山から自宅に戻る途中、福崎に醫王寺という古い寺がある。そこには小さいながら山野草園があって、クマガイソウがこの時期、咲いていると友人から聞いていた。去年も雪彦山からの帰りに寄ったのだが、花のシーズンは終わっていた。
今年こそと思い、また寄ってみた。寺の空き地に車を停めて歩いて行く。
ウマノアシガタ(キンポウゲ)でいいのかな
坂を下り、道なりに進むと・・・・
奥に醫王寺の本堂が見えた。目指す山野草園は画像の右奥の石段を登った本堂の裏だ。
ユキモチソウとか
タジマタムラソウ?
如何にも植栽というかんじ。
そして・・・・
クマガイソウ
去年、山で自生のクマガイソウの群生を見たけれど、それに比べると随分と小さい。
でも、元気そうに咲いていた。
その他というと・・・・
ヤブイチゲ
これは聞いたことのないキンポウゲ科の花。
園芸種だろうか。イチリンソウの園芸種に似たものがあるし、実は自宅の庭にも勝手にポツポツと咲いている。春咲き秋明菊の中に少し、開花時期が早く咲くものに似ているのだ。種が完全に固定されていないせいなのだろうか。
ハルユキノシタ
これも以前、庭に咲いていた花。過酷な環境に耐えられず、消えてしまった。
小さな山野草園だったけれど、クマガイソウが見れたのはで良かった。今年もあと2ヶ所でこの花を見ることになるだろう。