今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

近所の何処かの寺の紅葉とシイタケ     2022.11.27(1)

2022-12-26 18:59:15 | きのこ など






 知り合いが Facebook に近所の寺の紅葉の写真を挙げていたのを見た。紅葉が綺麗で有名な所らしいのだが、
知らなかった。その写真を見た翌週末に暇つぶしに行ってみることにした。日も経ってしまっているから散ってるだろうなとは思っていたけど。

 小さな寺に着いて中に入ってみると案の定、散っていた。でも、これも風情あるんじゃない?



















 池の脇を進んで行って・・・・











 対岸の池の上から見下ろした。











 木にはほとんど紅葉した葉が残ってなくて、一応、一廻りしたけれど、直ぐに戻ってきた。
















辛うじて残っていた葉。






        

 


 何ていうお寺だったっけ。篠山のお寺。駐車場の脇に地元の人が野菜とかきのことか、店を出していて暇だから見ていたら、
如何にも旨そうなシイタケを売っていた。





        



 知り合いが栽培しているシイタケらしいのだが、大きいし厚みが凄い。天恵菇(てんけいこ)というシイタケらしい。何と、二つで1500円!!
ちょっと紅葉狩りが余りに短時間で終わってしまったので、買うことにした。焼いて1個食べただけでお腹一杯になりそうだ。



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今年はホンシメジが出なかった、僕のシロでは。     2022.11.26.

2022-12-26 07:55:52 | きのこ など

ツクバネノキ




 自宅周辺の今年のきのこは、数は別にして、ほとんど例年通りの種は確認していたのだけれど、ホンシメジだけは姿を見ていない。
秋、遅くに出るシロを見に行ったのだが、今回も結論は始めに書いておこう・・・・・

 今年も去年に続き、全く発生しなかった!もう、出ないのかもしれない。この山ではこれまで、いろいろなきのこが夏も、秋も沢山出ていたのに、
最近はさっぱりダメだ。異常気象とナラ枯れの二重苦で、回復不能のダメージを負ったとしか思えないのだ、残念だけれど。





    
フユイチゴ







ムラサキシキブ








アベマキの葉




 何の収穫もなく、帰路に着くのだが・・・・、ただでは帰れない。コシアブラの木の在処を写真に写して、来年に備えることにした。






        









黄色い葉のコシアブラ



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今年のきのこ納めになるのかも 2     2022.10.23(1)

2022-12-24 08:12:27 | きのこ など





 収穫して来たきのこを洗って、食べられそうなところは水気を取るために干すことにした。
これもイマイチ、状態の良くないきのこを食べるため。状態が良くないのに量だけは多いから・・・・






クリフウセンタケ、シャカシメジ、ムラサキアブラシメジモドキなど


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今年のきのこ納めになるのかも     2022.10.22(2)

2022-12-23 19:24:56 | きのこ など

クリフウセンタケ




 10日ほど前にクリフウセンタケの老菌とコウタケを少し収穫した。今年のきのこは終わりなのかな、と思ったけれど、ホンシメジや
シャカシメジはまだ出会っていない。もう一度、様子を見てこようと思って出かけた。

 前回、クリフウセンタケを採った山に再度、行って同じルートを歩いた。






10日ほどの間にまた、幾らか出ていたようだが・・・・







またもや、タイミングが悪い。老菌ばかり。







ナラ枯れで陽当たりが良くなったのか、センブリが咲いていた。これじゃ、ダメだろう・・・。



 その代わり、戻る道、といっても獣道だけれど、でコウタケを見つけた。もう、何年か見掛けていなかったシロだった。










 山を途中まで下り、かなり前にシャカシメジを何度か収穫していた場所まで登ってみたが、見つけたのは・・・・




        
        cortinarius sp. キンチャフウセンタケ??




