2019.4.13(土) 目黒の雅叙園東京へ
訪れたのはさくらをテーマとしたアートが集う企画展
「春・さくら、咲くや」
会場となる「百段階段」への入り口は、重厚感のある螺鈿のエレベーター
ドアが閉まると時代へのタイムスリップが始まる
この「百段階段」は東京都指定有形文化財
1935年に建てられた目黒雅叙園の3号館で、唯一現存する木造建築
当時、晴れやかな宴が行われた7部屋をアートの展示に開放しており
各部屋の天井や欄間に当時屈指の画家たちが創り上げた美の世界と
現代の作家たちの美の世界が時代を越えて融合しています
99段の長い階段は厚さ5センチのケヤキ板
木枠の窓や壁も当時のまま、これだけの文化財に直に触れられるのはありがたい
友人の水引工芸家・TOSHIさんの作品
いつもながら指先で作り上げる水引の世界に引き込まれました
そのほかキルトや桜染め、陶芸などさまざまな美の世界が
7部屋にそれぞれ展示されています
<4/21まで開催中です>
百段階段は本当に一見の価値のある素晴らしい建物だと思います
できるだけ長く残してほしい文化財ですね
寒の戻りで結局3週間持った東京の桜
目黒川沿いのさくらもあと少しで終わり
さくら、また来年会いましょう
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