今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

前週に開き切っていなかったをエビネを訪ねる      2018.05.13.(3)

2018-05-31 22:18:28 | 山、花、山野草





 カザグルマの自生地を離れ、レンリソウを観察してから一時間、県境を越えて走った。先週も訪れた森に傘を射して、
入り込んだ。まず、最初は半分しか開いていなかったキエビネの様子を見る。場所はGPSに記録しているから迷うことはない。

それにしても、キエビネな目立つなぁ・・・




キエビネ
やっぱり、満開になった。








 その近くにジエビネが咲いている。


















ジエビネの向こうに見えているのは・・・・




タカネエビネ
咲いている。前週はつぼみだった。








 これで、今日の目的は半分は達したかなと思うのだが、更に傘をさして深い森の中を彷徨う。




        

先週も写したキエビネ。ちょっと盛りは過ぎたかな・・・・、でもまだまだ大丈夫。





キエビネ
隣の株がナツエビネなのが笑える。夏にはナツエビネの花とキエビネの葉でも写そうか。迷って辿り着けない可能性は大。



 これでこの場所を離れて、先週はつぼみだったキエビネの大株の様子を観に行く。途中・・・・











ジエビネ



 それから、明るい獣道を歩いて・・・・





キエビネ



 やっぱり、咲いていた。大満足だが、ここで一度、車に戻って少し大きく移動することにした。今日がエビネの観察の、
今年最後の日になるだろう。


 あ、ナツエビネは別だけどね。



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絶滅危惧Ⅰ類 レンリソウ      2018.05.13.(2)

2018-05-31 08:12:24 | 山、花、山野草

レンリソウ



 カザグルマ自生地から西に走る。その途中の田園地帯の真ん中で友達が突然、停まってくれと言う。
慌てて路肩に停まろうとして脱輪しかけた。どう見たって田んぼと畔と土手に草が生えているだけ。

 その草叢の中に絶滅危惧Ⅰ類、レンリソウが咲いていた。




    
レンリソウ



 実はレンリソウを観た時に、あれ、紫色?!と思った。伊吹で見たレンリソウは黄色かったと思ったのだが・・・・、
それはキバナレンリソウだった。記憶から「キバナ」が抜け落ちていた。帰宅から調べてみると、ヨーロッパの牧草が日本に
帰化したのがキバナレンリソウで伊吹山にしか咲いていないらしい。

 さて、レンリソウだが、まるで小振りなスイートピーといったところ。









        










 周囲の草叢にはカラスノエンドウも咲いているから、探すのは厄介だ。でも、一度見つけると次々に花を見つけることができた。
最初に眺めたセタカアワダチソウの中のレンリソウに眼がとまるようになる。

 花の時期だけしか分からない、貴重な花だ。

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人生、初めて自生のカザグルマを見る      2018.05.13.(1)

2018-05-30 22:43:20 | 山、花、山野草
        
        シャクヤク



 朝の6時半、母の家の庭でシャクヤクの花の写真を撮っていた。昨夜の母の話だとしばらく咲かなかったシャクヤクが綺麗な花を咲かせたとか。
実は随分前に母の庭に植えたシャクヤクが枯れてしまい、2年前に僕が新しく植えておいたものだった。去年は花を付けず、今年、やっと開花した。
喜んでくれているのだからそれで良いのだが、新しく植えたことを忘れてしまっているのはちょっと残念だ。

 今日は朝、七時に友達の家に行き県北のカザグルマ自生地に行く予定。まだ時間に余裕があるなと思って庭で写真を撮っていたのだが、
携帯が鳴り、友達から同行するもう一人がもう待っているから早く来いとの連絡。慌てて出発した。

 10分ほどで友達の家に着き、二人と二人の荷物を積んで走り出した。カザグルマは僕のあこがれの花なのだが、自生しているのを見たことがない。
それで無理を言って友達に案内してもらうことにしていた。

