今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ブナ帯へきのこを探しに まだ早い、でも近い        2021.09.23.(2)

2021-09-30 21:56:51 | きのこ など








ヌメリツバタケ
ヌメリツバタケモドキかもしれない。微妙・・・・





 急斜面を降りてきて、沢に近い緩斜面できのこを探して徘徊する。きのこの気配は感じるけれど、出会うきのこの数は少ない。
横たわっている倒木から何か出ていないかと思って探すのだが、見つけたのはヌメリツバタケくらい。ヒラタケやナメコなどはもう少し、先のようだ。






カイガラタケ





    







クヌギタケ






ナツエビネ?
小さなエビネの株を見つけた。大きく育つのかな・・・・



 大きな木の根元に腐りかけたきのこを見つけた。





ヒトヨタケの仲間・・・・
朝早く来ていたら、綺麗な状態で見れたのかな・・・・、その木の洞を覗き込むと




        






??
同じきのこなんだろうか。土筆のような幼菌が育っていた。大きくなっても同じような姿になるような気がしないけれど。。。






キララタケ











センボンイチメガサ
アップした画像に早落性のツバが何とか写っていると思う。





        







ツキヨタケ幼菌
小さいくせにツバがはっきり写っている。









 沢沿いを歩いて車まで戻ることにした。



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ソライロタケの山のおまけ。      2021.09.20.(appendix)

2021-09-30 08:14:40 | きのこ など






 ソライロタケも久しぶりに見ると嬉しくなるけれど、これだけ多いと有難味も薄れてしまう。これが、今年の最後のソライロタケです。
多分・・・







こんな感じで出ているので、全部を数えると100個近かったかも。




        






コンイロイッポンシメジ


 山を降ります。





アカヤマドリ
まだ、出ていたのか・・・





カバイロツルタケ





        
        コクラン
多分。次の場所で葉のカタチなどを確認。








 車に到着!


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近場の里山に飽きて、ブナ帯へきのこを探しに・・・        2021.09.23.(1)

2021-09-29 22:22:04 | きのこ など

Russula sp.




 近場の山では食菌は出始めそうで出ないので、思い切ってブナ・ミズナラ帯の山に出掛けた。ブナ・ミズナラ帯の中では自宅から一番、近い場所。
だから、秋のシーズンには何度か訪れるところだ。秋の早いころにはナラタケが山ほど出るし、運が良ければ舞茸にも出会えるかと思って歩いてみた。

 歩き始めて、すぐに出会ったのは薄紫色のベニタケ科のきのこ。これは成菌になると、色は薄紫色になるけれど、傘の径は10cmくらいになる。





Russula sp.
如何にも、薄紫色のハツタケ、ウスムラサキハツと言いたいところだが、図鑑で見るウスムラサキハツよりもずっと大きいし、もっと綺麗なウスムラサキ色をしている。
今のところ、名前を知らない。


 この日は、ひょっとしてなめこも出始めているかもしれないと思って、登り始めて直ぐ、急斜面に取り付いた。













カエンタケ
急登の尾根には、悲しいかな、枯死したミズナラの大木が何本も立っていた。



 立ち枯れてからせいぜい、2-3年というところ。そのうちの1本からは、去年、なめこが出始めていたのだが、今年はまだのようだった。









        

これは、Agaricus の仲間だろうと思ったが、少し先に成菌が出ていた。





Agaricus sp.






タケリタケ
こんな涼しくなってから出会うなんて・・・・



 実は今日は連れ合いがいた。膝が痛くて登れないという。立ち木からなめこが出ていなかったので、なめこ探索は諦めて散策路に戻ることにする。
ある程度、予期していたことではある。急斜面は下るのもかなり危険。木の枝などに掴まりながら慎重に降りた。












見たときは少し、ピンク色に色付いて見えたのでヨソオイチャワンタケかと思ったけれど・・・・、どうかな?





小さなカエル






イヌセンボンタケ






??










