週末には母の家に行くことにしていたのだが熱が出たという連絡があって、金曜の夜、仕事を終えてから予定を早めて
行くことになった。まあ、90才も過ぎると油断はできないから。去年はインフルエンザに罹って2週間だったか入院する羽目になったから。
でも、行って見たら熱が下がっていて元気じゃない。そんな訳で土曜日は独り、母の家から北上して石灰岩の谷に下りケスハマソウの
様子を見に行くことにした。
この場所に行くのは少しブランクがあって辿り着けるかなという気持ちはあったけれど、何とか灰色の脳細胞は覚えてくれていたようだ。
車を停めてから身支度をする。この先は長いのだけど谷に降りてから川の中を歩かなければならないので股下までのウェーダーを履く。
ザックの中にマクロと広角のレンズを装着したカメラを入れ、ストックを持って出発。
高低差150mの谷を下る途中で道を間違えた。道というほどのものは最初から無いのだが、記憶にない斜面を強引に下ると何とか、
記憶のある獣道に出て川にでることができた。そこから川を渡ったり藪を越えたり・・・・
去年と同じ。歩き始めのこの場所ではケスハマソウは白い花ばかり。でも、花盛りの様子。
これなら目的の場所では丁度、咲き始めの時期なんじゃないか。それから川の脇を歩き、渕が迫った時には対岸に移りしながら遡行する。
やがて・・・・
目的の谷への入口に到着。
ワサビ
帰り道で少し貰って帰ろう。でも、今は先を急がないと・・・・
しばらく奥に進んで・・・・
今年は不作の年かなと思った時に手をつこうとした場所を見て驚いた。
ケスハマソウ
ここから先はケスハマソウが咲き誇っていた。
足場がとても悪くて急斜面を登って行けないけれど、上を見上げれば・・・・
奥に進んで花を眺める。
まるで園芸種のような派手さの花。
この谷の様子はもう少し報告することにしよう。