 暫く西に走り、北上。土地勘は全くなく、言われるままに走る。一時間後、川の脇の駐車場に車を停めた。朝からどんよりしていたけれど、
車を降りて歩きだした時には雨が降り始めていた。しばらく河原を歩いて行くと土手の斜面にカザグルマは咲いていた。





カザグルマ



 春に土手の草刈りをした後に芽を出して葉を茂らせて花を咲かせているのだろうか。立ち木に這い上がる姿を予想していたので驚いた。
近づくと・・・・


















ちょっと盛りは過ぎているのだが贅沢は言っていられない。



 これが人生、初めての自生のカザグルマとの出会いなのだから。自宅近くにも白いカザグルマは咲いていたらしいが、今は絶えたらしい。
斜面を少し登ると木陰にはこんなものも。










        

友達に聞くと、去年より随分、花数が少ないとか。カザグルマにも当たり年とかがあるのかもしれない。



 花の状態も良くないし、この日は訪ねる予定の場所が沢山あったので、此処は早々に切り上げることにした。車に戻り、また一時間後。








 車道からそれほど離れていない小川の斜面を眺めていた。ここのカザグルマも淡い紫色。水色と言った方が良いのかもしれない。






斜面、一面にカザグルマは這い上がって葉を広げている。このくらいの規模にならないと花は咲かせないのだろうか。。。
自宅のプランターに植えたカザグルマの彦生えが花を付けるのはいつになるのだろう。ま、いいか。








   
        







小川に沿って、脇の斜面に花を咲かせていた。



 その小川を遡って行く。






ギボウシの仲間とか、ラショウモンカズラの咲き残りも見える。




カザグルマ
間近に咲いていたカザグルマ。



 小川のすぐ近くの斜面を見ると・・・・





フキ、ゼンマイの他にイカリソウの葉が見えている。それと、あの黒っぽい葉はヒカゲスミレかな・・・・











この辺りはトキワイカリソウとバイカイカリソウの分布が重なっているらしく、両者の交雑した珍しいイカリソウが咲くらしい。
写っているイカリソウもひょっとしたら交雑種なのかもしれない。


 さらに川を溯って行くと、驚いたことに白い花のカザグルマが咲いていた。




カザグルマ



 聞くところによると、カザグルマにはシロを基調としたもの、水色のもの、それに赤味が加わったものなど、咲く土地によって
色合いが微妙にことなるらしい。それらを掛け合わせて園芸種のクレマチスが作出されてきたのだとか。

 この場所のように自生のカザグルマの白花と水色が近くに咲いているのは珍しいらしい。ひょっとして、誰かが白花を植えた
という可能性もある?こんなところでそんな酔狂をする人も居ないか・・・・、でも、僕ならやりかねないな。

 雨が酷くなってきたので、この場所も撤収することにした。まだ、午前10時になったばかり・・・・


つづく。

佐度の最終日の報告はこの日の報告の後で、また。乞う、ご期待。



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夕陽の海岸で       2018.05.01.(7)

2018-05-30 08:09:46 | 山、花、山野草

17:40



 夕方のようでまだ夕方じゃない。露出オーバーにならないようにするとこんな写真になってしまう。









 ホテルに着いてから荷物を部屋に運び、風呂に入った。誰も入っていなかったのは意外。連休だし、人気のホテルのはずだったし。
でも、ホテルの駐車場がガラガラだった。というか、最初の1台??って感じ。ま、いいか。

 風呂は広くて明るくて気持ちよかった。部屋に帰ってからビールを飲みながら眺める夕陽。まだ、夕焼けになるには時間がある。





友人は今日、撮った写真をiPad proに写して自己満足の世界に入っている。


 僕は姫が沢登山口からの山行が不本意だったので、写真を見直す気にはなれないで海を眺めていた。


 18時を過ぎてから、そろそろ、カメラを持って海岸を歩いてみないかと友人を誘う。そのまま、食堂に行きバイキングを楽しめば良い。











もう直ぐ、陽が沈むっていうところなのだが、海上に雲があって夕陽が燃え上がらない。何ってこった。。。。



 晩飯のバイキングではサザエばかり食べていた。



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過ぎ去りしスプリングエフェメラル 夕陽の海岸へ    2018.05.01.(6)

