カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

車山高原スノーハイク

2008-01-20 | ヤマのこと

1/19(土)、雪が見たくて「車山」まで行ってきました。

茅野駅で10:15発の「車山高原」行きのバスに乗ります。
同じ時間帯発車の「渋の湯」や「ピラタス」方面のバスの列は、
ザックを抱えた山ヤさんばかり。
こちらは子供連れや若者ばかりでザックを持った場違いな人は私達位です。


途中まで全然雪がなかったので心配でしたが、
白樺湖へ来たら急に積雪が増え、雪国に来た気分になれました。


11:10「車山高原スノーパーク」に到着。もうたくさんの人たちがスキーをしていました。
とりあえず総合案内所に行って、どうしたら上にいけるのか?聞きます。
2本のリフトを乗り継いで、山頂に行けるとのこと。ここでついうっかり「山頂往復券¥1700」を購入。


場違いな二人はスキーヤーやボーダー達の群れに混じり、リフトに乗ります。
実はワタクシ、スキーなどしたことがなく、スキー場も初めて訪れたのでした。

キーンと冷たい風の中、山頂までのリフトはフードが着いていたので寒くなく、
怖い思いもせず無事山頂へ到着。


さて・・・
私たちはどこを歩いてもいいのかな?
とりあえず「レーダー」が見えるので、そっちへ登ります。

雪はサラサラのパウダー。天気も快晴!よかったー!
とっても気持ちいいですが、風が強くてやっぱ寒い


レーダーの横にある羅針盤を見て、見える山々を確認。
画像の奥は昨年暑くて辛かった思い出の「蓼科山」「北横岳」
今改めて見ると「よく歩いたなぁ・・・」と一人感心する。


雪はしまっていてさほど積もっていないので、登山靴のまま先へ歩きます。


と5分もしないうちにすぐ・・・「車山山頂」
向こうに見えるのは「車山湿原」でしょうか。


今日この山を選んだのは「入門コース」だから。
アイゼンを履くような山へは行ったことがなく、自分達だけでは不安なので、
「青と白のコントラストを味わいたい」だけの私はここで練習することに。
遠くまで大きく広がる奥行きの深い山々の眺めは、来て良かったな~、
とさすが入門コース、高所恐怖症の私でも心から楽しめました。


これは誰の足跡?ワン?

もうひとつの目的は「かんじき」
スノーシューは過去2回ほど経験しましたが、自分達だけでも出来るのか?
を試したかったので。


この辺りは練習にはならないほどの(笑)なだらかな山と、雪の少なさ(爆)
わざとバフバフできるところを選んで歩いたりして。
でも私たちのほかに3組ほど、スノーシューハイクしている人がいました。

「霧ケ峰」まで歩いていけそうでしたが、うっかり買ってしまった「往復リフト券」がもったいないのと、
パトロールに届出用紙を提出するのを忘れてしまったので、「車山肩」の辺りをうろうろして途中から引き返すことに。
「強清水」から「上諏訪」までの路線バスも走っていたので、そっち方面から帰るのも良かったなー。

かんじきで雪遊びしている間は風もおさまり、
お日様の温かさを直に感じます。雪の上でお昼にしたり、
コーヒー飲んだりと、まったり過ごすことができてシアワセ。


13:00を過ぎ、ちょっと薄日になってきたので予定より早めに戻ります。
今日は全然歩かなかったなぁ・・・ま、それもいいかな。


スキー場の喧騒から離れ、静かで心地よいこのエリア。
あまりの気持ちよさに去りがたい気持ちもありますが・・・
レーダー方面へ戻ります。


またまた「蓼科山」を見ながらリフトでバス停へ戻ります。
下りは係員もいないし、乗っている人もいないし・・・と思っていたら
ダンナ曰く「下りのリフトは上まで来て滑れなかった人が使うんだよ」
なーるほど、どうりでジロジロ見られる訳だ。
どっちにしても滑れないんだから恥ずかしくないも~ん板履いてないし。
でも一度ぐらいはやってみたいな、気持ちよさそう~


帰りもバスで「東白樺湖」まで行きます。

バス停で下車、凍った湖を眺めながら歩くこと10分、「すずらんの湯」に到着。


特筆するようなことは何もなかった温泉でしたが、混んでましたね。
露天が露天ではなく、屋根やガラスに全て覆われていたのが寂しかったです。
寒いから仕方ないのかな?
でも外は雪、中はホカホカの温泉。温かいお湯に手足を伸ばせるだけでシアワセです。

よく見たら「すずらんの湯」のまん前にバス停がありました。
茅野駅まで戻り、また「あずさ」で新宿へ帰ります。
日帰りにしちゃ山行単価の高いスノーハイクだったなー

でも楽しかったのでヨシとします!