無事に帰ってきました、屋久島。
それはそれは言葉では言い表せないほど、カメラにはとても収めきれないほどの
素晴らしいところでした。
こんなにも美しい場所が、こんなに近くにあったなんて。
この目とカラダで感じられたことに感謝です。
1日目、縄文杉登山は思ったとおりのとてもとても長くて遠い道のりでした。
柵のないトロッコの橋も呼吸が止まるほど怖かったし
朝6:45から歩き始め、休憩もありますが、登山口に戻ったのは17:30。
でもトレーニングの成果か、無事に何のトラブルもなく達成でき、
一緒に歩いたその日だけの仲間たちと、最後はみんなでバンザイと拍手。
感動でした。
翌日、意外にも疲れが残ってなくて、その日はシュノーケリングをしに
一湊の海へ。
魚と戯れた後、冷えたカラダを地元の公衆浴場へ案内してもらう。
これまたすごいところで、こんな体験めったに出来ないな、という温泉で、
地元の方とも触れ合うことが出来、感動。
3日目、ガイドの方が「絶対行くべき!」との事だったので、
急遽出かけた白谷雲水峡。
どこもかしこももののけ姫の森。息を呑むほどの美しさでした。
がんばって太鼓岩まで登り、高所恐怖症のワタシはちらっ、と覗いて
即退散。水の豊富さと森の恵みに感動。
そして今日、出発前にもうひとつ。
早朝、平内の海中温泉と、大川の滝を見学。
途中で東京では台風のような雨と風で大荒れになり、
ホテルに戻ったら離島便の第一便が欠航!
「やばいかも・・・」
と思いながらも空港へ。
10:30には雨も上がり、明るくなってきたので「あー、よかったー」
と思ったのもつかの間、2便も屋久島上空天候不良のため鹿児島に引き返すかも?
って言ってるし
とりあえず、明日会社休むのには問題ないよね(笑)と主人と確認しあいながら
待っていたら、飛行機到着!でも約一時間遅れで2便出発。
私の乗る3便は運よく20分遅れで到着。鹿児島まで揺れもせずに飛んで、
乗り継ぎ20分になってしまい、走って東京への便に乗って、
無事家にたどり着きました。
この飛行機、今年の9/30で最後、というYS-11型機。
私は特に飛行機に興味がある人ではないけど、その話は聞いていたので
搭乗したら、やっぱりなんだか感慨深かった。
そんなこんなの夢のような5日間でした。
ガイドブックとかに載ってる写真見て、実際の現場に行くと
「写真って上手に撮るよね~」
と思う場所多々ありますが、屋久島の場合は違いました。
実物のほうがはるかに美しい、壮大です。
私たち人間なんて、この森から見たらなんてちっぽけな。
そう思えた旅でした。
(画像左:縄文杉 右:白谷雲水峡)