急な谷を下り道に戻った。次の谷を探して・・・
斜面から水が滲み出している辺りにコンロンソウが沢山咲いていた。
その場所を過ぎて暫く進むと左斜面の奥に砂防ダムらしきものが見えた。そのダムに続く斜面は蔦や低木に覆われている。人が近づくこともあまりないのだろう。春もまだ、早いうちだから見通せるのか・・・・
足元にはニリンソウが咲いている。
このニリンソウは珍しく二輪とも同時に見頃。周りを見るとそんな花が多い。
これまで、結構いろいろなところでニリンソウを見てきたけれど、不思議な光景だった。砂防ダムの上に立ち、谷の奥を覗く・・・・・
一つ前の谷のように狭くもなく、それほど斜面は急でもない。谷の真ん中には細いながらも水が流れている・・・・
ダムから下に降り登ってみる。
シロバナネコノメ? ハナネコノメ? これは、シロバナネコノメか。まだ咲いている!
流れの脇には・・・
ニリンソウ やっぱり、二輪とも開いている・・・・
そして、ここにも・・・・
ヤマブキソウ
イタチタケ?
谷の水が伏流となる辺りには、最近良く見る・・・・
ワサビ 何本か引っこ抜いてお土産に・・・・
ヤマブキソウ
カタクリの花の跡
イチリンソウ
そろそろ傾斜が急になってきたな・・・・。谷のさらに奥を覗き込む。
いい感じの谷だが、登って行くのが危なくなってきた。何かあったら・・・、この辺にしておくか。一応、MY谷の1号にしよう。
また下り、道まで戻る。更に川沿いの道を下ると山に分け入る山道があった。中国?遊歩道との道標が立っているが、道は草で覆われていて、立ち入り禁止の看板も見える。どういう意味?
普通はこれで、先に進むのを諦めるのかもしれないが、立ち入り禁止の理由が分からない。だから進みたくなる。道は・・・・・
ニリンソウとこのスミレの葉の様で厚ぼったいのは何だろう・・・・、フタバアオイかな?
そんなもので覆われていて、踏まずに歩くことは無理だ。
ニリンソウ
イチリンソウ
見慣れぬスミレ タカオスミレ?
道の脇の湿った岩陰には・・・・
また、シロバナネコノメソウ?
当然のことながら、辺りは携帯の圏外。だが、突然、携帯に母から留守番着信通知が届く。連絡をとろうにも取れず。先に進むが、再度、携帯に着信が届いたところで引き返すことにした。用件は検討がついている。午後の4時過ぎ、そろそろ戻らなければならない時間・・・・・
この道の先の探索はまた次の機会にしよう。ニリンソウの咲く道を戻る。
なるべく、踏まないようにして戻り・・・・、来た道を戻る。
それでも、周りの花たちを眺めながら・・・・
ラショウモンカズラ
ヤマブキ
ヒメウツギ
モミジイチゴ
道
ようやく、車に戻り1時間少々かけて帰宅。そして、例の着信の件・・・・・
「7時に予約した。間に合うように帰宅せよ・・・・・」
やっと、5月4日の終わり。