2018-05-29 21:57:25 | 山、花、山野草
 オオルリの囀るのんびりしてからザックを置いたまま先まで歩いてみたが、状況は変わらない。山道の脇の下り斜面に
少し花が咲いているだけ。友人にその先の様子を観に行ってもらい、景色を眺めていた。友人は思いの外、早く戻ってきて何も咲いていない、
とのこと。

 この道筋の春は足早に通り過ぎて行ったのだろうか。情報通り、神子岩の先にオオミスミソウが固まって咲いていたけれど、終わりかけ。
元々、山頂まで行く積りはなかったので引き返すことにした。少し下り、神子岩辺りの花を確認する。




シラネアオイ




    





ハタザオの仲間 調べていない・・・・





シナノキジムシロ









 それから、白雲台方面の展望をもう一度、しっかりと確認して・・・・















 下ることにした。まだ、午後の1時を過ぎたところだが、潔く下る。






また、カタクリロード。




エゾエンゴサク





コブシ





キクザキイチゲ



 期待外れで、かなりがっかりしていた。それで、ひたすら下った。

















登る時も写したオオミスミソウ。こんなの序の口と思っていたのにな・・・・



        
        ヒロハテンナンショウかな、分布を調べなければ・・・・






のんびりと眺める新緑の森











夥しい数のオオミスミソウの新緑。道の両脇がオオミスミソウの緑の壁になっている場所もあったり・・・・



 この姫が沢登山口から金北山への登山道を歩こうと思ったのは、実は佐渡トレッキング協議会の作成した小冊子、「四季の佐渡」
の中のN氏の書いた紀行文を読んだからだった。そのN氏の住所は広島県福山市となっていて、不思議な縁を感じた。そして、
福山の友達から佐度の花に魅せられて福山から佐渡に移住した知り合いがいると聞いたことがあることを思い出したのだ。
案の定、N氏と友達は知り合いだったのだ。世間って割と狭い・・・・

 その友達にN氏に連絡をしてもらい情報を貰ったのだけれど、佐渡に来てから連日、快晴の日が続いて一気に花は咲き終わったの
かもしれない。一番、オオミスミソウの葉が多かった場所はかなり下の辺りだから、四月始めくらいが良かったのかもしれない。
いずれ、サンデー毎日になったら雪辱戦をしなければと思いつつ、午後三時に登山口に戻った。

 この日の宿は相川の海沿いにあるホテル。宿に向かう途中のコンビニでまた酒などを調達してホテル前の海辺に車を停めた。














 この海岸からの夕陽が綺麗だということで決めた宿だ。夕陽の時間前に一風呂浴びて、ビールを飲もう。


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神子岩から上は花畑?        2018.05.01.(5)

2018-05-28 22:32:55 | 山、花、山野草





 神子岩からの風景を楽しんでから、さらに上を目指した。金北山の山頂まで登る積りは元々無かったのだが、
実は姫が沢登山口から登って来る途中で、谷を挟んで反対側の白雲台でガイドをしている筈のN氏と携帯で話したのだ。花は神小岩
から登った所に咲いているはずだとのこと。




シナノキジムシロとかスミレ




スミレサイシン


 傾斜はかなり急だったが登って行くと・・・・




    





オオミスミソウ
本当にオオミスミソウの花が咲いていた。でも、盛りを過ぎている。虫にも花びらを食いちぎられている様子。




      









    

ちょっと、ボロボロかな。















 オオミスミソウが咲いていたのは、ほんのちょっとの間で、それから先に咲いていたのは・・・・









    