 栃の大木の下を歩いて、きのこ探しを続ける。



つづく。


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ソライロタケの山から帰路、カリガネソウ、セトウチホトトギスを確認      2021.09.20.(4)

2021-09-29 08:03:50 | 山、花、山野草

カリガネソウ





 きのこの観察の写真はもう少しあるのだけれど、相変わらず、ソライロタケが多くて中断して、帰路に寄った山の中腹の花の写真でも・・・。
この場所は毎年、何度かは訪れる場所なのだが、去年は秋に珍しく来てみて、カリガネソウが大きな群生を作って咲いていてびっくりしたところ。

 カリガネソウは自宅でもプランターに沢山咲いていて、今や珍しくはないのだが、やっぱり、山に咲いているのは趣が違うよね。
とはいえ、この山に自生していたとは思えず、誰かが植えたものが種を落として増えたんだろう。











        







カリガネソウ




 去年と同じように沢山咲いていて、ちょっと安心。それから、もう一つ気になるのは日陰の辺りにさくホトトギスの花。見に行く。






チジミザサ







コンテリクラマゴケ







セトウチホトトギス















まだ咲き始めで、つぼみがいっぱい付いている。これが開花するころには来れないだろう、多分。





        
        コクランかな?



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10年分のソライロタケを一度に見た気分・・・・        2021.09.20.(3)

2021-09-28 21:57:01 | きのこ など

アカイボカサタケ




 今朝の神戸新聞に「鮮やかすぎるキノコ発見」として、ソライロタケの記事が出ていたようだ。「普通に見られるキノコではない」と専門家
(って誰だ?)が言っていたらしい。確かにこれまで、ソライロタケを見るのは、運が良くて年に2、3回くらいだったか。でも、今年は良く見ている。

 前日に綺麗なソライロタケを見てから、この場所に来てみたが、もう、10年分のソライロタケをこの日、一日で見てしまったかもしれない。
最初の場所からちょっとだけ車道を歩いてから山の斜面を登ってみることにした。





ヒヨドリソウ






クチベニタケ






Cortinarius sp.
フウセンタケの仲間なのは確かだが、名前は分からない・・・




        
        





    


    
ソライロタケ
状態が良くないのは残念だけれど、ソライロタケは沢山出ていた。

































        
        ソライロタケ



 これだけ沢山、ソライロタケを見ると有難味がなくなるなぁ・・・・






こんな感じで、ソライロタケは盛りを過ぎていて、崩れ落ちている個体も多かった。





        




 そして、ソライロタケよりも、もっと沢山出ていて目立っていたのがアカイボカサタケ、で良いのかな・・・、だった。







これは、ベニヒガサ




 いい加減、ソライロにも飽きてきたので、今日はこの位にしておこうかな。









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懐かしい、カエンタケの写真を意外なところで見た。        2021.09.23.(0)

2021-09-28 08:08:56 | きのこ など






 先週の木曜日にFacebookを見ていたら、見覚えのあるカエンタケの写真が投稿されていた。
記事では北海道千歳の公園内にカエンタケの写真付きの看板が立っていて、危なくて公園散歩も怖くてできない、そんな内容だった。

 僕の部屋に飾ってある写真なんだけど・・・・






同じだなぁ・・・・



 このカエンタケの写真は、随分、前の話だけど、調べてみると2007年の9月24日、京都府の芦生で撮った写真だった。
その頃、芦生ではナラ枯れ病が蔓延していて、ミズナラの木がどんどんと枯死していた。
そのミズナラの立ち枯れの根元に出ていたカエンタケを撮ったもの。

 その頃はまだ、今ほどカエンタケの名は知られていなくて、立派な個体だったから写真をこのブログにアップしたはず。
その写真を見た steros さんだったかな・・・・、親切にも Wikipedia に写真をアップしてくれて、写真の登録法まで教えてくれた。忘れちゃったけど。

 そんな分けで、僕のカエンタケの写真は Wikipedia に今も載っている。その画像の右クリックすると、このブログの名前が出てくるはずだ。
そして、その写真が北海道の千歳で看板に使われているなんて、ちょっと感激してしまう。正直なところ、嘘みたいな話だ。

 その日の出会ったきのこの写真をもう一度、アップしてみようかな。





タマゴタケ













舞茸
そう、この日、初めて舞茸を見つけた。



 そして、カエンタケの写真。









 長くブログをしていると、いろいろなことがあるもので、他にもハナオチバタケの写真が本に掲載されたし、どこかの on line 教育ソフトにも使われているはず。
友達もブログが縁でできて、今も関係が続いている。だから、ブログを今も何とか続けているというわけだ。

 

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ソライロタケの確認の続き        2021.09.20.(2)