 まだ、時間があるので更に登っていくと・・・・






シャカシメジ




 あれ?  周囲を見回した。どうも、勘違いしていたみたいだ。以前にシャカシメジをよく収穫していたのは此処だった・・・
最近は此処までは登って来ていなかったようだ。

 シャカシメジの写真を撮っているときに、さらに上の斜面に茶色いきのこが出ているのに気が付いた。





クリフウセンタケ
かなり沢山出ていたけれど、これもタイミングがちょっと遅かった。


 何とか食べられそうなところを収穫して降りることにした。





収穫



 状態の良くないきのこの下調理は大変なんだ。





        
        昼のパスタ  ハタケシメジとベーコン


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今年二度目の金木犀が満開 旬の黒豆の枝豆ときのこ     2022.10.16.

2022-12-20 21:37:55 | きのこ など

金木犀




 庭の生け垣の金木犀が、今年二度目の満開を迎えた。





        






        





 前日は少し、遠出をしたので今日は午前中はのんびりとしてから、昼から黒豆の枝豆を買いに出かけた。といっても、畑に直接。
車で15分ほど走ると、黒豆の畑が広がる。







広い大豆の畑だが、もう半分ほどは刈り取られて売られている。周りの農道は駐車している車で一杯だ。



 車を停めて、畑に降りた。受付らしき机の脇に立っている人に三株を注文すると、小さな紙に3と書いてくれて畑にいる係に渡すように言われた。
係・・・らしい人を探してお願いすると、先約があるので少し待って欲しいとのこと。

 畑から道を見上げると数人のおばさんが並んでこっちを見ている。おばさんたちが沢山の注文を入れているらしい。
係の人は切り取った株を大きなビニール袋に入れるのに苦労している様子。このままではどれだけ時間がかかるか分からないので、
係に協力することにした。そして、ようやく自分の分の株を刈り取り袋に入れたのだが、一株、おまけしてくれた。
暇だから手伝っただけだったけれど、ちょっと儲かったかな。

 黒豆の枝豆の株を担いで車のトランクに入れた。










 帰り道、ちょっと気になる場所があったので車を停めて、様子を見てみた。






ムラサキナギナタタケ






        
        カラカサタケ







カキシメジ



 去年、秋の初めの頃、クリフウセンタケを少し見掛けた場所だったので、期待していたけれどイマイチ。今年も不作で終わるのか・・・
帰宅後、黒豆の枝豆の鞘を切り取った。しばらくは黒豆の枝豆を毎晩、つまみにできそうだけど、茎や葉が山ほどだ。
いずれ、何かのついでにゴミの焼却場に持っていかなければならないだろう。

 その日の晩飯。




        
        前日収穫のなめこの味噌汁






        
        前日収穫のブナハリタケの炊き込みご飯







マスタケ幼菌のソテー
まずかった。。。。マスタケは撮るだけにした方が良い。




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兵庫県中部のブナ帯へ  なめこの出始め       2022.10.15.(2)

2022-12-18 22:18:29 | きのこ など

チシオタケ




 渓流の脇のスペースに車を停めて山を登り始める。ここはブナ帯というよりミズナラが主となる山。季節になればなめこも出るのだが、
まだ早いだろう。山はここ数年、ナラ枯れ病が広がって来ていてミズナラの立ち枯れが目立ってきている。





        
        ヒメヒガサヒトヨタケ




 友人がこの山で舞茸を採ったと連絡があったのはこの日より前だったか、後だったか、忘れてしまった。





マスタケ幼菌








斜面の横切る山道から5mくらい上の倒木から小さなきのこが出ているのが見えた。何かなと思って登ってみると、なめこだった。
ちょっとだけ。





イヌセンボンタケ
去年は本当に千本ありそうな群生があったけれど、今回はささやかなもの。














ホコリタケ
まとまって出ていれば、それなりに絵になるかな。













        