フデリンドウ
実は今年、初めて見る・・・・


 そこから少し登った所で昼飯を食べることにした。山道の脇の平らな場所で見晴らしも良い。






遠くの枯れ木の枝に青い鳥がとまっている。




    

飛んで行ってしまった。





昼寝でもしたい気分だ。




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じゅんさい池から神子岩へ 絶景!        2018.05.01.(4)

2018-05-28 20:25:58 | 山、花、山野草
じゅんさい池を過ぎると少し植生が変化したて来たなと感じたところで、まだ花の残ったオオミスミソウを見つけた。



    



 そこから少し道が下り坂になり、オオミスミソウの花がポツポツと咲いていた。














カタクリも・・・・




ユキザサのつぼみ



 理由は良く分からないけれど、この辺りには残雪が遅くまで残っていたのだろう。今はもう何も残っていないので想像するだけだ。
そして、カタクリの花が道の脇に咲くようになってきた。









        









 道は沢の脇を通り、ブナ林に続いていた。









ブナの新緑



 そして、ブナ林を抜けるとカタクリロードとなる。











あっ、白花、と言ったのは友人。僕はというと、バテ気味で花を探す余裕が無くなってきている。




        
        赤い色素を残す白花のカタクリ









    
オオミスミソウも少し混じる



 落ち葉に覆われた残雪がところどころに見えている。ようやく花の咲き残っている場所に着いたのだろうか。














 
 残雪が山道を覆っている場所を越すと開けた場所に出た。





神子岩



 風が強くて飛ばされそうなくらい。でも、絶景だ。









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05.26. キキョウソウって、最近・・・・      2018.05.27.(2)

2018-05-28 07:07:55 | 





 キキョウソウが好きで庭で育てている事は何度か書いてきたと思う。その前に勤め先でもキキョウソウは花が終わるまで
抜かないように庭園管理の人にも頼んでいたりして・・・・

 キキョウソウに初めて出会ったのは10年くらい前のことだったと思う。でも最近は出会うことが随分と増えてきた。帰化植物らしいけれど、
綺麗だし、自分の好みでもあった。先週の熊本出張の時も訪問先の会社の敷地に沢山咲いていてびっくり。僕としては大歓迎だけど・・・・



    








 これだけ出先で見ることができるのだったら庭で保護している意味も無いかなと思い始めた。でも、アカバナユウゲショウと同じで、
排除する方が難しい存在になってきているのかもしれないな。まあ、庭の他の雑草を仲良くしてくれれば、こっちは事を荒立てる積りはない。




    
左:アカバナユウゲショウ    右:ヒメフウロ
どちらも庭で強硬に居場所を主張している花たち。







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05.26. その後のベニバナヤマシャクヤクなど         2018.05.27.

2018-05-27 07:55:24 | 




 その後のベニバナヤマシャクヤクはというと、最初に見た日は神戸に行く途中、それから戻ってきた夕方、
見たけれど状態はほとんど変わっていなかった。そして二日後の昨日の朝もこんな状態。山でみるベニバナヤマシャクヤクは、
パカッて開いてじきに散ってしまう印象だけれど、庭のはそうでもないようだ。そのかわり、小さなつぼみだった方も・・・





開きかけ。




ベニバナヤマシャクヤク



 庭では特に大きな変化はないけれど、またひと回りしてこよう。










ニオイバイカ
満開になって、もう匂い過ぎ。










ニシキウツギ
こっちも満開をすぎて散り始め。




銀梅花
完全に盛り過ぎ。


 
 花木の後は草関係。



ペンステモン
満開。今が一番良い時期。この後、種が秋に熟すまで突っ立っている。




春咲き秋明菊
この命名はどうなんかな。葉も花もいかにもキンポウゲ科。イチリンソウに近いよね。







    
八重のドクダミ
随分殖えてしまった。でも、プランター内なんで放し飼いにはなってない。









京鹿子
二色、咲き始めだからまた近いうちに・・・・


    




