3連休の初日は年明け早々の出張、その後の来客や新年の宴会の疲れで何をしたかも覚えていない。2日目も天気は良くて、
自宅で愚図愚図しているような陽気ではなかったのだが、きのこどころか花も近所では咲いている筈はなく、何もすることを思いつかないのだ。
自宅の庭では日本水仙の花は沢山咲いている。そして、椿や侘助はチラホラといったところ。妻は知り合いとコンサートに出掛けた。
何をしても良い自由な時間、でも何も思いつかない。昼飯は外食にしようかとも思ったけれど、特に食べたいものもなくスーパーの弁当にした。
それから、家に溜まっていたダンボールやベットボトル、トレーなどを車に放り込んで捨てに行った。結局、3ヶ所を廻って廃棄完了。
その帰り道に当てもなく車を走らせると、随分、昔にブラックバスを釣ったため池の近くを通った。そういえば、そのため池の周囲に湿地があって、
サギソウやトキソウが咲いていたのだったが、アカヤマどうなっているのだろうか・・・・、そんなわけでそのため池を訪ねてみた。
ため池はそのままだったが、周囲の湿地は埋め立てられていて跡形もない。仕方なく、その奥のため池に移動。土手を歩いてみるが、
当然ながら土手は枯れ草に覆われていた。
これは何?秋に何が咲いていたのか想像する。アキノノゲシかな?この土手を歩いたのは20年以上前の、しかも夏前のことだ。さらに土手を進むと・・
これは何の花の跡だろう。見覚えがあるような無いような。草の丈は小さいもので20cm、大きな株では60cmくらいか。まだ、種が残っている。
見た目ではカワラナデシコに似ているような気がする。センブリのような気もする。でも、センブリは陽当りの良い乾いた環境を好むような・・・
それなら、イヌセンブリだろうか?ため池の土手と言っても高さが無くて増水すると水が溢れそうな場所だ。
考えても分からないので、忘れなかったら花の時期にまた、この場所に来て見るしかなさそうだ。それにしても懐かしい場所だ。
この野池のさらに奥まで、以前はなかった道が造られていた。まだ、暗くなるまでには時間があるのでぶらり歩いて行った。
辺り一面の枯れ野原。ドライフラワーが並んでいる。
アレチノギク? オオアレチノギク?
分からない。
セイタカアワダチソウ
これは分かる!
ヨモギ?
何だこりゃ?鳥の巣かと思ったけれど、何かの枯れ草。
チチコグサ?
奥の野池まで歩いて行ったが、これまで歩いたことのないため池だった。道から見えないような野池があったんだな、と今さらに思う。
そろそろ、暗くなりそうなので車に戻り帰宅。気になっているのは土手のセンブリのような花の跡。。。。