今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ケスハマソウの時期になると決まって見に行くものとは・・・           2013.03.25.

2013-03-29 21:45:57 | Weblog

ツバキキンカクチャワンタケ



 
 この時期、いつも決まってこのチャワンタケを見に行く。大きなヤブツバキの木があって、その木の下に椿の花柄やら実やら掃き集められたところに座り込んで探していると沢山見つかる。














 チャワンの下にはちゃあんと柄もある。







 
 もう少し後になって晴れた日が続くと、胞子がポアンと吹き上がったりする。この日は雨がぱらついていてちょっと寒かった。


 近くには春蘭が蕾を付けていた。













 今年は自宅の春蘭に蕾が付いていないから、山で楽しもう。



 



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瑠璃寺の奥を探す積りが・・・           2013.03.24.

2013-03-28 23:42:51 | Weblog

 


 土曜の夜、明日は何処に行こうかと考えていた。佐用の瑠璃寺の奥の山を歩いて見ようか、それとも御津周辺の散策をしようか迷っているところに友人からメールが来た。考えていたことをメールで返すと、一緒に行こうかなという返事。でも、それっきり翌朝になっても連絡は無かった。


 日曜の朝、家を出るのが遅くなったので佐用の山に行くことにして家を出た。瑠璃寺の下には佐用の昆虫館があって、その庭にはいろいろな植物が植わっているはずだから、それだけでも多少は楽しめるはずだ。サクラソウとか、この時期ならミノコバイモが咲いているはず。


 高速に入ったところで友人からメールがあった。瑠璃寺に向っていることを告げるとちょっと遅れるが来るという。そのまま、昆虫館に行ってみると・・・・、閉まっていた。4月になってから開館すると書いてある。しょうがないので瑠璃寺まで登り駐車場に車を停めた。友人が車で30分ほど時間があるので、朝飯のおにぎりを食べてからぶらついた。











この山にはミヤマカタバミが多い。それとユキノシタ。



 クロモジかな・・・・













 ようやく友人が車でやってきたが、昨夜はとても忙しかったようで山を歩き廻るのは腰が心配なようだった。用意をしてぶらぶらと瑠璃寺へ登って行く。





アケボノアセビかな





ミツマタ



 肝心の瑠璃寺の写真を撮りわすれた・・・・。その寺の裏の日影になった斜面に草が芽を出していた。











サクラソウ?クリンソウかな・・・・



 それから瑠璃寺を過ぎて、さらに上ってゆくとモンキーセンターの入り口に着いた。ここから先に進むと入場料と駐車料金で一人千円也。猿には興味がまったくないのだが、モンキーセンターを越えないと山道に出られない。友人はというと、どうも今日はのんびりしたいようだ。もう蕎麦屋を探そうなどと言っている。


 引き返すことにした。道の脇に川が流れていて、岩に苔のようなものが生えている場所があった。





ネコノメソウの仲間・・・・





勘ではツルネコノメかな。



 下ったところにあった池の周りにもサクラソウの仲間が沢山芽を出していた。





やっぱりクリンソウかな。。



 その後、少しは何処かを歩きたかったので、山崎ICに向う途中で川沿いの道に入り、その支流が分かれるところで車を停めた。角には店があって自動販売機が置いてあった。友人はお茶を買いたいのだ。で・・・・、驚いている・・・・。





生一丁?最近、見ないビールだな・・・・


 友人は生一丁が好きだったらしく、お金を自動販売機に入れている。が、百円玉は空しくチャリンチャリンといってお釣りのところに戻ってくるのだ。だよな、やっぱり。


 それから、また車に乗って左に進み、行き止まりに車を停めた。カメラを持って歩き始めた。川沿いの道を登って行く。




アブラチャン?