宿根スイートピー
隣のアパートとの境に植えてある。この後、オーシャンブルー、琉球アサガオが育ってきてスイートピーを覆ってしまうはず。


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栗ヶ沢への分岐から金北山へ向けて        2018.05.01.(3)

2018-05-26 22:56:44 | 山、花、山野草




 
 昨夜は同僚の送別会で、いささか飲んでいて沈没してしまった・・・・

 「たて池の清水」というのは姫ヶ沢登山口からの道と栗ヶ沢登山口からの道の合流地点にある小さな池の名なのである。
その三叉路には何故か、シラネアオイが沢山咲いていた。植栽とは思えないのだが・・・・。
そこを左に曲がり金北山方面に進む。平坦な明るい道が続く。まるでハイキング気分だ。




オオミスミソウやカタクリの葉
かなり前に花は咲いてしまっているようだ。




アオキ?





オオミスミソウの葉
登山道の両脇には沢山のオオミスミソウの若々しい葉が沢山見えていた。かなり前に花盛りだったのだろう。



    
オオイワカガミやシハイスミレの花




    
ミヤマシキミの花





ミヤマシキミの花と実?





ニシキゴロモ
丁度、二色。


 高低差があまりなくて楽なんだけれど、ちょっと退屈な道。











オオイワカガミ





ヒトリシズカ





セリバオウレン、カタクリの花後、そしてツクバネソウ




    



ナツトウダイ






そして、横山登山口からの道との合流点に到着。所要時間は40分。普通に歩いていたら30分くらいでは歩けるのかな。





さらに進む。


 今まで、スミレの写真をあまり載せていなかったけれど、佐渡にはスミレの花も沢山咲いている。でも、名前が分からないから・・・








 それから10分ほどで・・・・





 




 ジュンサイ池に池に到着した。気温もかなり上がってきて汗が出るし、オオミスミソウもカタクリもかなり前に咲き終わっている様子。
これからかなり高度を上げないと目的の花には出会えないのかもしれないと思いつつ、前に進んだ。


つづく。


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姫が沢登山口から        2018.05.01.(2)

2018-05-25 22:54:59 | 山、花、山野草
 昨夜は寝てしまいました。🙇
 

 白雲台へ向かう道から姫が沢登山口に向かう分岐点は見つけ出すのが難しくて、それは前日にレンタカーのナビにマークをしていた。
その場所から道を右に折れて無舗装の道を進んだ。小さなダムを二つ過ぎて、そろそろ登山口に着く頃だと思っていたのだが、道は
どんどんと標高を上げて行くのだった。

 今回の旅では、ガーミンのGPSも起動させているし、試しにスマホのGPSアプリも使っている。それで確認すると姫が沢登山口はとっくに
通り過ぎていることになる。

 それを確認してから引き返した。スマホのGPS機能を使っていても圏外だとあんまり役に立たないことが分かった。そして、戻る道筋で
沢の脇の岩壁に人工的な段差があることを見つけた。確認しに行ってみると・・・・




姫が沢登山口
見つけた‥‥


 
 車を狭い道の僅かな路肩に停めて、支度をした。といってもスパッツを着けるくらいなのかな。それから出発。









    
チゴユリ



 登山口から登り始めると、早速にチゴユリが一面に咲いた斜面に出会った。











トリガタハンショウズル
こんなところで出会えるとは思っていなかった。




シラネオアオイ



 沢沿いの道は有ってないようなもの。雨の度に崩れるものだ。それでもポイントには赤いテープが貼ってあって迷うことはないが、
嬉しいような、悲しいような。それでも迷子にはならずに済んだ。

 道はかなり険しい。ロープが張ってある場所も続いていた。




    
登山道の続く右側を辿る。









        



 沢を登って行くと谷の両側をニリンソウが覆うような場所に出た。そして、足元に咲く花を見ると・・・・



    










