







































 さて、これで満足。来た道を引き返して車に戻る。

 その途中、谷の大きく崩れた場所を見上げてみた。カタクリが一番早く咲く場所なのだが、このところ崩落が酷いのだ。





凝視する。見えるかな・・・・


 写真の一部を拡大。











 今年も此処ではカタクリが咲き始めているようだ。いつもなら岩壁を攀じ登って写真を撮るのだが、今回は止めておこう。今年は厄年だからただでは済まないような気がした。前年、前厄であのザマだったからな・・・。







 車に戻り、帰路に着いた。




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03.25. オキナグサ              2015.03.24.

2015-03-25 07:24:08 | 

オキナグサ



 その後の1週間でオキナグサは随分生長した。





今にも咲きそう。


 ひょっとして、昼間は開いていたりして・・・・。これから東京へ出張。




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降りるICを間違えて向ったのは・・・ケスハマソウの谷          2015.03.15.

2015-03-24 22:28:29 | 山、花、山野草




 ミノコバイモの自生地をチェックしてから高速に戻り、西に進んだのだが・・・・、ナビは北房で降りろといっている。でも、自分の記憶ではその次なんだが・・・・。ぎりぎりまで迷って北房を通過した。

 けど大間違いだった。次のICから目的地に行くには1時間以上の時間のロスだ。仕方なく予定を変更して、ケスハマソウの沢山咲いているであろう谷を目指すことにした。車を谷への入口に停めて歩いて行く。





ここのケスハマソウの花はこんな感じのものが多い。


 人通りが多かったので、ピンク色の濃いものは持ち去られたのだと聞いている。でも、今や白系のケスハマソウの咲く谷と思えばその方が面白い。








   



 
 奥へ歩いて行くのだが、いつもより花数が少ないような気がしたが、ちょっと早目なのかもしれない。既に咲き付かれたような花も見掛けるが、蕾の方が多いのだ。














 時々、ちょっとピンクがかった花を見つける。








 ちょっと拡大。





この位の色がこの谷では精一杯だ。












やはり、ケスハマソウの満開はもう少し後のようだ。






カタクリはあと1週から2週といったところだろうか・・・・




 道端のユキワリイチゲは谷に入ったばかりの頃は蕾だったが、晴れ間が出て気温が上がったので開き始めた。








      

     道端のニリンソウの芽生え・・・・



 まだ、谷は奥へ続いている。








つづく。


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ふと気が付くと、ケスハマソウの季節             2015.03.13.

2015-03-23 22:36:11 | 山、花、山野草
      



 ユキワリイチゲやコバイモを追い掛けていたが、ふと気が付くとケスハマソウの季節だ。岡山に遠征する前に、地元の様子を見ておこうと午後から家を出た。

 天気は晴れたり曇ったり。








 
      



 咲いてはいるけれど、やっぱりちょっと早かったね。あと、1週遅くても良かった。斜面にはケスハマソウの葉だけが沢山見えていた。蕾が上がって来ている途中。







 でも、この季節はいろいろな花が一斉に咲くから、来週、此処に来れるとは限らない。










蕾も可愛らしいけれど、六甲山系のケスハマソウの特徴は蕊が赤いところ。だから蕾が開いてくれないと・・・・





















 やっぱり、まだ早いね。来週くらいが一番良さそうだね。満開の少し前くらいが綺麗だ。来れるかな・・・・





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3週間訪ね続けたミノコバイモの斜面              2015.03.08-21.