2021-09-27 21:36:16 | きのこ など

ベニヒガサ




 ソライロタケを確認に来て、思った通り、ソライロタケの発生は確認できたのだけれど、どれも老菌。もうソライロタケだったか確認困難なものも。
来た道を戻りながら、これからどうしようかと考える。





シロツチガキ






ツユクサ



 この道沿いが梅雨時には一番、ソライロタケの姿が多かったのだけれど、秋口はそうではないのかもしれない。折角来たのだから、
もう少し広く歩いてみることにした。





ソライロタケ
カビに侵されそうになっている・・・・









コキイロウラベニタケ  ピンボケ失礼






??
Entoloma の仲間と思っている・・・・









        





Hygrocybe sp.
何だろう?? この傘の色は特徴的。杏色と言ったら良いのか・・・・





Entoloma sp.






Entoloma sp.









Cortinarius sp.




 分からないきのこばかり。





キソウメンタケ


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連休3日目 ソライロタケが出始めているのなら、確認しよう!       2021.09.20.(1)

2021-09-26 22:12:16 | きのこ など






 前日の山では、秋の食菌の気配はするものの、まだ時間がかかりそうな様子だった。それよりも気になったのは綺麗なソライロタケが出ていたこと。
そうであれば、ソライロタケが良く出ている場所の確認をしなければ。

 連休の最後の日、朝から確認に出掛けた。自宅から30分と少し走り、目的地に到着。車を降りてみると、道の脇の水溜まりにアゲハ蝶が居座っている。






邪魔しちゃいけないな、と思ってしばらく様子を見ていたが、何処かに飛んでいく様子もない。仕方ないので後ろのドアを開けて荷物を出していると、
驚いて飛んで行ってしまった。




        
        アカイボカサタケ




 相変わらず、アカイボカサタケが沢山出ている。ここのはどれも色鮮やか。アカイボなのか、ダイダイイボなのか分からないけれど、色褪せたものは一つもない。





ソライロタケ



 ソライロタケは直ぐに見つかった。でも、あまり状態は良くない。その後もソライロタケは出ているのだが、見ごろを過ぎているのだろう。




    


















    
ソライロタケ



 道の脇から林の中に入り込む。





コンイロイッポンシメジ?













ベニヒガサ






Entoloma sp.












        














カバイロツルタケ



 予想通り、ソライロタケやイッポンシメジ科のきのこが沢山出ていたのだが、ソライロタケに関してはちょっと見ごろを過ぎていたようだった。
山の裾野の道沿いから、もう少し上を歩いてみることにした。

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まだ、秋は来ない。でも、ベニタケ科のきのこがチラホラ。     2021.09.11.

2021-09-26 08:40:27 | きのこ など

庭の花



 
 少し前の話。雨が結構降っていたのに山には不思議ときのこが何にも出ていない日が続いていた。
いつもなら、出ていても撮りもしないような、ベニタケ科のきのこすら出ていなかった。
でも、ようやくちょっとだけ、出始めた。その朝の話。




ベニナギナタタケ
これが出始めるとほかのきのこがもうすぐ出てくるという合図かな。





チチタケ







ベニヒガサではないようだが・・・・





ヤブレベニタケ
久し振り・・・・






何か、トラブルでも??






白いラクタリウス。詮索はしない。




        
        ウスムラサキハツ?
これが疑問。ブナ帯で良く見かける薄紫色の大型のベニタケ科のきのこは名前がついているのだろうか?そして、このきのこはウスムラサキハツなのか?





Russula sp.
なんだろうか。傘に水が溜まっていて、これに蚊が卵産まないか心配してしまう・・・・。





ハナガサイグチ
ちょっと、気持ちが華やぐ。





コウジタケ
いやに鮮やかな紅。


 今日はこれから、少し遠出に。


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薄桃色から、水色へ。きのこの山で       2021.09.19.(3)

2021-09-25 21:44:36 | きのこ など

ソライロタケ




 この空色は、今年、一番のソライロかもしれない。
薄桃色のミズオオバコの花を見てから、車で10分ほど走って大きな池の傍に車を停めた。秋のきのこを期待して来たのだが、午前中の山では気配なし。
山に繋がる道を歩きながら、左右にきのこが出ていないか、見ながら歩いて行くと自然と、このソライロタケの空色に目が停まる。




          
          ネッタイベニヒガサ幼菌
ピンボケ御免・・・


 食菌はないかと目を皿のようにして歩くと、ようやく一つ。。。





サクラシメジ


 他にも何か出ていないかと探すけれど・・・・





?? Hygrocybe sp.