 うわ、ミツマタが凄いな。













 道はやがて薄暗い杉林の中に入って行く。









 川はさらに二つに分かれ、道も別れた。迷ったが左を進む。二つの川の間には水田の跡が広がっている。





水田の跡をワラビが埋め尽くしている。もう少し後に来たら、ワラビを鎌で刈るくらい採れるだろうな。


 そしてそのワラビの枯れた葉の中に沢山見えているのは・・・・




ひどいピンボケ・・・・



 アケボノソウのような気がする。多分、間違いない。秋にも来たい場所だ。


 さて、さらに上ってゆくと砂防ダムがあった。







 そのダムの上には何かいいものがあるような気がして・・・・






歩いて行くと・・・・



 道がまた分かれて、一方はミツマタに覆われてしまっていた。



     



 もう一方の道を歩いて行くと唖然・・・・・。










     




 何という数のミツマタだ。杉の木の根元が完全にミツマタで覆われている。










     




 千種高原の辺りでもこんな景色を見たことがある。もう、だれも和紙は作らないのかな・・・・。いくら登ってもミツマタしかないので戻ることにした。



 帰り道でみつけたコチャルメルソウ。








 車に戻り、そのまま帰宅した。









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梅林でお弁当の筈が・・・・雨のケスハマソウ           2013.03.20.

2013-03-27 23:25:45 | Weblog

 



 春分の日、天気は良くないが天気予報では曇りとか。それなら暖かいし、梅林の下で弁当でも食べようと家を出た。途中のコンビニで弁当を買って、暖かいうちに山の斜面の梅林に着いた。


 あれ、梅はもう終わりかけだ。節分草とか雪割イチゲと遊んでいるうちに梅の時期は過ぎていたようだ。


     









 腰掛けて・・・・





弁当を出して食べ始めた。



 ところが、食べていると雨が降ってきた。まあ、いいや、と思って食べ続けていたが、雨はやがて本降りに・・・・。食べかけの弁当を仕舞い、大急ぎで斜面を下って車に戻った。結局、駐車場の車の中でお弁当。。。



 食べ終わってから、車を走らせて次の場所に移動。車を降りて斜面を下り・・・・、咲いているかな?





咲いてる、咲いてる。


 雨がかなり降ったけれど、まだ花は閉じてはいない。












 沢山咲いている。












 六甲山系のケスハマソウの特徴は蕊が赤いこと。やっぱり、ここのケスハマソウは綺麗だ。

















 アップでばかり撮っていると、どれだけ咲いているか分からないだろうから・・・・











雨が降ったせいで、光が反射してしまって残念な写真・・・














 ここでは珍しい、ほとんど白の株。













 何とも去り難い気持ちだが、そろそろ移動しよう。



 斜面を登り歩いて行くと・・・・




ミヤマカタバミ

ここであまり見たことがないような気がするけど・・・・



 そして、また草を分けて覗き込むと・・・・・












 
 こっちは薄暗いからか、雨に打たれたからか、ほとんど花は開いていない。








 イチリンソウの芽が沢山出ている。これは随分殖えたな。









 一際、色の濃いケスハマソウ・・・







 そっとこの場所を離れ森の中を歩いて行くと・・・・




アラゲキクラゲ














 また移動。こっちは・・・・





閉じてしまっている。それともまだ開いていないのかな?



 また、天気の良いときにもう一度来よう。でもあんまりのんびりはしていられないな、花が散ってしまうから・・・。



 




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息子の庭           2013.03.23.