2015-03-22 23:07:05 | 山、花、山野草




 3週間連続で観察しているミノコバイモの咲く斜面がある。最初は3月8日で、まだ寒くて節分草が咲き残っていた時期だった。





もの凄い数の節分草だが、近づいて見ると盛りを過ぎていた。










おまけに前夜の雨で花はボロボロ。


 ミノコバイモは一葉のものがパラパラと見えてはいたが、僕には蕾は見つけられなかった。


 その翌週の3月15日、同じ斜面に行ってみると・・・・




















数は少ないし、開ききっていないホソバナコバイモのような蕾が多かった。









何故か横を向いて咲いていたミノコバイモ



 仕方なく翌週に期待して、斜面に沢山出ているキバナノアマナの蕾を探すことにした。







   





来週にはキバナノアマナも咲いているはずだ。



 そして、昨日の3月21日、とうとうミノコバイモは盛りを迎えた。




      








 キバナノアマナもユキワリイチゲもヤマエンゴサクも・・・・












 3月21日の様子は後日、また。



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梅と椿と・・・チャワンタケ              2015.03.14.(2)

2015-03-21 07:29:58 | きのこ など




 この所、週末は遠征が続いていたので、土曜日は自宅近くの梅の花を見に行くことにした。そろそろ、見頃の筈だ。小高い山の中腹にある梅林には沢山の種類の梅が咲いていた。













 夏には斜面は雑草に覆われてしまい、歩くのもままならないようになってしまうのだが、まだ草は伸びてはなくて歩きやすい。




   

   































   









 斜面を下って行くと桃色の濃い梅の花が沢山咲いていて・・・・










ジョウビタキがとまって鳴いていたが、うまく写真にな撮れなかった。



 それから斜面を登って道に出て山を登った。毎年、覗いて見るヤブツバキの下・・・・、いる、いる。



























ツバキキンカクチャワンタケ




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毎年の事だけど、早春の庭 2015              2015.03.14.

2015-03-19 23:01:42 | 


 

 毎年、3月の中旬になると庭の植物が活発になるんだ。だから、仕事から帰った夜に懐中電灯を持って庭を散策する日が続く。明るい内に見て廻れればいいのだけれど・・・・、朝、少し早く起きて散策できれば良いのだけど・・・・

 今日は土曜日。久し振りに庭をじっくりと見て廻った。








ケスハマソウ
これは、去年、能登にケスハマソウを見に行った時に現地の店で買ってきて地植えにしたもの。


 自宅近くにもケスハマソウは咲くのだけど、紫色系のものはないから、特に紫に拘って買い求めた。いずれ、新潟か佐渡にオオミスミソウを見に行きたいと思っている。でも、しばらくは無理なんだ。

 

 次は庭に溢れているオダマキのプランターの様子。




乙女風鈴オダマキx深山オダマキ・・・・多分。





白花蝦夷深山オダマキ





早池峰オダマキかな・・・・
キクバナイチゲの葉が写ってしまった・・・・




深山オダマキ
周りの緑の葉は白花のウツボグサなんだよ。植えた覚えがないんだけど・・・・


 
 次は今が季節だから・・・・、クリスマスローズ。

















ちょっと、野菜、セロリの感覚だ・・・・

















クリスマスローズは、庭では茂っているという感じ。















 クリスマスローズの近くの日陰になる辺りには和蘭を植えてある。










春蘭
花を沢山付けているけれど、上空を覆うはずの辛夷の木の元気がなくて陽が当たり過ぎ。花柄が伸びずに格好悪い。


 その近くにはキエビネが沢山植えてあって・・・・















花芽を沢山、地面から覗かせている。
幾つかは花芽が付かずに葉芽を上げているけれど、来年はきっと・・・・


 昨年末に10株、植えたサルメンエビネも元気にしている。







 育ちの早いものには蕾の姿が見え始めている。5株はプランターに植えてあるので、今年は自宅で花を咲かせるけれど、来年は勤め先の庭園に移植する積りだ。

 これからしばらく、自宅庭が楽しい日々が続くはず。

  


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庭のオキナグサ              2015.03.01-18.

2015-03-18 23:11:12 | 

03.01.



