カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

2008年!

2008-01-04 | イワテケン




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だね」







(白いのは雪で~す)

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結局、ダンナの実家の山にこもったきり、どこにも出かけていませんので、
お見せできるような画像もなく・・・スイマセン。

元旦の朝までは普通に過ごしていたのですが、夕方から何の前触れもなく私の体調が崩れ(?)
夕飯の時間なのにお腹が全く減らず(食べすぎ)なんだかカラダが暑くて暑くて・・・
涼む為に雪のちらつく庭(畑)でぼーっと星など眺めていたけど、一向に食欲は湧かず。
勧められるままにビールを一口飲んだら今度は急に寒くなり、
手当たり次第着込んで布団に包まっても寒気が収まらず、
ストーブガンガンにつけても寒気は止まらず、体中の関節が痛み、
その後18時間寝たきり、起き上がれなくなりました・・・アハハ・・・

喉も痛くない、たいして熱が高い様子でもないけれど、
「風邪で悪化したら帰れなくなる、マズイ」と思い、
1月2日に急遽新幹線を予約しなおして帰ってきました。

岩手県(三陸)から東京への道のりは遠いのです・・・。
最短で6時間かかる(乗り換え2回の待ち時間含まず)ので、体調が悪いとホント、
泣きが入ります。
飛行機、という手段がないのはホントに辛い。
車で送って♪なんてありえない距離だし。
家から北海道とか沖縄のほうが近かったりするのです。


・・・でもでも、盛岡について、新幹線に乗ったらなんだかカラダが軽くなってきて・・・
家に帰ったら食欲も湧いてきて・・・
一晩寝たら・・・あ~ら不思議、どこも痛くもかゆくもない?

なんだったんだ??(ホームシック?)

12月の激務による疲れが出たのには間違いない、と思ったけど、
寝込んだ、にはカウントされないよね~?寝てたのは18時間だし、
ただの寝坊程度だよね?ね?ね!(しつこい)

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そんな釈然としない年明けでしたが、みなさんはいかがでしたか?

私の2008年の目標はズバリ「3000」(意味解る?いや、解らなくてもいいの)

たくさん歩いて、
たくさん登って、
たくさん旅して、
たくさん飲んで、
もう少し製作もして(ゴメン)
少し仕事もして(ヲィ!)
みんなが元気で健康で笑顔でいられたらそれで十分シアワセ

と思っています。
なんのお構いも出来ませんが、変わらずお付き合いしてやってくださいまし。
今年もよろしくお願い致します













松茸の季節

2007-10-14 | イワテケン

今夜のメニューは、山の恵み。



岩手県産 松茸と 丹波産 栗

松茸はシンプルに焼いて、我が家の庭にある柚子で頂き、



栗は栗ご飯に。


まさに、秋
食欲の秋


しかし、松茸はどうして高価なんでしょう?
ちなみに昨日の相場は、岩手県産松茸は 5本で(kgは不明)¥25,000でした。
(大小取り混ぜ、デパチカ価格)

買うときは、はぁ~、高いなぁ・・・
と思うのは当たり前のことなんですが、納得の価格でもあると思うのです。

松茸は、主人の実家で取れる貴重な山の恵みです。
それを私たち夫婦は東京にいながらにして、頂く事が出来ます。
松茸山と、お母さんのおかげです。

お母さんは我が所有する山に、8月頃から松茸探しに出かけます。
大体、午前3:00頃起きて、朝7:00位まで山に行っています。

1週間毎日行っても、ひとつも取れないときも多々あります。

もちろん、山と言っても私たちが行くような
登山道がある山ではありません。

熊の住む、山奥です。熊鈴は持っていません。
犬のタロウが熊よけです。



道などない急斜面を登って、降りて、登って、降りて。
私は一度だけ連れて行ってもらったことがありますが、
木の根にしがみついて、やっと登れるような急斜面もあります。
そこを、慣れているとはいえ、もうすぐ80歳になる義母がタロウと、
松茸を探しに行くのです。
万が一事故にあっても、誰にも探し出されないであろう山中・・・
私に同じことが出来るか?と考えると・・・です。

