2016.6.11(土) 長野県の湯の丸山&烏帽子岳へ
梅雨の晴れ間に行きたい場所は三か所あったのですが、
その中でも一番天気がよさそうな長野県を選んで行ってきました。
(結局この日はどこも似た様な天気だったみたいですが)
初めての湯の丸高原
バスを降りるとそこはちいさな観光地でした
見上げればこの青空!
ガス女の私にとっては久しぶりの青空で気持ちよくスタート♪
まずはお花目指して”烏帽子岳”へ
なだらか過ぎて標高上がらず大丈夫なのかしら・・・
と思うような木漏れ日の登山道を進むと、前方が開けました、あれが烏帽子岳かな?
分岐にズミの花
休憩している人も多かったですが、時間もないのでそのまま進みます
山肌をジグザグ登って行く脇にはツツジ・・・どっちのつつじかな?
レンゲツツジはまだ咲き初めでちらほら
今年初のベニバナイチヤクソウ・ハクサンチドリはまだ蕾
良い汗かきながら稜線に着きました
やった、ピーク!と思ったらここはまだ”小烏帽子岳”まだ先がありました
はい、先へ進みましょう。
登り始めはあんな青空だったのに、段々雲が増えて・・・なんでぇ?
雲がかかった四阿山を右前方に見ながら進み、
キョロキョロと探し物。
足元に見つけたけどもう花が終わってしまったのとか、
咲いていてもロープの向こうの斜面、遠くにしか見つけられない・・・
う~ん、近くで見ることは叶わないのか・・・残念
と思ったら!
咲きたてのフレッシュなコマクサが足元にたったの一株、
岩陰で静かに咲いていてくれました!
良かった~~♪久しぶりにこんな近くで見せてくれてありがとうね~
(他の場所でも咲いていたようですが、登山道沿いでは私には見つけられず)
たった一株でも目的を果たせたので来た甲斐がありました。
岩ゴロゴロの山頂へ
北アルプスがズラリ見えるはずでしたが・・・曇ってしまって残念
でもここは高山の雰囲気もある、気持ちの良い山頂でした。
岩の隙間にはツガザクラ
コケモモ
イワカガミ
お花を楽しんだ後は、小烏帽子岳に戻り簡単に昼食を取ります
雲が多くなったけど、あっちはもしかして篭ノ塔山?
あの稜線は大好きな黒斑山?ちょこっと見えているのは浅間山かな~?
時間が気になり始めたので急いで降りて行きます。
また分岐まで戻って湯ノ丸山を目指しましょう
こんなに爽やかな空気なのに、今日は風があまりないし虫は多いし・・・
ちょっとの登り返しですがふーふー言いながら頑張ります。
お花は少ないルートでしたが、途中、ミヤマハンショウヅルに励まされました。
あ、空が見えた。
分岐から30分ほどで湯ノ丸山頂
広くて真っ平らな山頂、お昼寝したら気持ちいいでしょうね~
湯の丸の山頂でも周囲は曇ってしまって眺望はありませんでした
ここからは一気に下山します。
鐘分岐から下までがつつじ平というのでしょうか?
観光の方もちらほらいらっしゃいました。
リフト乗り場からは草原のような斜面を走り下りて・・・
スタートまで戻ってきました。
焦っていたのはバスの時間
ここ湯の丸高原へのアクセスは、電車派には一日一往復しかないバスのみ
しかも到着がめちゃくちゃ遅いうえに、帰りも早い
乗り遅れると帰れないので焦っていました。
登山用じゃなくて観光用の設定なのかな、バス会社もあまりやる気がないような対応でしたし(笑)
もう少し早い時間に来れてたら、青空だったかもしれないのになぁ・・・。
でも山と高原地図のCTはかなりゆるかったようで、1時間早く下山。
おかげで”湯の丸高原ホテル”で汗を流すことが出来てすっきり♪
ほかにこのルートで見たお花は、
マイヅルソウ・ウラジロヨウラク・ツルキンバイ・サラサドウダンツツジ・ツマトリソウ・すずらん
白いスミレもあったけど遠くて撮れませんでした。
思ったより種類は少なかったです(このルートでは)
湯の丸高原のレンゲツツジは国の天然記念物だそうで、
一度見てみたいと思って今回来てみましたが、
花の盛りはまだまだこれからのようでした。
■行程■
新宿6:29→赤羽6:44/6:50→高崎8:31/8:43→(新幹線)→佐久平9:08
佐久平BS9:40→湯の丸10:50(季節運転)
烏帽子岳登山口11:00→分岐11:40→小烏帽子岳12:13~烏帽子岳~小烏帽子岳(昼食含む)13:10
→分岐13:32→湯の丸山頂14:03~14:15→鐘分岐14:36→地蔵峠15:00
~湯の丸高原ホテルで入浴~
湯の丸BS16:00→佐久平17:15/17:31→(あさま)大宮18:26→新宿