カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

買い物目的?生藤山

2008-03-02 | ヤマのこと

今日は陽のあるうちに帰りたかったので、近場の「生藤山」ハイク。

【往路】JR上野原 富士急山梨バス8:28⇒井戸9:00 ⇒三国山10:50⇒生藤山11:00
【復路】生藤山⇒連行峰⇒山の神12:10 ⇒和田バス停13:05
⇒和田バス停13:22⇒JR藤野駅13:39 送迎バス13:43⇒東尾垂の湯14:05

当初の計画では生藤山から陣馬山へ行って・・・だったのですが、
早起きできなかった為にショートコースに変更。


上野原駅よりほぼ満席のバスに揺られ20分、「井戸」バス停に到着。
簡易トイレあり。自販機なし。


ここから車道歩きで7,8分で、「軍刀利神社」の鳥居。
ここを上がっていきます。

神社まで車道ですが所々凍っています。
意外にも急登りで滑ります。


30分程度で「奥の院」おおきなおおきな「カツラの木」があります。
無事をお願いしてお賽銭を入れ、先へ進みます。

樹林帯の中の急登りが続きます。
短い距離なので焦ることなく登りますが、ところどころ雪がまだ結構ありますね。



「三国山」へ到着。


ここからの景色は素晴らしい!
富士山も、遠く雪をかぶった真っ白な山脈(左奥)甲斐駒?あたり?
よーく見えました。


そこからすぐが「生藤山」
でも山頂は狭い。景色も三国山のほうがよかったです。

この小さいピーク?の連続?
山歩きを始めたころよく歩いていた「関東ふれあいの道」
道標などしっかり管理されていて、迷うことはないのですが、
ハイキングコースという割には歩きにくい・・・
小さなアップダウンを繰り返すのですが、すれ違い出来ないような
岩場とか?滑りやすい急斜面とか?
騙された感があるのは私だけ・・・?(笑)
そういえば、この「道」ってこんな感じだったな~、と思い出しました。


まだまだ雪があります。
滑るのが得意な私は4本アイゼンつけて歩きます。

陣馬行きを止めたので、途中の分岐、樹林帯を「和田バス停」目指して下山します。
ショートコース&ダイエットの為お昼は抜きです!
(温泉後にビール飲んでりゃ一緒だけどね)

ところがまー、この下りも歩きにくい!
雪はないのですが、使う人が少ないのか?枯れ葉ががわんさか。
膝くらいまで埋まるほどの枯葉を掻き分けながら、
滑るように降りていきます。

バスの本数が少ないので、逃したら1時間待ちか徒歩1時間半。
CTは1:10。下山開始が12:10、バスは13:22、間に合う??焦ります!


珍しく下山で汗をかきながら降りたら30分でついてしまった。
バス停はここから5分と言うことで一安心、休憩します。
地図には載ってなかったなー、ここ。

ちょうどそこに居合わせた小学生の女の子とおじさん。
女の子は私たちの(キタナイ)格好に「どこに行ってきたの?」
と興味津々おじさんが説明してました。

この「村の家」で今日はこんにゃく作りをしていた、ということで、
ベンチで休んでいた私たちにおじさんがナント「味噌田楽」を
持ってきてくれたのです!モチロンプレゼント。

確か・・・先日もこのエリアで頂いたな~・・・と思い出しながら
ご好意に甘え、頂きます。
今回は柚子味噌でさっぱり。とっても美味しかったです(昼抜きだったのでペロリ。写真すら撮り忘れ)

おじさんにお礼を言って、バス停へ。


バスを待つ間に、バス停に併設されている「陣馬自然公園センター」を見学。
ここでも体験コーナーがあり、山の恵みの木の実など自然のままのアイテムがたくさん!!
創作意欲がムクムク湧いてきますが、時間がないので我慢我慢・・・


かわいいなぁ~・・・


藤野駅まで行き、バスを乗り換え【東尾垂の湯】温泉へ。

ここの温泉は以前から行きたかったのですが、バスの本数が少なくて
諦めていました。
いつからか?1時間に1本くらいに増えていたので、今回初めて利用しました。


ウワサ通り、源泉掛け流しのお湯は、硫黄臭あり、お肌スベスベないい感じ♪でした。
¥850でバスタオルも付いています。
駅までの送迎バスは無料です。施設内の飲食物も低価格で良心的。
ただ、病院が経営?の為か若干病院チックな感じも所々感じられ・・・

でも人気があるみたいで結構混んでました。

そうそう、今回の目的は


藤野町の特産品「ゆずの尊」¥700
このポン酢が大好きで、3年前から我が家のポン酢はコレなのです。
合成保存料など使用していないので、あまり長い間持ちません。
コレを仕入れに行って来たのでした~。

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上野原、といえばもうひとつ。

いつも買った事のない本【岳人4月号 別冊 春山】に
なんとなーく惹かれて買ったら、なんと昨年【奈良倉山】へ行ったとき、お世話になったバスの
運転手さんの記事が載っていました。(110ページ)
私たちが乗ったときも同じように丁寧に山のあれこれを運転しながらずっと、
アナウンスしていてくれたのですが、最後に「私の名前は長田です」
と仰っていたのでしっかり覚えていました。
ご自分自身で山を歩き、道標なども整備し、山を愛していらっしゃるのが
車内での長田さんのアナウンスでよ~く解りました。

この富士急山梨バス「上野原営業所」さんにはお世話になっていて、
実はその日、帰りの乗ったバスの中に帽子を忘れてきてしまったんです。
気付いたときは高尾にいました。
バスの中かも?と思い手元の朝もらったマップに電話番号が載っていたのでかけて見ると
「今ここにあるよ」との返事。

この後待ち合わせがあって急いでいたのと、
本数の少ない電車だし、取りに戻ってしまうと・・・
と悩み、無理を承知でお願いしたら、送料着払いで送ってくれました。
(この時は長田さんではありません)
使い古したキタナイ帽子だったのですが、私にとっては大事な愛用品。
嫌な声も出さず大変親切に対応していただき、人情の温かさにほっと、
そして感謝した、という出来事がありました。
この営業所の仕事や人とのかかわりに対する姿勢自体が素晴らしい、
人に親切にしてもらうと、ココロが和みます。見習いたいです。


このコース、新緑の季節は結構混むらしいですが、
普段は静かな山歩きが楽しめます。
そういう面でとてもオススメです。本に書いてあることはホントですヨ。

とその時の恩返し?に宣伝してみました。(笑)
今日はお会いできなくて残念でした。