震災から1年3ヶ月。
(photo by 北山崎)
東京にいると忘れがちですが、被災地では色んなことが少しずつ進んでいるようです。
環境省は、青森県の種差海岸から宮城県の松島までの沿岸部の自然公園を、
「三陸復興国立公園」(仮称)として再編する構想があるようです。
構想によると、被害を記録・継承するための学びの場や、
災害時の緊急避難場所や避難路となる「鎮魂の森」
「三陸海岸トレイル(長距離歩道)」を整備し、被災した農業者、漁業者らに協力してもらい、
エコツーリズムを推進することで、地元の雇用確保も図るとしています。
「東北海岸トレイル構想」としてモニターツアーも行われました。
2011年、夏に訪れた「北山崎」
海の碧さもリアス式海岸の美しい眺めもそのままでしたが・・・
震災の影響であちこち崩れた自然歩道。
素晴らしいこのトレイルがまた安全に歩けるようになること、
この国定公園に以前のように観光客がたくさん訪れてくれるようになること。
時間はかかってもそういう小さなことがちゃんと整っていくことが、
生きる勇気、笑顔に繋がっていくと思うので、この構想は必ず実現してもらいたいと思います。
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ちょっと視点を変えれば、自分にも出来ることがまだまだあります。
「復興サポーター」「復興オーナー」「復興市場」
単なる募金ではなく、自分たちの力で立ち上がろうとする人々を応援する「サポーター」
に自分がなること。
自分の買いたい物ひとつ我慢したら、もしかして誰かの役に立てるかもしれない。
心の充実度は自分の買い物よりずっと、満たされる気がしています。