ズダヤクシュ



 しばらく、急坂の沢沿いの道を進んだ。






























最初のチェックポイント「たていけの清水」


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佐度、再び。 敷島荘から姫が沢登山口へ    2018.05.01.(1)

2018-05-24 23:10:13 | 山、花、山野草
 そろそろ、佐度の報告を再開しなければと思いつつ、仕事が始まるとなかなか難しい。でも、始めないと記憶が・・・・

 漁師の宿、敷島荘の布団の中で目覚めたのは何時だったのか覚えていないが、前夜は疲れていたのと随分飲んで酔っていたので、
早々に寝てしまったから朝、早くから目覚めていた。朝、七時には朝食を食べに階下の食堂まで降りる用意を済ませて、窓から
海を眺めていた。





前の波よけの上に中型の鳥、多分、猛禽類がとまっているのだが良く見えない。カメラで撮って拡大したら分かるかと思って
撮ってみたけれど、やっぱり分からなかった。


 さて、朝食。





ここの食事は、昨夜もそうだったけれど、品数豊富でそれぞれの量も適度なのが良い。自分としては珍しいことに、朝からご飯を
お替りした。





高級感には欠けるけれど、トイレも綺麗じゃないけれど、でも、食事が美味しいのでお勧めの宿です。


 宿を何時に出たのかは覚えていないけれど、宿で時間を潰すくらいなら早く山に行こう!と言ったのは覚えている。
八時くらいには清算をして荷物を運び出し出発したと思う。宿を出てからしばらく走った所にあるコンビニで昼飯のおにぎりとお茶を
買い込み、前日に走った白雲台への道を走った。

 その途中、視界の端に青い花が沢山咲いていたような気がして叫ぶ。「停まって!!」。友人が運転していて、僕が助手席に座ると
いつもこんな感じ。2人して車を降りて見に行くと・・・・












見たことのない、青い綺麗な花だ。花をみると茄子の花に近い。










帰宅後、調べる。 ポリジ
この青も良い。


 その脇には同じような白い花。










アルバ ?



 道の脇の畑から下る斜面に咲いていた。これはどう見ても誰かが植えたものなんだろう。とは言え、朝から幸先良い。
気分良く、佐渡で歩くのを一番楽しみにしていた姫が沢登山口を目指した。

 
 今晩はこんまでで、よかろうもん。


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05.24. ベニバナヤマシャクヤク         2018.05.24.

2018-05-24 08:15:37 | 
 今週は出張続きで庭の様子を見る余裕がなかった。というより、見たいと思いつく余裕もなかった。
今朝、朝飯を食べているときにふと、ベニバナヤマシャクヤクはどうなっているのかと思い、庭に出ると・・・・





咲きかけている。

 今日は予報では晴れで日中、気温も28度くらいに上がるというから、間もなく開いて、下手をしたら明日には散っているかも。







 今日は出社して2時間ほどで神戸に外出しなければならないから、行く途中に様子を見てみよう。都合の良いことに自宅は神戸に行く道の脇にある。



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東京出張 思い出のパチンコ屋とモモクロ  2018.05.21-22.

2018-05-23 23:02:13 | その他




 のぞみは滋賀県の田園地帯を走っている。この日から一泊二日の日程で東京に出張。最初の日は午後6時からの会議
ということで、自宅近くの高速バスに昼前に乗った。昼飯は新大阪でマクド(関東じゃマック?)のダブルチーズバーガーセットを
スマホのクーポンを使って550円で買い車内で済ませた。

 この日は良い天気で伊吹山も良く見えたし、富士山も。。。







 会議はお台場近くのビルで1時間ほど。それからその日の宿の予約を入れてある水道橋へ向かった。予約したホテルは東京ドームホテル。
チェックアウトが11時と遅いのがその理由。翌日の会議は13:30からなので、早くホテルから追い出されるとかなり困るのだ。