2013-03-26 22:30:30 | Weblog





 福山から帰宅した翌週の土曜日、遠出は控えて庭の整備。というより、処理しきれなくなった仕事を片付けておいて、日曜は何処かへ行こうという魂胆だ。



 でも、仕事っていうのは自宅ですると長くは続けられない。誘惑が多すぎる。それで・・・・缶ビールを片手に庭の散策。


 そろそろ、自宅庭でもムスカリが咲きだした。ムスカリは良く殖えるので庭のあちらこちらで咲くのだが、今は一番陽当たりの良いところでだけ咲いている。













 早咲きの水仙たちが庭を賑やかにしてくれているけれど、ちょっと咲きつかれてきたかな・・・・












 その後に続く水仙たちの開花は始まったところ。





何となく、レトロな水仙。



 新しい庭の仲間は・・・・










アネモネの仲間だが、名前は忘れた。



 良く殖えるらしいのでグランドカバーにならないかと思っているのだが・・・・・







 それから、去年の晩秋にチオノドクサの球根をホタルブクロの咲く辺りに埋め込んでおいた。ホタルブクロが咲くまでの間が寂しいので。







 それが、咲き始めた。植えたのは3色なのだが・・・・・







 それから、目の覚めるような青・・・・





ナメクジだかヨトウムシだかが齧ってしまったけれど・・・・



 ピンク、青紫・・・・それからもう1色植えたのだが、覚えがない。どこに植えたっけ・・・・











元々庭に植えてあったチオノドクサ。




 それから、意外に早かったイカリソウの開花・・・・






トキワイカリソウ?














 今の時期、イカリソウの葉は紅葉したまま。数えてみたら庭にイカリソウが4株植えてあった。それから、バイカイカリソウも一株。今年はイカリソウの蕾が沢山ついた。これからが楽しみだ。



 









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母の庭で       2013.03.17.

2013-03-25 23:14:37 | Weblog





 タラバガニで一杯飲んだ良く朝、起きて庭に出た。8時半、まあまあの天気だ。相変わらず、庭にはビオラとかパンジーとか沢山植え込んであって賑やかだ。





パンジーとムスカリ



 カメラを持って庭をぶらつく。
















ハナニラ





山茱萸






毎年のことだけれど、このクリスマスローズはお気に入り。



 それも当然、母の誕生日プレゼントに買ってきたものだから。つい覗き込んでしまう。














 庭の隅の紫陽花の根元に見つけた。



   

去年、草間台のカルスト山荘で買ってきたお土産のケスハマソウ。まだ蕾だ。




 一緒に花を見ていた母が空を見上げて、「あの鉄塔の上にカラスが巣を作っているんじゃないかな・・・、良く見えないから性能の良い双眼鏡を買って見たい」という。どうせ、買ってもろくに使わないに違いない。カメラで見てみよう。






何かプレートの裏にあるような・・・・






やっぱり、巣が一つあるようだった。





 2時間後、また庭に出てみた。要するに暇なのだ。すると、ケスハマソウは・・・・開いていた。














 フクジュソウも・・・・・

















 僕の花好きは多分、母に似たせいだろう。



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M谷の奥の雪割イチゲ そして晩餐       2013.03.16. (4).

2013-03-24 22:54:54 | Weblog





 去年も谷の奥の雪割イチゲが沢山咲いている場所まで歩いてきて、ひき返している。今年もまた、その場所にやってきた。













 その場所にはケスハマソウも沢山咲いているのだが、やはり雪割イチゲが群生している。




あ、ホタルブクロもいるね。




 そして、その奥に色の濃い紫がかった美しい、お気に入りの雪割イチゲが咲いているのだ。今年も咲いているだろうか?不安に思いながら近づくと・・・・・












咲いていた。時間が遅くなってしまい閉じかけている。



 しかし、崖が崩れかけていて雨が沢山降ったら流されてしまいそうだ。














 さて、目的の花も確認できたので引き返すことにした。もう、夕方の5時近い。


 戻りながら、未練がましく写真を撮る。









あ、アズマイチゲ



 それにしても荒れているなぁ・・・、今にも崖の上から岩が崩れ落ちてきそうだ。










前方に見えているのが、数年前に落ちてきた大岩。これで、道が通行不能になった。


 
 それが今は、もう復旧の見込みはなさそうだ。花の保存には良いのかもしれない・・・・











25.2と書いてある岩に混じってH24.12という岩も落ちている。


 去年の年末にも崩れているようだ。


 その後、車に戻り、大急ぎで福山に。そして7時半・・・・・




今夜は蟹。



 本当は蟹専門店よりいろいろな物が食べられる店の方が好きなのだが、今晩は60人の団体さんの予約が入っているらしい。年度末だから送別会?卒業バーティー?




