今年のGWは10連休とは言ったものの何処にも行かず、自宅に居る。昨日まで長男家族が来ていて久し振りに孫の顔を見たような。
考えてみたら、僕は祖父に会った記憶がない。父方の祖父は僕が生まれた時には無くなっていたし、母方の祖父はどうなんだろう、記憶がない。
長男は夕張から千葉に転勤になったので、これからは会う機会は増えるのかもしれない。
さて、家の中も静かになったので今日は何をしよう。もう、季節を過ぎてしまっているかもしれないけれど、近所の低山を歩いてトリガタハンショウズルを
探しに行くことにした。
カザグルマ
家を出て20分ほど走り、過去にトリガタハンショウズルを見た辺りを歩いた。山道の脇の木にからんだ蔓の葉に集中して。
カンアオイ
自宅近くではあまり見掛けない
多分、トリガタハンショウズル
でも花は咲いていないし、花の跡もない。
トリガタハンショウズルは株が育ってきても、細い蔓が何かの拍子に折れてしまうと、翌年は花をつけなかったりするからな・・・
コバノガマズミ
山帰来
車に戻り、場所を変えた。ここは良く秋にきのこを採りに来る場所。この時期には見るのを楽しみにしている花がある。
フデリンドウ
そして・・・・、咲いていた。
トリガタハンショウズル
一輪だけ。もう、消えてしまったと思っていた株は生きていたようだ。でも、かつては沢山、花を付けていたのに・・・・
ふと思い出して、最初に見つけた株はまだ生きているのか探してみた。その株は林の中に入り込んだところにあったのだが。
やっぱりないな、と思ったけれど・・・・
驚いた。頭上、4mくらいのところにトリガタハンショウズルが沢山、花をつけているではないか。
90㎜しか持ってきていなかった。これで精一杯。
こんな大株でも、地面から出ている蔓はこれ一本だ。
歩き疲れたので、そろそろ帰ることにした。
アオダモ?