今年の夏、母が調子悪くなったのと同時期に、
我が家の猫のちゅーさん(本名:ちゅっちゅ)も調子が悪くなりました。
病院に行くと肺炎が悪化していて、あと何日生きられるか解らない状態だと言われ、
そんなに悪かったことに気づいてやれなかった自分を悔やみました。
その後は姪っ子の家に預け(と言っても徒歩10秒先)拾い主の姪に世話してもらい、
約1ヶ月ほどで無事に元気を取り戻したちゅーさん。
元気になったらやっぱり住み慣れた環境に戻りたいと脱走するようになり、
先月からまた一緒に暮らすことになったちゅーさん。
元気になっても利尿剤などの薬は一生飲み続けなくてはならない。
毎日朝晩薬を飲ませるのはなかなかたいへん。
ピンセットで長さ1センチ程のカプセルに、薬4種類詰める作業がまず眼に辛い(笑)
嫌がるのでゴックンするまでは何度か失敗し、苦しい思いをさせている。
ちゅーさんは18歳という高齢なので、あちこち悪いところが多く、
最近は歯槽膿漏が悪化し口臭と歯がグラグラ、食事も辛そうだった。
ホントは抜歯したほうが良いけど、肺の機能が1/3のしか働いていない状況なので、
麻酔によって死んでしまう可能性もあると言われていた。
せっかく助かった命、歯を抜くことで失ってしまうかもしれない、
猫にとってどちらが幸せなんだろう・・・なかなか決断できなかった私たち。
このところ体調が安定しているから、やるなら今だよ、と主治医に言われ、
悩んで出した結論は「GO」でした。
日曜日の朝、もしかして最後になるかもしれないと姪っ子と代わる代わる抱っこして、
半日入院でちゅーさんを病院に預けに行った。
結果がわかるのは午後四時、祈るしかない状況でなんだか落ち着かなかった。
ドキドキ・・
ドキドキ・・・・
午後四時、恐る恐る電話してみると・・・
やった!生きてた!ヨカッタ!!(*^ω^人^ω^*)
ただ、麻酔が覚めるのが遅く家に連れて帰っても歩けなかったり、
変な声で鳴いたり、呼吸が荒かったり、
口腔内の出血が止まらなかったりと心配な夜を過ごしましたが、
今朝は元気に歩き廻り、それなりに食事もできて一安心。
抜いたのは牙だけで3本、他の歯も5本くらい抜いてた。
あんなにたくさん一度に抜いたら、人間だって麻酔切れたら痛くてたまらないよね。
ちゅーさん、よく頑張りました!
この先長くは一緒にいれないかもしれないけど、また仲良く暮らしていこうね♪
今回の抜歯費用は¥39,000
毎日飲んでる薬代が二週間で¥12,000
この週末だけでかかった病院代はなんと¥51,000!!
これだけあれば夫婦二人結構豪華な温泉旅館に泊まれたなぁ、と思うけど、
家族の健康はお金に変えられないし、
いつもこの子癒してもらっていること考えれば、温泉なんかより・・・ね(^_^;)