ずわい蟹の刺身





蟹味噌





たらば蟹の茹でもの



 蟹料理になると忙しくてあまり話も出来ないし、気がつくとほとんど写真も撮っていなかった。久し振りに会ったというのに、やっぱり蟹料理はイマイチだ。それに・・・・、高い!


おわり。
 


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M 谷へ 荒れ果てた谷でカタクリに挨拶を       2013.03.16. (3).

2013-03-23 17:59:13 | Weblog




 草間台のかたくり庵で蕎麦を食べるのを諦め、谷を下り新見方面に北上。途中を左に曲がりM谷を目指した。山を下る途中にはスズシロソウが沢山咲いていたり、タチツボスミレが群生したり、シロバナタンポポが咲いていたりしたが、チラリと見るだけ。草間台を出たのが午後の3時だからのんびりはしていられないのだ。



 M谷の入り口に着いたのは3時40分。もう遅いからか、車は一台も停まっていなかった。







 時間もないので、カメラだけ持って谷に入って行く。







 以前は最初からユキワリイチゲや節分草が咲いていたような気がするが、何も目に付かない。それどころか、切り落とされた枝が道に転がっている。


 それでもケスハマソウは少し歩いたところから沢山咲いていた。

















 ここのケスハマソウは基本、白。蕊にわずかに赤味があったり、花弁がちょっとピンクがかっていたりする程度だ。







 入り口付近のカタクリにも大きな蕾がついていた。ということは、例の場所ではもうカタクリは花盛りだろう。元気が出てきた。



   













 この谷のユキワリイチゲはほとんどが色の淡いもので、それが残念なのだが、谷の奥には色の濃いものもある。今日はそこまでは歩いてゆこうと思っている。













 いつもなら、のんびりと道の左右を観察しながら歩くのだが今日は急ぎ足だ。それにしても谷は荒れている。川を隔てて右側の山が崩れ、木が倒れてきたのだろう。その木もそのままに放置されている。通行止めの道だから綺麗にする必要もないのか・・・















蕊の先の葯だけピンク



 道の左側のなだらかな斜面に節分草を数輪見つけた。









毎年こんな感じだ。自然のままの節分草は群生したり急に殖えたりはしないのだろう。


 それにしてもひどい道。ちょっと危険を感じるなぁ・・・・












     


 
 カーブを曲がると酷く崩れている場所があった。





25.2と赤ペンキで書いてある石が転がっている。


 今年の2月に崩れたということなのだろうか。それからカタクリの一番早く咲く斜面に行ってみると、やはり・・・・




















咲いていた。沢山。


 この斜面も大きく崩れたのだろう・・・・







 崩れ落ちてきた石灰岩が斜面を覆っていた。岩の下敷きになったカタクリも沢山あるだろう。斜面をこれ以上崩さないように気を付けながら、道に戻った。そして、さらに谷を奥に進んだ。


















 ケスハマソウは幾らでも咲いている。反対側の斜面を見るとこんなかんじ。










例年と比べると花の数が少ないような気がするのだが、ちょっとまだ季節が早いのか・・・・



 岩肌は夕陽を浴びて光っている。先を急がなければ・・・・・



つづく。













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草間台 カルスト山荘の雪割草まつり       2013.03.16. (2).

2013-03-21 23:10:50 | Weblog
 豊永から何処に行こうか迷ったが、結局草間台へ行くことにした。何処に行くにも通り道だから、と思ったからだが何故か道に迷った。場所をナビに入れてなかったのは失敗だった。まず、かたくり庵に行って蕎麦でも食べようかと思ったのだが、行ってみるとまた水色の車が停まっている。


 ちょっと遠慮してカルスト山荘の方に先に行った。この時期に雪割草まつりをしていて、地元の愛好家が育てている雪割草の展示や即売をしている。中に入ってみると、祭りは明日かららしい。でも展示は始まっていて・・・・





























これ、六甲で咲くケスハマソウの亜系に近い特徴















 こんな感じで沢山の雪割草が置いてあった。そして、即売の方も今日から売ってくれると言う。4つ、合わせて3000円也。庭に地植えする積りで、青紫色系のものを買った。その後、かたくり庵には寄らずにM谷を目指して走った。


今日はこれだけ、また明日。



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カルストの村のアズマイチゲ 2013       2013.03.16. (1).