 もう、3年前のこと。岡山で節分草自生地を管理しているSさんと話をしていた時、自宅近くの川の辺りに昔はオキナグサが沢山咲いていたという話を聞いた。今はもう姿を消してしまっているけれど、当時、庭に移植したオキナグサは健在で種で殖えているということだった。そして、まだ芽の出ていない翁草の株を見せてくれたのだった。

 その時、花が咲いて種ができたら分けて下さいとお願いして、住所を交換した。正直なところ、こんなあつかましいお願いを本当に聞いてくれるかは自信がなかったのだが、夏ごろだったか種が沢山入った封筒が自宅に届いたのだった。それから、プランターを買いに行って鹿沼と腐葉土を適当に混ぜて入れ、たっぷりと水を含ませた後に種を播いた。

 それから3年。今年も芽が出始めた。去年の芽吹きがどうだったのか、はっきり覚えていなかったけれど、今年のは何か違う、と思った。それから10日ほどが経ってからプランターを見てみると・・・










オダマキ達は芽を大きくし始めていた。こういう時、葉の先にたくさん水滴を宿す。


 そして翁草は・・・・




03.10.
やはり、ことしの芽は太く育っていた。



 その後、寒さがぶり返して霜柱が立つ朝もあったけれど・・・・







 芽はどんどん育って・・・・




03.15.


 気温が4月後半から5月並みに上がった17日には・・・・




      



   
03.17.


 朝露が綿毛にたくさんついてきたけれど、これはやっぱり芽じゃなくて蕾だ。翁草の蕾の画像を検索するとやっぱり!!

 その翌日もまた朝から暖かくて、仕事に出るまえにプランターを見てみると・・・・





一日で随分と育っていて、もう明らかに蕾で花柄が伸びてきていた。









翁草



 蕾を数えると15個。これから凄いことになりそうだ。

 石の上にも3年。Sさんに報告に行かなきゃねぇ。。。


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帰り道 ユキワリイチゲの初めての場所、見いつけた!              2015.03.08.(5)

2015-03-17 19:39:29 | 山、花、山野草




 もう、予定していた場所は廻ったし、帰り道、蕎麦でも食べて帰ろうかと話しながら車を走らせていたのだが、助手席の友人が道の脇に白い花が咲いているという。僕は、「そんなこと言ったって、車を停めるスペースがないよ」と軽くあしらっていたのだが、友人は止まれ、停まれと五月蠅い。

 結局、100m程走ったところの路肩に停めて、カメラを持って歩いて行った。杉林の下が草原になっていて、その中に花が沢山咲いていた。近づいて見ると、それはユキワリイチゲ。広い範囲に群れて咲いたり、点在したりして咲いていた。









ユキワリイチゲ

色は薄いブルー。白くはない。


 砂地の林の下を歩いて行く。

















 群生というわけじゃないけれど、長さは200mくらい?の範囲でユキワリイチゲが咲いていた。












 広い場所の中には陽が当たっている場所もあって・・・・












 温かみのある夕陽を浴びて咲いていた。帰ろう。。


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ホソバナコバイモの咲く斜面に向かう道              2015.03.08.(4)

2015-03-16 22:14:36 | 山、花、山野草




 ホソバナコバイモの咲く斜面に向かう道には紅白の梅が咲いていた。午後の3時を過ぎたところだが、空は晴れて風もなく暖かい。梅の木の下まで歩いてきて見上げる。





凄い梅の花の香り・・・・
















今頃、こんな綺麗に晴れ上がるとはね。



 斜面について凝視する。コバイモの背丈は低いから、上から目線じゃ花は見つからない。腰を降ろして斜面を見上げると・・・・






おお、居たいた。









ホソバナコバイモ



 カタクリの咲く斜面にポツポツとホソバナコバイモは居て、花は咲き始めたところ。この調子では来週くらいにはホソバナコバイモの花も盛りになるに違いない。来週もこの場所に来て見たいとは思ったが、難しいだろう。どこかでホソバナコバイモの自生地を探してみる積りだ。



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