2019.5.4(土) 上越市と妙高市にまたがる市民いこいの山 青田南葉山へ
春の花が美しいと教えて頂いていたので、一度は行ってみたかった山
上越付近の情報が全く得られない私は 今年は雪解けが遅いらしいからどうかなぁ?
と思ったけれど、土日で気軽に行ける残雪の山もないので出かけてみることに
上越妙高駅からタクシーで南葉高原キャンプ場へ
GWと好天のためか、キャンプ場はとても賑やか
目の前の山が目指す山ですが、うーん、やはり残雪が目立ちます
キャンプ場はGWから営業開始
あの山登るの??とキャンパーや売店の方にちょっと不思議そうに見られながら木落し坂コースへ
タクシーの運転手さんにカタクリ見るの楽しみ、と言ったらやはり不思議そうにされたけど
これだけ無造作に咲いていれば興味がないのも理解できますね
登山口から5分も行かないところから残雪が
嫌な予感は当たっちゃったかな
楽しみにしていた花はほとんど咲いてない
カタクリもまだ蕾が多く、イワカガミも葉っぱだけ
それでも芽吹いたばかりの新緑、残雪と青空
やわらかく、まぶしく、みずみずしい森の輝き
この時期ならではの山歩きの気持ち良さは格別
ですが、一面雪なのでルートがよく解りません
いきなりの急斜面登場、またしても木につかまってよじ登ったり、
腐りかけの雪に足を取られたりして・・・ふと横を見ると5合目の標識
そういえば4合目から急登って書いてあったっけ
その先も急登は続き汗びっしょり
やっと尾根に乗った、と思ってからGPSを見ると 7合目展望広場はもう過ぎていた
さて?どこにあったのかしら?
後ろから登ってきた地元の方らしい方2人と会話して
ようやく平坦になった尾根を進みます
また今年もブナの根明けが見られて嬉しかった
そこからはほぼ平坦な広い尾根を30分ほどで山頂
山頂標識は雪に埋もれていたのかしら?見つけられなかったけど
目の前に輝く妙高山、火打山の美しい姿に釘付け
<拡大画像>
山頂から望む日本海、糸魚川の町
三角形のお山が米山らしい
正面の白い山々は信州トレイル?
澄んだ空気の中 素晴らしい眺めに大満足
自分の踏み跡を辿りながら 来た道を戻ります
眼下にキャンプ場
下から見上げるとすぐ登れそうな近くの低山、に見えるけど
登ってみると案外急で高度感たっぷりの山だった、ってよくあること
でもそのおかげでこれだけの眺めが得られるんですから
下りもぐずぐずの急斜面(写真に撮ると急に見えない)
時々、立ち上がり始めた木々のパンチを受けながら
下りはあっという間に戻って来ました
山肌の柔らかな春色が 美しくて心躍る
斑無しと斑入りのカタクリが並んでた
キャンプ場に戻って来ました
桜とカタクリがわんさか咲く中でキャンプできるなんて
上越の春が羨ましいですね
今、桜が満開と 上越はまだ冬が終わったばかりで
春の花には残念ながら少ししか会えなかったけど
雪国の春を全身で感じることができた、気持ちの良い山歩きでした
またタクシーで駅まで戻ります
駅前には出来たばかりの日帰り入浴施設がありました
上越妙高の駅から見える 右のみっつのお山がなんばさん
南葉山に現れるという 春の農耕準備を告げる代表的な雪形の一つ「種まきじいさん」は
すでに種まきを終えたようで会えませんでした
籠町南葉山 青田難波山 青田南葉山(一番右らしい) という名だそうですが
どれがどれやら・・・(^_^;)
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この日は妙高高原にある赤倉温泉に1泊
開湯200年という歴史ある温泉です
大きな露天風呂・滝の湯(¥500)や、宿のお湯もすべて妙高山の麓から天然の湯もみを経て
ちょうど42度になって注がれる源泉掛け流し
良ーーーいお湯でした
GWの喧騒とは無縁の静かな温泉街
またしてもコスパの良い家族経営の宿で癒されました
翌日はもうひと山登ります
【アクセス】バスタ新宿23:35→長野駅5:08 しなの鉄道6:23→妙高高原7:07 はねうまライン7:11→上越妙高7:43
アイエムタクシーにて南葉キャンプ場往復 片道約¥3200
上越妙高駅→はねうまライン→妙高高原駅 宿の送迎にて赤倉温泉
【行程】南葉山登山口8:25→(木落し坂コース)南葉山頂10:50→(木落し坂コース)南葉山登山口12:10
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