2013-03-21 08:09:18 | Weblog
 昨夜はなんだかんだとあって、寝たのは午前2時過ぎだった。目覚ましはかけずに寝て、寝坊したらそれでもいいやと思って寝てしまった。でも、6時には目が覚めてしまい用意をしてから自宅を出た。


 今日は福山の両親の家に行くことにしていた。と言っても毎度のことだが、夜の飲み屋の予約をして、それに間に合うように寄り道をしながらの訪問なのだ。まず行くことにしていたのは豊永。ちょうどアズマイチゲが咲いている頃だろう。ネットで検索してみたが、今年の情報には行き当たらず、しかも最近、アズマイチゲの斜面の草刈をしてくれていた方が亡くなって、あまり咲いていないかもしれないという書き込みがあったりで、不安を抱えていた。


 豊永のアズマイチゲの斜面に着いたのは10時10分。自宅からは2時間弱だった。斜面の一番上の日当たりの良い場所のアズマイチゲは・・・・










開いているじゃないか!


 でも、少し下がった辺りの群生している場所は・・・・・





まだ、寝ている・・・。









 斜面の草は刈ってあるし花の数も多いのだが、寝ている。気温は12℃。風があって冷たく感じる。









 今回はここのアズマイチゲがメインだから、ちゃんと見ないと駄目なのだが、あまりのんびりと待っているわけにもいかない。とはいえ、しょうがないのでしばらく時間をつぶすことにした。


 車に乗って前に節分草を見た場所に向った。場所はうろ覚えだったが、記憶に残っているような場所に1台の車が停まっていた。その車の後ろに停めて歩いていった。一人の初老の男性が大きな榎の木の下で何かを探している。でも、花ではなさそうだ。何を探しているのか聞いてみた。


 何と、オオムラサキの幼虫を探しているのだとか。???説明してくれた。オオムラサキの幼虫は榎の葉を食べるらしい。冬の間は木から下りてきて榎の落ち葉に張り付いて過ごす。そして暖かくなって榎が葉を付け始めると、また幹を登って行き葉を食べて羽化するのだ。で・・・・・見せてもらった。





葉に幼虫とは思えないものが貼り付いていた。


 こんなの採っても榎の葉はどうするんです?と聞くと、自宅には小さな榎の木を植えてあって、その木を網で囲っているのだという。随分大掛かりで壮大な趣味だなと思った。面白そうだが、やろうとは思わない。でも、この辺りにはオオムラサキがいるんだということは分かった。


 節分草の場所ではなかったようで、車に戻りさらに走った。すると、見覚えのある場所に辿りつき・・・・、降りて見に行った。













 当然とはいえ、節分草は終盤。写真の対象になる花を見つけるのに苦労する。










カタクリは葉が出始めているが、蕾を付けているものは稀。



 斜面を登ってゆくと少し見栄えの良い節分草が咲いていた。ここのは管理されていない、自然のままの節分草だ。







 その後、キバナノアマナも探しに行ってみたが見つけ出すことはできず・・・・、アズマイチゲの斜面に戻ることにした。


 12時10分。






ここのアズマイチゲは裏に薄く紅の入った花をつけるのだ。








 かなり開いたな・・・・












 でも、群生している場所まで行ってみると・・・・・





まだ、花は首を垂れているではないか・・・・



 座り込んで弁当を食べることにした。そして30分後・・・・









首を持ち上げ始めた。









 漸く良い感じになってきた。
























 花の数も沢山。



















 気温がもっと上がればもっと開くのだろうが、それを待っていたら今日は他に何も出来なくなってしまう。花はこの位の開き加減が一番だと心に言い聞かせて・・・・・














 車に戻った。次に向う場所はまだ決めていなかったが、車に乗り込もうとしていると水色の車が走ってきて停まった。降りてきたのは maccho さんだった。岡山に花の写真を撮りに行くと良く出会う人。これまでに4回出会っていて、今回が5回目だ。挨拶をして、ちょっと立ち話をしてから別れたが、また出会うような気がしていた。


つづく。




 
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やっと週末       2013.03.15.