山は所有者がいたとしても、
その境界線を誰かが見張っているわけではありませんから、
だれでも自由に入ってこれるので、結局、先にみつけたもの勝ち、で、
いくら自分の山だと主張してもダメなのです。

小さな松茸、大きくしてから取りたいと思っても、
大きくなったら人目についてしまうので、
小さいまま取ってしまう物も多いです。

松茸の生える場所は、家族でさえも教えない、と言われています。
そのおかげで、主人の父親が事故で亡くなった時、
その後何年かは松茸を頂く事ができませんでした(笑)

収穫量はもちろんその年の雨量や日照時間によっても、
大きく変わります。
腐ってしまったり、まったく取れないときもありました。


それだけ貴重なものですから、1本5000円でも全然高くない、
と私は思うのです。卸値はもっと安いですし。


森の恵みと、子供に食べさせてやろうと出かけていく母親の愛。
今年もありがたく、頂きました。

    

・・・ところで。
丹波産の栗は美味しいですね!やっぱりサイコー





タロウとるみ子

2007-08-23 | イワテケン


「残暑お見舞い申し上げます」



ちゅちゅ(Cyu2)隊長!その後元気~?
今日は東京、久しぶりに涼しいんだって?良かったね~。
僕たちなんか岩手の山の中でもゼーハー言っちゃうのに、
灼熱地獄の東京なんかぢゃ生きて行けないよー。





お散歩、楽しかったね!
雨上がりの森、空気も冷たくて気持ちよかった。
どこまでもどこまでも歩いて行けそうだよ。





あれ?どうしたの?もうおしまい?



ええっー?もう帰っちゃうの?たった3日しかいなかったぢゃん!
もうお散歩できないの?

帰んないでよ。僕、寂しいよ・・・


しかたないネ・・・

また来年!帰って来てね!
僕たちちゃんとクマ除けとして一生懸命働いて待ってるから!
ちゅちゅ達も一生懸命働くといいよ。
また一緒にお散歩しようね!




変わらない風景がいつも、ここにある。
ふるさとって、ありがたい。


(タロウ=るみ子の息子 るみ子=タロウの母 命名=ダンナの母







あっという間の夏休み

2006-08-16 | イワテケン

毎年恒例ですが、主人の実家へ帰省してまいりました。
今年は帰る前に、「世界遺産:白神山地」へ寄る、という計画を持って、
仕事が終わった後、夜行バスで秋田県:能代市へ。
10時間半という長い行程、初めてのところはいつも興奮して眠れず
それでも寝不足のカラダに思いザックを背負い、回ってきました。

・・・でも実際は世界遺産地域に入る時間は無く、
十二湖あたりを散策しただけで終わってしまったのですが、とても楽しい旅でした。
青森県で一泊し、日本海をあれだけゆっくり見たのは初めて。
五能線「リゾートしらかみ」はとても素敵な電車でした。
子供達の夏休みには夢のある楽しい列車だったのではないかしら?
早起きして席を確保した甲斐がありました。

楽しかった旅の記録は又後日の予定。
画像は主人の実家近くの景勝地「北山崎」にて。
展望台から降りたところで、ふと前を横切るグレーの影。

ク・・・クマ?

