今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

当地方のソメイヨシノの状況

2008-03-24 20:39:23 | Weblog
 今朝(23日)のニュースで東京や静岡では桜が咲き出したと言っていた。こちらは大阪より例年、桜の開花は何日か遅いのが普通である。とはいえ、様子を見にって来た。





まだまだ、蕾は固いようだ。花見は八重シダレザクラの下でと決めているので、4月10日前後となる予定だ。

桜の蕾を確認した帰り道、畑一面の菜の花を見た。こちらは満開である。

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また、暖かくなった・・。

2008-03-23 22:26:44 | Weblog
 寒い日が続いたけれど、土曜日はまた暖かくなった。来週の火曜からしばらく出張なので、その準備をしようと考えていたが、知り合いからキノコの便りが届き、午後3時を過ぎてはいたが、我慢できず、あわてて家を出た。

便りには週末の雨のおかげでキクラゲ、アラゲキクラゲなどが出始めたとのことだったが、自宅周辺を見てみたが何もなかった。
 シラカシの下の湿った辺りを見てみると、ドングリがパラパラと落ちていて、その中に傘径5mmほどの小さなキノコが出ていた。

   


  
不明
 

今度は例の湿地の芽生えのその後が気になった。20分程かかるが行ってみることにした。あれは多分ザゼンソウだと思うのだが、花が咲き始めているかもしれない。 着いてみると、先週見たのとほとんど変化がなかった。その代わり、湿地の脇にある、コナラの立ち枯れと思っていた幹からシイタケが沢山出ていた。

   





 良く見ると菌駒を沢山打ち込んであるではないか・・・・。こんな枯木に駒を打ち込んでおくとは酔狂なヒトもいるもんだ。

 これは、山道から見えている。でもほとんど誰も通らないのだから、きっと来週にはもっと大きくなってそのままあるに違いない。

     
 
 大きくそだっているのを4つ、5つ失敬してリュックに入れた。

 それから沢に降り、沢沿いの林を散策した。夕方というのに明るく、汗ばんでくる。きのこはというと相変わらず硬質菌ばかり。
 これはミイロアミタケだろうか?平たいところに出てしまい困ってしまったんじゃないか。




 見たことのない発生の仕方であるが、傘の色合いはミイロアミタケの特徴と一致していると思う。裏を覗き込んだが崩れかけていた。

 少し先の方を見ると細い山桜の枯木に小型のサルノコシカケのようなものが出ているのが見えた。



 これは見たことがないきのこだ。もう、生長は停まっているようだ。

 孔口は傘の周辺に行くほど細長く、間隔は1mmほど。傘には環紋と環溝があり、ビロード状。傘径は6cm位。





オオチリメンタケ?

 手持ちの図鑑を見たところ、小さめであるがオオチリメンタケに一番近いのではないかと思った。木から剥がしてみると軽く、傘の肉は白色だった。
 
 次にはコナラの枯木の木口からシロカイメンタケが2つ出ていた。




 さらに沢を登っていくとまた、コナラの立ち枯れに幾つか黒いものが表皮を持ち上げて発生しているのが見えた。これは去年の合宿で見せて貰ったヘタタケに似ているのだが・・・。帰ってからwebや図鑑を見たがほとんどヘタタケの記述がなく、分からなかった。そもそもコナラに出るものなのか?

*注:クロコバンタケではないかと指摘を頂いた。これも、図鑑には載っていないきのこだ。調べたところ、どうもそのようである。また一つ新しいキノコをおぼえることができた。





   
クロコバンタケ


そろそろ5時になる。太陽が山に隠れて長い影をつくっている。急いで帰ることにした。



帰る途中にツクシの様子が気になり、いつもツクシが出ている田んぼの畦によってみた。やはり、沢山出ていた。



 そこらじゅう春で一杯だ。苦労して探す必要は・・・、もうない。

 早くしないと本当に日が沈む・・・。

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寒い朝、一足先に満開の桜

2008-03-20 12:33:30 | Weblog
寒い朝だ。このまま、暖かい日が続くとは思ってはいなかったが、今朝は、寒い風が強く吹いている。桜の満開予想は今度は、少し遅らせるのだろうか?
自宅の庭はというと、昨日から一足先に桜(さくらんぼの木)が満開になった。