2013-03-19 22:39:58 | Weblog
 今週も忙しかったな・・・・。やっと迎えた金曜日の夜、ちょっと早く仕事場を出た。まだ、六時半にならない頃。陽は沈んでいるけれど、残照の時。


 外に出てみると、目の前に植えてある辛夷の木が影絵のように見えていた。









 今年は蕾を沢山付けたなぁ・・・・・。間もなく、満開になるだろう。豊作の年だ。


 駐車場に向かって歩きながら眺める景色。身近に出会える幻想的な景色だ。今日は三日月が見えているな。









 さて、明日からの休日は・・・・・、岡山、早春の花巡り、起きられるかな。飲み過ぎに注意の夜だよ。


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アネモネ(タマ)チャワンタケ  Dumontinia tuberosa       2013.03.09(番外).

2013-03-19 09:00:00 | Weblog

 


 きのこから花の世界にちょっと入り込んでいくと・・・・・、イチゲの仲間を追いかけていればいずれアネモネチャワンタケに出会うだろうと思っていた。でも、何年も経っても出会わない。イチリンソウ、ニリンソウの群生の中で出会うのは赤いチャワンタケだけだった。


 それが、今年、岡山の砂地に雪割イチゲが群生している場所で、とうとう出会えた。








 花が綺麗に咲いていて、チャワンタケも沢山、並んでいるような場所を探したけれど、良い2shotは難しかった。何とか、両方写せたのが上の写真。















 ツバキキンカクチャワンタケよりはちょっと大きめ。


 かなりの個体が発生していた。









 ちょっと掘ってみると・・・







 雪割イチゲの腐った地下茎から発生しているように感じた。近くに水が流れていたらもう少し詳細に観察したかったけれど、ちょっといい加減で失礼。この場所は雪割イチゲが沢山咲いていて、周囲の環境も安定していそうなので毎年、発生が期待できそうだ。









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週末、両親の家に行く       2013.03.16-17. (予告).

2013-03-18 07:21:55 | Weblog
 週末は寝不足だったが、無理して起きて福山の両親の家を訪ねた。もちろん、寄り道たっぷりの訪問だ。また、いつアップできるか分からないので、取り敢えずの予告。




朝10時半の豊永


アズマイチゲは朝寝坊だ。





粘りましたよ。。






ケスハマソウかな






これはM谷のケスハマソウ






今年も咲いてはいたけれど・・・・





ユキワリイチゲ

何か、珍しくなくなってしまった・・・





クリスマスローズ


べっぴんさん、母の庭で。



 年度末で仕事が忙しい中、花の世界も忙しくなった。それでもブログを続けているのは好きだからかな。でも、考え直した方は良いかもしれないと思い始めている、あのことがあってから。





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帰り道、牟佐に向かう途中で、またユキワリイチゲ       2013.03.09(4).

2013-03-17 14:00:55 | Weblog
 もう、午後の2時半だ。さすがにお腹が空いてきたので蕎麦屋を探す。前回、来た時の蕎麦屋はちょっと好みの味ではなかったから、違う店を探さなければ・・・。この辺りは蕎麦屋が結構あるので、どこか帰り道にあるだろうとは思っていた。


 途中・・・・、雪割一華以外の花は新鮮?