チシオタケ








マスタケ
これはもう、食用にはなりそうもない。





        
        スッポンタケ



 昼になったので沢まで降りて、木陰で昼飯を摂ることにした。頭上の木が気になる。
















ほとんど、対生に見えるけれど互生で翼状の葉。フジキかユクノキに見えるが頭上高くにある葉で見分けるのは難しいだろう。
















幹はこんな感じ。



 さて、昼飯を終えて車に戻ることにした。戻る道で・・・・






ナラタケ







チシオタケ






        
        ブナハリタケ
袋一つほど収穫。炊き込みご飯にする積り。



 最後の斜面を下る途中で、往きには気が付かなかった土の急斜面に出ていたきのこ・・・・







10mほど先にあるのだが、何も掴まるところがないので歩いて行って撮るのは危険だ。滑り出したら沢まで落ちるかもしれない。
少し登り返して斜面の逆側にも行ってみたが下る踏ん切りがつかなかった。


 元の場所に戻って撮りなおす。そして拡大。






ナガエノスギタケだろう・・・・



 車まで戻り、去年、ハタケシメジを収穫した辺りをウロウロする。場所は微妙に違ったけれど、発見。





    







ハタケシメジ



帰り道、さらに少し高度を上げて歩いてみたい場所がある。



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満を持して、ハタケシメジを収穫にゆく      2022.10.13.(2)

2022-12-17 21:33:07 | きのこ など
        
        ハタケシメジ



 さて、寄り道を終えてハタケシメジのシロに向かう。先週の幼菌が育っているのは間違いないのだが、その姿を見るまではやはり不安なもの。
以前、マル秘のはずの場所なのに、全部、収穫されていたことがあった。それもハサミでだ。このブログを見る人がまだ多かった頃のこと。。。













        




 いま、写真を見て思うのは、木の枝くらいどけてから写せばいいのに!ってこと。でも、この時は収穫することしか考えていなかった。





        







        












 順調に育っていて、思ったより沢山の収穫だ。途中で採るのに飽きて来たけれど、いい加減に収穫すると砂がヒダに入り込んで後が大変。






















ハタケシメジ
この微妙な色の違いは何なんだろうね。日陰のところのものは白っぽいのは間違いないけれど・・・・



  採り終えて帰路に着く。自宅の生け垣の金木犀は今年、二度目の開花が始まっていて微かな芳香に気が付く。












        













 さて、これからが我慢の時間だ。収穫したきのこの下調理。家人は無関心を決め込んでいる。二時間ほどかかったかな・・・・





        







        
        本日の収穫



 腰が痛い。冷蔵庫に入りきらない。ここで家人が登場。友達にあげてもいいかな?


 

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翌週、採り残したハタケシメジを収穫に行くのだが・・・ コウタケ!      2022.10.13.(1)

2022-12-17 15:09:27 | きのこ など

コウタケ



 翌週、山に採り残したハタケシメジを収穫に行くことにしたのだが、もう1ヶ所、様子を見ておきたい山がある。
どっちに先に行くかで迷ってしまった。ハタケシメジの方はまず、先行者はいない。他方は地元の人が結構、入る山だ。
であれば、ハタケシメジの方は後回しにすることにした。

 この山にはコウタケのシロを4か所ほど知っている。そろそろかなと思って覗いてみると、あっさりと見つかった。でも、これだけ。






ウラベニホテイシメジ
久し振り・・・・






サクラシメジ
どうも、きのこが出始めたのは先週だったようだ。



 さて、山に登って行き他のコウタケのシロもチェックしたのだが、クリフウセンタケが出始めていることを確認しただけ。













    
クリフウセンタケ




 でも、数は少なくて、出始めのものと腐りかけのものが混じっている感じ。イマイチ・・・・






クサウラベニタケ
ホンシメジかなと思ったのだが。。。。


 これで一気にやる気をなくして、ハタケシメジの収穫に向かった。



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今年の秋きのこ  ナラ枯れで終わった里山        2022.10.10.

