日曜から1泊2日で、父の1周忌と母の米寿のお祝いを兼ねて、一族が集まることになっている。今日はその準備などで昼過ぎには福山に発たねばならない。その前に、いつもの山の様子を見て来ようと思い、家を出た。もう、11月の半ばを過ぎているから里山のきのこは終わっているだろうとは思うのだが、雨が随分降ったからひょっとしたらとも思うのだ。
山へ登る道を進んで行く。落葉は随分進んでいて明るい。今年はコナラはあまり紅葉せずに葉を落としてゆくようだ。やはり、秋に雨が少なかったせいなのだろうか。
先週に大きなシメジを採った辺りを歩いてみるが、きのこは色の褪せたドクベニタケが一つだけだった。やはり、きのこはお仕舞いのようだ。かなり歩いて少し汗ばんだが収穫はなく、山を下って行く。
登る時には気がつかなかったが、道の脇にムラサキシメジがポツポツと出ていた。さすが、晩秋のきのこだ。でも、収穫せずに下る。
この時期になると、林の中のどこにコシアブラの木が生えていたのかが良く分る。春まで覚えていれば、木の芽の季節に役に発つのだが忘れてしまう。
ムラサキシキブ
山を下り、川沿いの道に出た。川に下る斜面に・・・・
フユイチゴ
ここに来るのは今年は今日が最後になるだろう。
車まで歩いてから家に戻る途中、沢山実を付けた柿の木があった。渋柿だろう、多分。