ソライロタケ
成菌となると水色は淡くなり、でも、こっちの方が空色なのかもしれない。





ヤグラタケ
中型のベニタケ科の老菌の傘から出ているのだけれど、何だったかは分からない。黒変してしまっている。





Ramaria sp.   ハナホウキタケの仲間






ミキイロウスタケ





        



 午後4時になる。最近は日の暮れるのが随分、早くなった。秋のきのこの気配は感じるのだが、やはり、もう少し時間がかかりそうだ。
引き返そう・・・・。





キソウメンタケ?






Ramaria sp. ハナホウキタケの仲間



 山を下る。




        


 晩飯は饂飩。 サクラシメジとミキイロウスタケを入れて。。。



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昼飯はチャンポン その後、まずはミズオオバコの花を見る       2021.09.19.(2)

2021-09-25 07:35:05 | 山、花、山野草

ミズオオバコ




 ミズオオバコの花が咲き出していることは知っていたのだけれど、この場所に立ち寄る機会がなかなか無くて・・・・。











 この小さな池の下で田圃に稲を作っていたときは、水の流れもあってミズオオバコが生き生きと育っていた。でも、ここ数年、田圃はお休み。
ミズオオバコもヒツジグサも随分と少なくなってしまった。





        








ミズオオバコ
優しい薄桃色がとても魅力的だ。





        



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連休2日目は、まずは近場のきのこチェックから       2021.09.19.(1)

2021-09-24 21:45:04 | きのこ など

ベニナギナタタケ




 
 雨が降って涼しくなったとはいえ、自宅周辺では秋のきのこが出だしたわけではないし、夏のイグチが雨後に爆発したわけでもない。
ナラタケモドキが一気に出た後は、端境期という言葉で誤魔化している。そろそろ?・・・・、という期待も込めて、午前中から近くの山の様子を
見に出掛けた。

 車と停めて歩き始めの斜面にはベニナギナタタケが出始めている。これは、きのこが出始める環境になってきているという証。





        



 ちょっと、期待できるかもしれないと思いながら進むのだが、きのこの姿は少ない。相変わらずの状態だ。





チチタケ



 これまで、ベニタケ科のきのこすらもほとんど姿を見せていなかったけれど、数は少ないがチチタケが出ていた。
一面にチチタケが出ていたことが何年か続いたのに、悲惨な状況。でも、ゆっくりだけど、季節が進んでいることは確認できた。











        
        クロアザアワタケ?



 山に登り、珍しいイグチの出る辺りを見て廻るが、目立つきのこの発生は無い。でも、足もとを見ると・・・・












ミキイロウスタケ
菌輪を描いて出ていた。



 でも、これだけ。仕方なく下る。




        

特徴から考えると、オオツルタケが一番近いと思う。傘、柄の色、ヒダの縁取りなど。でも、傘の径は6cmくらいだろうか。小さい。






??
傘の径は6cmくらいか。妙に白っぽい傘。見覚えあるようで、無い。何だっけ・・・・




    
チチアワタケ




 この場所は諦めて、昼飯を食べに一度、自宅に戻ることにした。途中に寄ったキタマゴタケのシロでもきのこの姿は少なく、ようやく見つけたのは・・・





        
        キヒダタケ



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0921 連休明けのトピック       2021.09.21

2021-09-23 09:05:13 | 山、花、山野草

ギンモクセイ




 連休明けの朝、仕事場に入る時にふと、匂った。少し戻って確認すると、ギンモクセイが咲き始めていた。
今年は、ウチの垣根のキンモクセイは咲いていない。ギンモクセイの方が先に咲くのは初めてのような気がする。去年は、ほぼ同時だったかな。

 その日、薄暮の時期に仕事を終えて駐車場に向かう途中、植木の影に白いものを見つけた。





オオシロカラカサタケ
毎年、同じ場所に一つだけ出るのに、今年はどうなっちゃったんだろうと心配していのだけれど、ようやく出てきた。

 本格的に秋の気配。岐阜の友人からもマツタケが本格的に出だしたとのこと。でも、新型コロナ禍のせいで県外からの入山は禁止らしい。
マツタケは3年ぶりの豊作のようで嬉しいような、残念なような。新型コロナは本当に嫌な奴。

 これから「県内の山」の探索へ!