2022-12-16 22:20:16 | きのこ など

ヌメリイグチ




 
 雨が止んだのでいつもの山にきのこの様子を見に行ってきた。車を停めて歩き始めた時にはいろいろ出始めているかなと思ったけれど・・・・






タマゴタケ 老菌







ノウタケ?
オオノウタケかもしれないけれど・・・






斑入りのミズヒキ
毎年、この場所に生えてくる。実はお気に入り。






ヌメリツバタケ
ナラ枯れの倒木に生えてくる。最近まで自宅近くの山では見たことがなかったけれど、ナラ枯れで木が沢山倒れるようになって、
見掛けるようになったように思う。





    
多分、ハタケシメジ
この場所にはハタケシメジとホンシメジのあいのこのようなきのこが出るので・・・・














サクラシメジ
道の脇に僅かに出ていた。



 川沿いの道の感触は良かったけれど、山に登っても何も出ていなかった。ナラ枯れのせいなのか。また、今年もダメなのか。。。







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今年の秋きのこの最初は、ハタケシメジ        2022.10.08.

2022-12-15 21:56:13 | きのこ など






 このところ、きのこの話題がさっぱりだったから、今年の秋のきのこの報告を遅れ馳せながら。。。
今年こそは秋には飯田に行って松茸山を歩き回るぞと思っていたけれど、コロナは兎も角、今年は不作!との連絡があり、遠征は中止。
何だろな、前だったらそれでも行くぞ、という気持ちがあったけれど、コロナもあるしなぁ・・・・、なんて考えていると行く気が失せて来る。

 今年は夏も秋もそこそこ雨が降ったから去年程の不作ではないだろうと思っていたけれど、9月後半になってもきのこの顔は見えず、
10月になってようやく、ハタケシメジが出だした。




    








ハタケシメジ






    





 出始めてはいるのだけれど、まだ出始め。





        










分かるかな・・・・



 斜面を歩いて幼菌を踏みつけるのが怖いので、少しだけ取って幼菌は置いておくことにして、山の様子を見て歩く。






アキチョウジ







ハンショウヅルの花後の綿毛














    
ミカエリソウ







        
        アケボノソウ







    
左:ジイソブ    右:ハダカホウズキ?







        





 山を降りて隣の山の様子を見る。





        

 
立ち枯れのコナラにウスヒラタケは張り付いていた。悲しい風景だ。





    

ハナホウキタケが出だしたら、食菌も出始めるだろう。。。。






        
        収穫  オウギタケが一個だけ出ていたのが、ちょっと笑える。アミタケは何でない?







        
        黒豆の枝豆 



 帰宅後、旬の黒豆の枝豆を茹でてビールで一息。  



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ミズナラ林、きのこなし!  ヒナノウスツボ、タニタデ       2022.08.15(3)

2022-08-28 22:52:08 | きのこ など

ツルタケ




 ようやく車を降りて、ミズナラ林にきのこを探しに行く。山は湿っているのだが、まだ気温が高いのか。キノコはあまり出会えない。







カエンタケ
最近のミズナラ林の定番。悲しいことだね。ミズナラの大木が幾つも立ち枯れて、その根元にはカエンタケ。













ヤマジノホトトギス
























苔は分からないな。でも、何とかリウムをしている息子のお土産に、幾つかの種類の苔を剥がして持ち帰った。




 一回りしてきたが、きのこの姿はほとんどなかった。ナラタケとか、出ていたりするかと思ったけれど・・・・、外したかな。
帰り道、水の沁み出している岩壁で・・・・・






        
        ヒナノウスツボ







タニタデ




 それから車に戻り、山を下る。












    







フシグロセンノウ
いつの間にか、秋になったのかな。






マタタビ






ボタンヅル


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県境の尾根を歩き 橙 緑 赤 黄のきのこ    2022.08.12(3)

2022-08-25 22:38:42 | きのこ など

Hygrocybe sp.




 奥ブナの平での休憩を終えて県境の尾根に向かう。かつての記憶ではこの辺りにもヒメベニテングタケは出ていたのだが、今回は不発だ。
苔の中に名前の分からない橙色のきのこが出ていた。この手のきのこは、僕的にはいつも Hygrocybe sp.







まるで小鳥が卵を産み落としていったようだ。






Amanita sp.
ツルタケで良い?










    
不明
見覚えはあるけれど・・・・、何?