今年は熊の出没が多く、実家の家の周りにもうろうろしていて
(跡がありました)笑い事ではないのです。
でも良く見たら鹿、でした。
もっと近くに寄ろうと思ったら逃げてしまった。
クマじゃなくてよかったよ~。

・・・地球温暖化により、色々なところが変わってきてしまっています。
東京に帰ってきたらこの蒸し暑さ!
涼しいところから戻ってきてのこの暑さ、さすがに耐え難いです。
少しでも、自分に出来ることを実践しようと強く思うのでした。




楽しかった夏休み 3

2005-08-23 | イワテケン

夏休みにはいろんな生き物達とも出会い、遊びました。

左は推定10kgの猫のぶーちゃん。
真ん中は連日の散歩でヒーハー言ってるるみことタロウ(親子)
右端は生まれて初めて見た、オニヤンマ。
オニヤンマって大きいのですね!家の中に入ってきたのですが、
ばっさ、ばっさ~って感じで飛んでいて(大げさ?)驚きました。
顔が仮面ライダーみたいなので笑えました。

オマケに帰り道、夜行バスに乗るため19:00頃、お兄さんに車で送ってもらい、
駅までの道のりで、出会ってしまいました・・・


クマに!しかも小熊!!


走っている車の直前を、ダーっと横切ったのです。

3人して「うわっっ!!熊!」と叫んでしまいました。
お兄さんは冷静で「小熊ってことは親も近くにいるなぁ・・」
主人は「生まれて始めてみた!」
って、現地の人でも野生の熊に出会うことは珍しいみたい・・・
あまりに一瞬の出来事だったので、カメラなど撮れる間もなく残念でしたが。

貴重な体験が出来てビックリ&楽しかった夏休み。
山で遭遇しなくて、良かった~とちょっと真面目に思いました。



楽しかった夏休み 2

2005-08-21 | イワテケン

山登り、といえば滞在中ビックリしたことがありました。

主人の伯父さんが新聞に載ってるよ、と。
教えてもらい早速見てみると・・・
かの有名な登山家の「岩崎元郎さんと岩手山に登る2日間」(題名は定かではない)
という企画に参加し、登頂してきたそうだ。

伯父さんは丁度昨年のお盆に久しぶりにお会いしたばかり。
全然変わっていなくて、ますますお元気な様子でした。
一緒においしいお酒を飲みました。
その伯父さんがおいくつなのか?全然気にもしていなかったら、
今回新聞に出ていて、なんと83歳だそうな!
それで2000M越える山にみんなと一緒に登ってきたと言うではありませんか!
新聞の写真には、トレードマークの大きな1眼レフカメラが首から下げた伯父さんが・・・

・・・なんて素晴らしい・・・

私なんか足元にも及ばぬ・・・及ぶはずもない・・・

健康である、ということは色々な可能性が広がっていく、という事ですね。
ほんの少しでも近づきたいワタシでありました。



楽しかった夏休み 1

2005-08-20 | イワテケン

毎年お盆は主人の実家へ帰省しているのですが、もう十年以上通っているのに、
一度も経験したことのなかったことを経験してきました。

それは、山へ入ること。
登山道などがあるわけもない、個人の山へ。

今まで体力には全く自信のなかった私でしたが、このところのトレーニングで、
行けそうな気がしたのでお願いしてみました。
主人の実家所有の山は、○○が取れる山。
それも目当てに(笑)主人に連れられて行って見ました。

想像通り獣道をかきわけかきわけ・・・
途中十年以上登っていなかった主人は道を間違え(というか、道はない)
崖を登る羽目に。
私には90度に見える山も、犬のタロウはす~いすい。
私は転げ落ちたら誰も助けには来てくれないので、慎重に木の枝をつかみながら
汗だく(冷や汗?)で登っていきました。

途中、木の根っこにもたれかかりながら一人休憩。
そうすると、犬のタロウが戻ってきてくれて・・・
「大丈夫?」とばかりに私の顔に滴る汗をペロペロ舐めてくれるのです。
た、たろうくんって優しい・・・犬って賢い~!
我が家の猫とは大違いっ!

そんなこんなで1時間ほどで頂上が!
雲っていましたが、遠くには海岸も見えてちょっと感動。
わたしも少したくましくなったなぁ・・・と。

お目当てのものはもちろんひとつも見つけられず。
でも、手ぶらで登れる山&家に帰って飲む昼間のビールは最高でした♪

★画像左はタロウくんに引張ってもらいながらの獣道。右は頂上より海岸線を眺めるの図。