 ホテル近くの中華料理屋に入り生ビールと五目あんかけ焼きそばを食べ、コンビニに寄って夜のアルコールと朝飯+昼飯を買い込み、
ホテルにチェックインした。翌朝はちゃんと朝は起きて、いつもの朝ドラを見ながらバナナ1本と野菜ジュースの朝飯を摂った。
それから会議資料のチェックとかメールチェックなどをして時間を潰す。11時近くなってから一応、フロントにチェックアウトを遅らせる
ことが可能か、聞いてみたが駄目とのこと。相変わらず、外人の団体さんとか沢山予約が入っているのだろう。

 11時にチェックアウトを済ませて駅に向かって歩いていると、変わった衣装を着た人たちが列を作っていた。こっちは時間が余っている
ので、その行列の先に何があるのかを確かめに行くことにした。いいトシして暇なオッサンだけど、本当に暇だったから・・・・。





行列はドームホテルの前の広場まで続いていた。




        



 広場の反対側には東京ドーム。どうも、モモクロのコンサートがあるらしい。










コンサートのチケットを買いに来た人たちなんかな。いろんな色のハッピを着ていたり、グッズを持っていたり。若かったり、
年寄夫婦だったり。


 駅に向う道は行列の脇を逆方向に歩くことになる。




        








 それにしても今日は火曜日。平日の昼間にこれだけの若者が・・・、中にはオッサン、オバハンもいるんだけど、行列しているってのは
不思議な光景だ。日本は本当に平和な国なんだなと思う。





行列の最後尾辺りで列は折り返していて車道からは見えなくなっていた。丁度、その辺りにベンチがあったので座ってスマホで検索。



 直ぐに分かった。「ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four-in 桃響導夢-0522」。東京って凄いな。
行列の正体が分かったので水道橋の駅に向かった。

 その後、大学浪人時代に通ったパチンコ屋探しをすることに。前回はお茶の水駅周辺を探索して「人生劇場」がまだ残っていることを発見。
今回は水道橋駅前にあった「ミトヤ」と「後楽園ホール」を探すことにした。二つの店は隣り合っていた記憶でミトヤの方が繁盛していた。
駅の周りを1周してみると・・・・





道の角の店がミトヤと書いてある。でも、昔の記憶では角にあったような気がしないのだが・・・・。で、道の奥まで歩いてみると、もう一店。



        

こっちはB館と書いてある。これが昔のミトヤなんじゃないかな。そして、後楽園ホールは無くなっていた。ひょっとして、
ミトヤに買い取られたのかもしれないと思った。ああ、暇。。。


 その後、東京駅前のビルで会議をする。3時間以上の会議なんて珍しい。それでも、駅前なので終了後、すぐにのぞみに乗って帰路に着いた。
そして、晩飯は久し振りの貝尽くし弁当とビール。







 今回の出張は天気に恵まれて、まず、伊豆半島手前で富士山が・・・・







 それから富士市周辺では・・・・





素晴らしい富士山の姿が見ることができた。


 帰宅は21:30 、翌日は熊本に行かなければならない。



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05.03. 庭のサラサドウダンなど         2018.05.23.

2018-05-23 08:12:07 | 

サラサドウダン



 ちょっと前のことになるけれど・・・・、佐渡から戻った日、庭のサラサドウダンが見頃になっていた。立つ前は今年は観れないのかな
と思っていただけに嬉しかった。












 山で見るのよりちょと色が濃いだろうか?口紅サラサドウダンという商標?で売っていた苗木を何年か前に植えた。サラサドウダンは
高原に分布する木という気持ちがあったので庭で育つのか分からず、40㎝ほどの小さな苗を2本。










それが一年に20㎝位の感じで大きく育っている。隣のドウダンツツジともう少し離して植えた方が良かったかな。


 サラサドウダンに似たものにベニサラサドウダンというのも山にはあるようだ。それは花が小さ目でウチの口紅サラサドウダンとは違う。





樺太八重オダマキ
存在を忘れていた。花が咲いて思い出した。地植え。







 そろそろ、熊本へ。


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