 県境のT字路に着いた。左に曲がり県境の尾根をしばらく歩いた。尾根には涼しい風が吹いていてはいたが、きのこも花も見つからず。
避難小屋のあるところから園地への下り道が始まった。その小屋の周りに・・・・





ヒメベニテングタケ幼菌












    







ツルタケ













        
        クサイロハツ




 この辺りから急な下り坂となる。道には木の根が張り出していて、足もとが超危険。躓かないように気を付けて下る。






ミヤマベニイグチ
多分。標高の高いところのイグチは色がとても綺麗だ。











 あっという間に園地まで下ってきた。





        
        熊押しの滝



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奥ブナの平のヒメベニテングタケ + α       2022.08.12(2)

2022-08-25 07:24:58 | きのこ など

ヒメベニテングタケ




 ブナの平から奥ブナの平まで、こんなに遠かったかなと思いつつ歩いてきたが、良かった、我慢して歩いてきて・・・・
これまでの経験通り、奥ブナの平にはヒメベニテングタケが良く出るのだ。




        







(冒頭の写真と同じ個体)



 同行の妻はベンチに腰かけてコンビニのおにぎりを食べ始めている。僕は急いでおにぎりを一つだけ食べて、カメラを持って周囲のきのこを探している。





カバイロツルタケ







ヒメベニテングタケ
苔の中にアケボノシュスランが育っていたのは気が付かなかった。。。







ヒビワレシロハツ?
























    
コガネテングタケ






ヒメコナカブリツルタケ






・・・強いて言うなら・・・・、キアシヤマドリタケ
ちょっと、色合いが違うのかな・・・・



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久し振りの岡山森林公園        2022.08.12(1)

2022-08-24 21:08:36 | きのこ など

Amanita sp.
ツルタケと言いたいけれど、違うよね。ここのツルタケはこんなじゃないので・・・



 ここ、岡山県と鳥取県の境になる岡山森林公園です。盆休みの初日は昼からホンゴウソウ探しに出掛け、二日目の今日は猛暑を避けて、
少しでも標高の高いところということで、この公園に来ています。盆の最中とは言え、カレンダーでは平日のせいなのか、新型コロナの第7波の
せいなのか、公園入口に一番近くてトイレもある駐車場がガラガラ。人影もまばらです。








 
 さて、今日は涼みに来ているので、あんまり汗をかかないようにダラダラと登って尾根を歩いてきのこや花の観察をするつもり。さっそく・・・





コケオトギリ?
小さな黄色い花。


 そのまま公園の中に入ってゆくけれど、人影はほとんどなく寂しい限り。しばらく中央の道を歩いて行く途中で、公園内の散策路を書いてある
パンフをもらい忘れてきたことに気が付いた。でも、歩きなれているところだから、まあいいか。

 中央の道を右に折れてたたら場に向かう。そして、緩やかな登りの道を進んで行く。きのこはぽつぽつと出てはいるけれど、地味なものばかり。





カレバキツネタケ





シロウロコツルタケ
これは、以前はフクロツルタケと図鑑に書いてあったようだけど、国内のフクロツルタケは3つに分かれて、フクロツルタケ、シロウロコツルタケ、
アクイロウロコツルタケとなったらしい。でも、いろいろ調べてもこれが見分けるポイントだ!!という情報はなくて、主には変色性なのかな。
かつては致死性の猛毒菌とされていたこともあって、傷つけて変色性を見るのも嫌だから・・・・、シロウロコツルタケにしておく。




        
        クロハツ? 






ヒダがとても疎なのは良いとして、傘の縁が波打つ感じ、変色性も無いような・・・・、あまり長く見てはいなかったけれど、クロハツの仲間にしておく。






沢山出ていた。











 ブナの平に着いてしまった。山に向かう道を間違えたようだ。行きたかったのは奥ブナの平なんだ。もう昼になっているのだが、もう少し歩いて行こう。





クサイロハツ






ツエタケ
立ち枯れの木の脇に出ていた。





ヘビキノコモドキ
幼菌かな











    
ヒメベニテングタケ




 もうすぐ、奥ブナの平に到着するというタイミングで、今日の本命だったヒメベニテングタケに出会えた。













ヒメベニテングタケ



 期待が高まるね。



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盆休みになった初日 何もしないよりは・・・、ヤグラタケと有馬富士     2022.08.11.