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ミズトラノオ、何とか間に合った       2021.09.18

2021-09-22 22:11:28 | 山、花、山野草

ミズトラノオ





 今年は花の開花も、きのこの出始めも早いようだ。ブログやFacebook を見ていると長野でもマツタケが出始めているらしいし、花の開花も全般的に、
早いように感じる。そんな中で三連休の初日を迎えたのだが・・・・、予定は何も立ててなかった・・・・。

 まずは起き上がり、仕事に行かなくて良いというのんびりとした朝のひとときを楽しんで、コーヒーなど飲みながら初日の計画を考える。
高原のススキとミズトラノオを見に行くには遅すぎるだろう・・・・、ススキは良さそうだがミズトラノオは終わっていそうだし、アケボノソウはまだ早い?
それなら、近くの湿地でミズトラノオの花を見に行こうか。タイミング的には遅めだけど、まだ咲いているんじゃないか。あそこなら、
帰りにサントリーダブルレモンを一箱買って、ついでに晩の刺身とかも買って帰れそうだ。

 自宅から20分ほど走り、大きな池のある公園の駐車場に車を停めた。さて、どこから見て廻ろうか・・・・。

 例年、駐車場近くの岸辺のミズトラノオは開花が早くて、しかも、増水時には花の場所には近づきにくい。そして、前日まで雨が降っていたので、池は満水だ。
というわけで対岸まで歩いて行き、そこから池を一周廻ることにした。









 読み通り、ミズトラノオは咲いていたのだが予想以上の水位で花には近づき難いほどだ。でも、少し進んだ水辺には・・・・












ミズトラノオ




 今年は雨が多かったせいなのか花が多いし、群生の数も去年とは随分違うように感じる。





















長靴を履いてきたけれど、それでも立ち入るのを躊躇するくらい水位が上がっている。






あそこまでは歩いて行けないだろうなぁ・・・・



 岸辺に湿地には他には・・・・





サワシロギク





    
左:水辺の岸の辺りにメリケンムグラ    右:ゴマクサ 絶滅危惧種 






オミナエシ




 去年までは途中で道は無くなり、池を一周出来なかったのだが、岸辺の竹とか木を切り倒して道が新しく作られていた。そこを進んで行く。






ウスキモリノカサ
雑木林だった日陰の道には幾つかのきのこの姿。





ホウズキの仲間






ミヤコグサ






ミソハギ



 これまで、一周する道がなくて歩いたことがなかった場所にもミズトラノオは小さな群生を作って咲いていた。そして、最後に・・・・







1周最後の花は冒頭にもあげた、丁度、見ごろのミズトラノオ。



 その後、以前に見ていたイボクサとかサクラタデの花を探したのだが、見つからなかった。




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山寺から帰る途中で、古寺周辺のホトトギスを確認する     2021.09.12. (2)

2021-09-22 08:08:49 | 山、花、山野草

山寺の色の濃いヤマジノホトトギス




 この花を見て、晩春に見掛けた正体不明のホトトギスの群生を思い出した。あの時、ヤマジノホトトギスとはちょっと違うのではないか、と思ったのだった。
花の咲く時期に確認しなければと思ってはいたのだが、忘れていた。。。

 山寺からその場所へ行くのは少し、帰路からは遠回りしなければならない。すれ違えないような、でも舗装してある道を走ってから川の脇に車を停めて、
まずは道脇の土手を見に行くと・・・・



















        
         セトウチホトトギス
やっぱり、セトウチホトトギスだった。ヤマジノホトトギスとは違和感があったのだ。



 古い寺の近くにセトウチホトトギスが残るのは何でなのだろうか。絶滅危惧種でも、お寺の近くから掘り取ると罰が当たると思うのだろう、きっと。






ツリガネニンジン






ヒヨドリソウ




 それから、近くにある古い寺まで歩いて行った。車道から寺に続く径の脇にもホトトギスの葉がかなり見えていた記憶があるのだ。





        







セトウチホトトギス



 そりゃそうだよな。やっぱり、この辺り一帯のホトトギスはセトウチホトトギスなんだ。秋も遅くなったころに種を採りに来ようかな。





    
キツネノマゴ  紅白で







古寺の岩壁のイワタバコ
花は咲き終わっている・・・・





        


 何故か、寺に植えてあったホワイトジンジャー。




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