 蝋梅の季節は終わったと思っていたが、結構咲いている。







 蕎麦屋は良い具合に帰り道で見つかった。客が誰もいなかったのが気懸かりだったがその心配もなく・・・。









鴨南蛮  1500円


 ちょっと高いと思ったけれど、鴨の肉は沢山入っていて味も良かった。


 もうすぐ、3時半になる。帰りには牟佐地区に咲くというアズマイチゲを探す積りだった。情報は「牟佐の山裾に咲く」、これだけ。国道を南下してしばらく走り、左に折れて県道に進む。細い道が続いて車はすれ違えないほど。牟佐まではまだかなりある。運転にも飽きたので如何にも雪割一華が咲いていそうな溝のところで車を停め、助手席の相棒に何か咲いていないか?と聞くと・・・・咲いていると言う。何という勘の良さだ。100mほど走り、道の脇のスペースに駐車する。



 歩いて戻ってみると・・・・

















 雨が降った時には水が流れ落ちるのだろう。こういう溝に雪割一華は咲いていることが多いと教わったことがある。この場所は竹藪の中の溝で陽当たりが悪いのだろう。葉の緑が濃く数も多いのだが、花の数は少ない。それでも花の色は濃くてきれいだ。溝を登って行ってみるがやがて溝は消え行き止まりとなった。







 下って良さそうな花の写真を撮った。



     









 車道に戻って周囲を見て歩くと、道の反対側の竹林の手前、車道の脇に沢山咲いていた。一段と色の濃い一華。


















 竹藪の間から夕陽が射し込んでいる場所では・・・・







 日影の花・・・・







 花は閉じ始めているようだった。その近くにはイチリンソウが芽吹き始めていた。








 その後、牟佐まで行ってみたが、さすがに「山裾」だけでは分からなかった。辿り着いたのは山裾にあった滝。。




     



おわり。







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咲いた、咲いた。       2013.03.14.

2013-03-16 07:10:22 | Weblog




 ここは、東経134°58.407'、北緯34°55.152'。誤差は30mくらい。自宅だ。



 朝、勤め先に行こうと車まで歩いて行くと、咲き始めていた。さくらんぼの木。毎年、染井吉野よりは早く咲くのだが、それにしても今年は早い。寒い日が続いていたのに、先週くらいから暖かい日が続いたせいだろうか。













 庭では他には・・・・・




咲いている・・・



 園芸店で求めたもの・・・・・


























 庭で咲いているということは、あそこや岡山の谷でもそろそろ咲き始めているのだろう。








 今朝(16日)はこれから両親の家に行くことにしている。途中、どこに寄ろうかな・・・。


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上流の雪割一華とか・・・・       2013.03.09(3).

2013-03-15 23:05:52 | Weblog
 紙工の雪割一華の斜面で出会った人に教わった通り、道を北上して暫く走った。車を降りて橋を渡る。水は澄んでいる。渡ってからしばらく歩き、杉の木の林の下に雪割一華は咲いていた。最初の場所の圧倒的な群生とは違って、砂地の場所に小さな群生が幾つもある。




















 快晴で雪割一華の花は光を一杯に浴びて輝いている。写真を写すのは・・・・、困ってしまう。



























 剣咲きの一華。












剣咲きの一華は大抵、青味が濃いような気がする。

















ピンボケ、だけど青味が綺麗




 同じ杉の木の下でも青味の薄い雪割一華の群生も混じっている。














 陽を浴びて更に輝く。




     





ヤマネコノメ




 もう随分歩いてきたから、戻り始めることにした。





キツネノカミソリと雪割一華の混生















 山側の斜面には・・・・




ミヤマヨメナの群生




 もうひと月ほど先だろうか、ミヤマヨメナが咲くのは・・・。その時期にここを歩くのも違う発見があって楽しいだろうな。












妙に丸っこい花の雪割一華。




 歩いた先にまた杉の林があった。この辺りにはセリバオウレンが咲いていると教えてもらったのだが・・・・。なかなか見つからなかったが、ようやく見つけた。
















 一度、見つけると沢山見えてくるようになる。






ここのオウレンはコセリバオウレンのようだ。



 今まで見てきたセリバオウレンとは違って、葉も小さいし花柄も短い。










 ここの雪割一華も魅力的だった。教えてもらった方に感謝して・・・・・、腹が減った・・・・。もう、午後2時を過ぎている。



 蕎麦屋を探そう・・・・・。



つづく。











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