2022-08-13 16:36:51 | きのこ など

ナツズイセン




 今日から盆休み。といっても翌日、12日は自主的に休むことにして、17日までの7連休だ。その初日だから体を休めて疲れを取って‥‥、
ってわけには行かない。そんなことをしていたら、あっという間に1週間は過ぎてしまうのだ。

 昼飯を食べるまでは大人しく自宅でダラダラしていたが早くも限界。庭に出る。2株しか咲かないと嘆いていたナツズイセンは花が終わり、おや?
あらたに3株が花をつけているではないか。それから、今年、植えた5種のギボウシの内の2株目がつぼみをつけていた。





まわりの秋明菊原種に負けずに株を大きくしてほしいけど・・・・



 何かすることはないかな、思いついたのはナツズイセンをうんざりするほど植えこんでいるという公園の探索だ。来年こそは見頃の時期に行かねば。
その下見をしに行くことにした。どう考えても、来年の花の時期に行けば良いことなんだけどねぇ・・・・

 その公園に行く途中の森でちょっとホンゴウソウ探しを。。。。




    



ヒナノシャクジョウ
ヒナは幾つか見つかるのだけど・・・・、ホンゴウソウはそう簡単には見つからないな。それに、どうもイメージ通りの場所に行き当らない。
求めよ、さらば与えられん、とはいかないものだ。



 早々に諦めて車に戻り、公園を目指した。入り口は分かっているのだが中央分離帯があって入れないことに気が付いた。反対側の入り口から入り、
駐車場に車を停めて・・・・、そういえば来る途中に道の上を連絡橋が渡っていたのを思い出して、歩いて行って反対側に移った。

 そらは晴れ渡っていて暑い。帽子を被ってくるのを忘れた。適当に建物のある方に歩いて行くと「三田市に自生しているカザグルマ」を植栽している、
という案内があった。期待して行ってみたがどうやら枯れてしまったようだ。他に園芸種のクレマチスもかつては植えてあったようだが・・・・
公園というのに管理が行き届いていない。でも、広い公園を市に管理しろというのが無理というものだ。




 

ナツズイセンの植栽
とうに見頃は過ぎているが、これなら来年は期待できそうだ。気になるのは咲いていない部分もかなりあること。春には一面に葉が出ていたのだろうか。
春の葉の茂りと開花とはどんな感じなんだろう。ウチの庭では花が咲くのは半分弱。ここはどうなんだろう。



 春にも来てみなければならなくなった。。。。
折角、ここまで来たのだから公園の中を散策することにした。坂を下って行くと森の中には半分干からびたアンズタケ。それとシロハツの類。
それから・・・・、幾つものクロハツらしききのこの乾燥したもの。その幾つかの傘の上に・・・・





ヤグラタケ














老成すると傘の表面が剝げ落ちて胞子を散らす。奇抜な発想を持ったきのこだなぁ・・・・






見ようと思って見れるきのこではないのだが、今回はかなりの数が出ていた。



 そのまま下って行くと大きな池に出た。その池の向こうには有馬富士。





去年、きのこ探しのついでに登ったっけ。山の上からこの池を見たような気がしないが。


 暑いが運動不足なので池を一周することにした。何かに出会うかもしれないし・・・・





アキノタムラソウ






オオニシキソウ



 暑い。へばってきて散歩の老人に追い抜かれた。短パンにトレーニングウェアの老人、サルコペニアには無縁そうだ。




サルスベリ


 何とか車に辿り着いて・・・・、汗を拭いて水分補給。帰路についたが今日は夕立は来ないようだ。帰宅したら庭に水を撒かなきゃならんだろう。



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