小さな木だが、毎年、沢山のサクランボがなる。ネットをかけるのが一日遅れると鳥の餌食となってしまう。
庭で咲いているのは、今のところ、あとは水仙とクリスマスローズくらいのもの。








今朝の強風で自宅の前まで、こんな物が飛ばされてきていた。このマット、かなり重い。

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春蘭

2008-03-18 07:32:35 | Weblog
土曜日に続いて、今日も良い天気だ。朝から庭をウロウロしていたが見飽きたので、弁当を買って昼は山で食べることにした。天気は良くてもきのこが出ているわけではないし、山菜にもまだまだ早い。
「春探し」もなかなかに難しい。

去年は今年の山菜の季節のために、ゼンマイの発生する場所をメモしておいた。毎年、ワラビは簡単に沢山採れるがゼンマイはほんの僅かしか採ったことがない。いざ季節になって何処に生えていたっけ?と思い出そうとするけれど思い出せないことが続いていたのだ。ゼンマイの出るのはまだ先のことであるが、ついでに場所を確認することにした。

弁当を食べ、山道を歩いていると、今年、何度目かのヌルデタケ。何の木から出ているかは分からない。



ヌルデタケ


こちらは今年2度目のエゴノキタケ。この時期、山には結構、出会えるきのこだったようだ。



エゴノキタケ




 エゴノキタケの出ている木に点々と、真新しい孔が開いている。幹の中の虫を鳥がつついていったのだろう。



   





この季節は木の下は落ち葉ばかりで緑が少ない。だから蘭の類があるとすぐ見つけられる。
幾つか目の春蘭に蕾が付いているのを見つけた。




もう、2週間もするとコゴミの季節。桜も開花しているだろう。ゼンマイの場所を確認してからブリランテに寄り、アイスクリームを食べてから帰宅した。
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椿の下、いつも通り

2008-03-17 07:16:03 | Weblog
満開の梅の花をみてから、ひょっとしたらと思い、やぶ椿の下を見に行った。先週は気配すらなかったが、やはり出ていた。先週は気温も上がったし、雨も降ったので一斉に出だしたのだろう。去年のこの場所でのツバキキンカクチャワンタケの発生確認は3月4日。10日ほどの遅れだ。



何とも形の悪い個体。もっといい形のないかと探していると、まあまあの個体。



いつものように椿の花を近くに置いて・・と思ったが辺りには一つも落ちていない。先週から感じていたが、今年はやぶ椿の花がとても少ない。しょうがないので山頂の神社のスポットを観察してから落花を拾って戻ってくることにした。

山頂でもツバキキンカクチャワンタケは出始めていた。




拾った花を置いて、予定通り、カシャ!



 
 帰りに、去年、沢山のホタルブクロが咲いていたところを見に行った。



 スペードのマークのような葉でギザギザがあるのがホタルブクロの葉だ。一面に芽が出ていた。



 今年も沢山の花が見れそうだ。今日はこの辺で春探しは終わりにした。

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春、はる、ハル。

2008-03-16 11:13:21 | Weblog
ふきのとうに出会ったのは1週間前。それから、暖かい日が続いて一気に春らしくなった。先週は仕事で2度大阪に行ったが、暖かく汗ばむほどだった。
庭でも水仙が咲き始め、さくらんぼの木は急に蕾がふくらみ、ピンク色に色づいている。







こうなると、落ち着かない。まず、園芸店に行って春植えの苗を買いに行くことにした。去年、芝生の一部を剥ぎ取り、一年草を植えるスペースを作ったのだ。一軒目の園芸店では、どうも植えたいと思うようなものが見つからず、さらに車で30分ほど走り、二軒目を見た。この辺りでは大きな園芸店で、珍しいものも置いてある。









迷ったが、姫金魚草、千鳥草、宿根の桜草、ロベリアを買った。


この園芸店は先週様子を見に行った梅林の近くで、ついでにまた、見に行った。この陽気で一気に満開になっていた。



見上げると、真青な空に一本の飛行機雲が伸びていた。





梅の花の上、遠くに明石海峡大橋が見える。ということは、右上に見えているのは淡路島である。薄く春霞がかかっている。黄砂の影響?・・、そういえば、12日は黄砂がひどかった。










