またかよ・・・・、の紫陽花。PCのデスクトップに飾っている。花も好きだが、あの匂い。キュウリのような匂い、あの匂いを嗅ぐと気持ちが・・・落ち着いてくるんだ。
さておき・・・・・、ヤマドリタケモドキの幼菌を1本だけ見つけたのは2週間も前。それから雨も降ったし、勤め先の庭園ではいろいろなきのこが出始めた。今度こそ!!の勢いで、ヤマドリタケモドキに会いに出掛けた。
その2週間前に出会った場所では・・・・・
ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus Schaeff.
少々、古めの2本だけ。。。一気に出るには雨が少なかったか・・・・・他には・・・
ガンタケ Amanita rubescens Pers.
これも、出始めてから雨が降らなかったせいで、傘が萎びてきている。
Russula sp.
柄も薄っすらと色付いている。ドクベニタケでもなく、色あいからヤブレベニタケでもチシオハツでもなく・・・、いつもの通り、分からない。
どうやら、今度こそ!!は空振りのようだ・・・・・
コオニイグチ Strobilomyces seminudus Hongo
目立たないイグチ。よく見ると幾つも出ている。
刺されたら痛そうな毛虫。サルトリイバラの葉を食べていた。
このスポットはダメのようだ。この状況ではどこも同じかもしれないが・・・・、久し振りにS公園に行ってみることにした。
途中、自宅庭のホタルブクロの故郷を通る。最近、花の咲くところを見ていないので絶えてしまったのかと思ったら・・・・
ホタルブクロ
ちゃんと咲いていた。このところ、車道の脇の草刈の被害に会っていたのだが、やはり強い。
そして、
甘い実。
沢山採ろうと頑張ったが、熟し過ぎか指がベタベタになる。すぐに諦めた・・・・
さて、久し振りの此処。。
今日は味玉も奮発して・・・・、やっぱり旨い。
もう、きのこは諦めムードだが、ようやくS公園に到着した。
人の気配もほとんど感じられない公園の中。きのこ好きな友人達にも会えるのではないかと思ったのに・・・。
そして、きのこの気配も希薄だ。
Amanita sp.
ツバが薄黄色で、目だったツボなし。何かどこかで見たようなAmanitaだが、思い当たるものなし。
ミドリガンタケ(仮)Amanita rubescens var. annulosulphurea Gillet??と呼ばれているようだ。傘がオリーブ色がかり、絶妙な命名だ。去年もここで見たような記憶がある。
アカハテングタケ Amanita longistriata S. Imai
この公園の常連。
コテングタケモドキ Amanita pseudoporphyria Hongo
これも常連。
檻の中のキンチャヤマイグチ キンチャヤマイグチ
常連だが、傘の径20cmほど。状態の良いキンチャだったけど、檻の中じゃね・・・・
ミズキ
ようやく出会ったヤマドリタケモドキ。少々、乾き気味だ。
ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus Schaeff.
これで、諦めがついた。帰ろうか・・・・
戻る途中に、またAmanita
Amanita sp.
これはさっき見かけたアマニタと同じなんだろうか?ツバの残り具合が違うが、全体に似ている印象。これも明瞭なツボは持たないが、柄の裂け目辺りに赤変性が見られる。ガンタケに近い?ヘビキノコモドキにも似ている。。。
これもミドリガンタケ(仮)のようだ。きのこには流行というものがあると、よく思う。今まで見たこともないようなきのこが現れて、やがて普通に見るきのこになる。不思議なものだ。そして、その流行も廃れることもあるのだろう。
やっぱり、きのこは分からない・・・と思いながら車に戻り、帰路についた。