以前から一度行ってみたかった”牧野記念庭園”へ
”牧野富太郎”は「日本の植物学の父」と言われる植物学者。
4月24日の「植物学の日」は富太郎が生まれた日にちなんで制定された。
無知な私がその名を知ったのは10年ほど前、山歩きを始め、スミレが気になるようになってからのこと。
大好きなスミレのひとつに”マキノスミレ”というのがあり、その名が牧野富太郎を記念したもの、と知ってから。
牧野富太郎ってどんな方なんだろう・・・というのがきっかけでした。
人生をかけて日本中の野山をかけめぐり、新種や変種を見つけ命名した植物の数は1500を超えるという偉人。
一冊の本を開く。
牧野富太郎の驚くほど繊細な描写力で描かれたスケッチに魅了された。
もちろん自分は種類を覚えられるほどの頭脳を持っていないので、見て楽しむだけ。
その後特に意識もせずにいましたが、来年のNHK連続テレビ小説のモデルになるとの事で、
空いているうちに、と記念庭園へ。
庭園はそれほど広くはありませんが、いろいろな植物が係りの方の手によって大切に育てられていました。
ここだけとても静かでゆっくりと時が進んでいるような。
敷地内には執筆のために籠った書斎と書庫が再現されており、
書棚や机などの調度品は当時のたたずまいのままに保存されていました。
牧野富太郎と言えば奥様 ”すえこざさ”
で、高知県出身の方の資料館がなぜ練馬区にあるかというと、こういう理由です。
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私がスケッチに魅了されたきっかけの本”牧野富太郎植物記”
これは花が好きだった母が持っていた古い本で、わが家に野の花1.2と山の花の3冊だけ残っています。
ここに描かれたスケッチは、私が今まで野山で見てきた花たちそのもの。
写真なんて必要ないくらい。そうそう、うんうん、と頷きながら読んでいる大好きな本なのでした。
「雑草という名の植物は無い」
ほんとうに。
◎牧野記念庭園 都指定文化財
◎らんまん
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