一気に春だ。満開の梅を見ながら一ヶ月ほど後のハルシメジを思っているのだから始末が悪い。情緒のない話である。
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ふきのとう

2008-03-08 22:08:47 | Weblog
今朝、ふと、ふきのとうが見たいと思った。年が明けてからの超忙しい状態は変わっていなくて、この休みで何とかしなければならない宿題があった。午前中からボチボチ仕事を始めたが、午後3時を過ぎた辺りで限界になった。
やっぱり、ふきのとうを探しにいこう!あまり、ふきのとうが出ているところを知らない。以前、良いところがあったのだが、台風で近くの川の土手が崩れ、そのおかげで埋め立てられてしまった。あとは、あそことあそこ。あっちにいこう。
車を降りて歩き始める。乾燥していて道に積もった枯葉がガサゴソとうるさい。この時期、山に花はない・・と思ったら馬酔木の花が咲いていた。こんな時期だったか・・・。






付け足し程度にカワラタケ。一応、きのこのブログだからね。こんなものしかない。




以前にあったところに着くまでに20分くらい歩いた。
あった。偶然?やっぱり、春は匂うんだ。ふきのとうが出てそうだと体が感じるんだ。









少ししかないが、強烈な匂いだ。これで蕗味噌をつくれば酒が旨いこと間違いなし!!
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梅林を見たあとで・・・・

2008-03-04 19:58:33 | Weblog
 梅を見た後で食事をし帰宅したが、よい天気は続いていて、遊び足りない気分だった。子供じゃあるまいし・・・でも、そこで、一人、山に出掛けた。いつもの山だ。

 このところ、硬物ばかり眺めていると、この時期では、そんなに新しい発生はなく、どこのどの木に何が出ているか(名前は相変わらず分からないのだが)覚えてきてしまう。それではつまらないので更に道のない奥に入ってしまう。結構、運動にはなっている。




    
チャカイガラタケ

 しつこくチャカイガラタケの写真を続ける。チャカイガラタケの色が下の落ち葉の色と同じで面白い。





    
チャカイガラタケ




タマキクラゲ






    
エゴノキタケ

エゴノキタケは図鑑やWEBでは良く見ていたが、山でみたのは初めてだった。

沢沿いを歩いてみる。流れはせいぜい1メートル程。湿気があれば何か出ているかと思ったが、干からびかけたセンボンクヌギタケがあっただけ。サワガニがのそのそと歩いていた。

    





知らない苔

この山にはサギソウの自生地がある。芽を出すのはまだ先のことだが、湿地にはもう、芽吹き始めたものもある。




    
木の芽も膨らんできた。



この山に来ると、帰りにいつもこの風景を撮ってしまう。
相変わらず、寒々とした風景だが、この間の雪の舞う景色とは違い、何となく春めいてきたような気がするのは、気のせいだろうか。




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そろそろ、梅の花?

2008-03-03 14:04:00 | Weblog
 今日は朝から気分が悪く、腹痛もあり休んでいる。ここ数年、鼻、のど、咳、発熱など、典型的な風邪というものをひいたことがなく、時々、こんな訳のわからない不調になる。これも風邪の内なのかな。

 昨日は風もなく暖かい一日だった。そろそろ梅の花が咲く頃なので、近くの梅林に様子を見に行った。白梅、紅梅、一重、八重と植えてあるが、まだ、盛りには早いという印象だった。
















 よくよく見ると、結構種類が多い。梅には桜のような圧倒的な豪華さはないけれど、じっくり見ると趣があると思った。

 昨年、この山で3月4日にツバキキンカクチャワンタケを観察したが、今年は雪の性か、まだ気配がなかった。山を降りる途中でほとんど朽ち果てた切り株に、古いセンボンクヌギタケが出ていた。


センボンクヌギタケ


センボンクヌギタケ
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翌朝(2月24日のこと)

2008-03-02 10:14:57 | Weblog
翌朝、雪はまだ降っていた。





それ程の寒さはなく、雪は次第に消えていった。



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