1日目はこちら
2日目
今日も白馬山荘までなのでゆっくり出発。
朝のうちは晴れたりガスったり。
ジリジリ陽が照りつける前に登りを済ませてしまいたいですが・・・
小屋から登るとすぐ鎖場に。
ここはすれ違い待ち、早い時間からもう降りてくる人が結構います
猿倉で登山指導員に注意するように言われていた場所を過ぎ・・・
(上から来ると小屋が見えた安心感で、なんてことないところなのに滑落が多いそう)
登山道からだいぶ離れたところにピンクやオレンジの群生が。
クルマユリはわかるんだけど、ピンクが何のお花なのか?見えない(笑)眼、悪くなったな^^
大出原のお花畑はもう終わっていたようで、チングルマの穂で一杯
一面に咲いていたらきれいだったでしょうね。
みんな休憩してたので、私たちもちょっと一休み
ふんわりとした雲海がとても美しく、久しぶりに雲の上にいる喜びでいっぱい♪
目を凝らせば、八ヶ岳の向こうに富士山のシルエット
さあ、楽しみな稜線はもうすぐそこ!
もう一度歩きたかった白馬の背にもうじき手が届く
天狗山荘方面との稜線に乗ると急に風が強く、まだ寒いので上着を着込む。
こちらからみる白馬鑓ヶ岳は真っ白で、まるでどこなの惑星に迷い込んだよう
以前来た時は白馬岳しか行ってないからとても新鮮に映ります。
町を見下ろす白い斜面では、コマクサがまだ一杯咲き残っていました
こんなところで咲く健気な姿、かわいさと気高さに魅了されます。
振り返れば立山雄山~剣岳
天狗山荘のすぐ向こうに唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳
とおくに槍ヶ岳のとんがり
白馬鑓ヶ岳に立てば
今から向かう杓子岳~白馬岳
やっぱり白馬は素晴らしい!と再認識
超一級の眺めとそれぞれ左右非対称の山頂が並ぶリズム感のある尾根
鋭さと優しさの両方を持つ稜線の美しさ
みんなが大好きな山なのがよーくわかりますね。
あれは黒部五郎じゃないかな~?
いやいや、水晶も見えてるよね?
山頂に着いたら風も止んで暖かい。
苦手な山座同定も、こんな眺めなら違ってたって楽しいもの
30分もゆっくりしてしまいました(*^_^*)
さあ、楽しい稜線歩きを続けましょう
と、気持ち良く歩いていたら杓子岳への取り付きを通り過ぎてしまいました。
分岐にザックをデポして、ガラガラの急斜面を山頂へ
ほー。こういう山頂だったんですね。
スッパリ切れ落ちてる安曇野側には近寄れない私( ̄▽ ̄)
今年は大雪渓の雪ももう少なく、溶けだしているのが上から見てもよく解りました。
分岐に戻ってランチタイム
今回はこのアマノフーズ”畑のカレー”に助けられました。
山では夕飯以外あまり食べれない私は、暑い→食べれない→バテる の悪循環なのですが
このカレーは暑さの中でもしっかり食べることが出来ました。
今回の山旅は暑さとの戦いになるだろうと、事前に色々作戦を練りましたが成功したようです。
(作戦その1:畑のカレー&アルファ米)
エネルギー補給して、さらに雲の上の散歩道は続きます
正面に見えるのは”旭岳”その向こうは・・・
タカネヒゴタイ? トウヤクリンドウ コマクサ
ここの斜面にもコマクサがいっぱい
そして枯れてトウモロコシの芯になったウルップソウの数の多い事!
咲いていたら見事でしょうね~
頂上小屋手前の岩稜帯では、今回初めましてのカワラナデシコや、
シロウマタンポポかな?
幸せな稜線歩き、今日は白馬山荘で終了です。
山荘では8月11日なので”山の日制定記念てぬぐい”を頂きました。
歩き足りなかったダンナ様は時間も早かったので一人「旭岳」へと向かいましたが、
山頂へは今はもう登れないとパトロールの方に言われ、途中からUターン( ̄▽ ̄)
そして一日の行程を終えたら、ここに来る一番の楽しみ”スカイプラザで生ビール”
歩いてきた稜線を眺めながらのビールは、これ以上ないシアワセな時間♪
夕日を眺め・・・
流れ星がみえる夜だったようですが、飲んだら眠くて起きてはいられません・・・
(斜めになったこんな写真しか撮れず恥ずかしいですが記録として)
この夜は流れ星がたくさん見えたようで、そんな会話を遠くの方で聞きながらZZZ
途中雲が出てどうなる?と思いましたが、午後からは晴天に。
いつもならそのままガスにまかれるのが私のパターンですが、
こうして2日目も晴天のまま無事終了です。
【お花情報】
シモツケソウ・ミヤマトリカブト・クガイソウ・イワツメグサ
イブキジャコウソウ・ノコンギク(?)
コウメバチソウ・オンタデ・クモマミミナグサ(小さくて白いの)・ミヤマアキノキリンソウ
イワギキョウ・タカネツメクサ
1日目に見た花と同じものは省略
まだほかにもきっとあったはずですが・・・(^_^;)
3日目へ
■行程■
白馬鑓温泉小屋6:05→天狗山荘分岐8:40→白馬鑓ヶ岳9:25~9:50→杓子岳11:10→(ランチ)12:20→白馬山荘13:45