気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

湯之奥猪之頭ツーリング

2024-11-06 | ツーリング(長野・山梨 )
2024年11月4日()

11月に入り朝晩は少し肌寒く、ようやく遅い秋が来たと感じる

3連休初日は台風の影響で走りに行けず、残り2日は絶好のツーリング日和。

とは言うもののどこも混雑するため、走るなら近場と考えていたが、静岡と山梨の県境にある"湯之奥猪之頭峠"が以前から気になっていたため、その先の下部温泉を目指し行ってみた。

7時に自宅を出発し、先ずは"道志みち"で山中湖を目指す。

この日は3連休3日目のため、バイクも少ないだろうと思っていたが結構多かった。

8時45分 道の駅どうしへ立ち寄り

9時前でもバイクの多さにビックリ
周囲は朝から賑やか。
道中は気温9℃とやや寒く、温かい缶コーヒーでホッとひと息。
飲み過ぎるとトイレが近くなるため、ちびちび量を控える。

まだ食事処は開いておらず結局朝食は抜き。

川沿いを歩いてみると気持ち良く、少し紅葉も見れた。

ひと息入れたあとはすぐに出発。

帰りは渋滞になりそうなので、早めの行動を心掛ける。

しばらくして次の山中湖に到着

ここで富士山をバックに写真を撮るつもりだったが、曇に覆われ裾野しか見えないため、停まらずそのまま通過。

山中湖を経て、R139で次の朝霧高原を目指すも、トイレが近くなり"道の駅なるさわ"へ立ち寄る。
まぁ仕方がない。

道の駅の屋根から見えたのは"富士山"↓
山中湖では見えなかったのに嬉しい。

ついでに道の駅でお買いもの。

お蕎麦が200〜300円と安かった。

次は県道71号[富士宮鳴沢線]で朝霧高原へ。
この道は信号がなく、樹海の中を爽快に走れるが、前を走るバスがゆっくりペース。

途中で右折し朝霧高原に抜けると、近くの[猪之頭エリア]にある"陣馬の滝"へ行ってみる。

ここから目的地の湯之奥猪之頭峠は近い。

陣馬の滝の周辺マップ↓
地図が微妙に違っており、他の人たちは誤って別の方角へ歩いていた。

こちらが正解の道↓

陣馬の滝まで駐車場から200mほど。

滝の手前には水車↓

この奥が"陣馬の滝"↓

あれかな。

こちらが"陣馬の滝"↓

水の中に落ちないよう大きめの石の上を伝い、近くまで寄ってみる。
とても気持ちがイイ。(⁠•⁠‿⁠•⁠)

ここは"五斗目木川(ごとめきがわ)"の起点。

Googleマップでは"芝川"と記載されているが、正確には芝川の支流とのこと。

澄み切った富士山水系の川だった。

マイナスイオンを浴びたあと駐車場に戻ると、雲に隠れた富士山がチラッと見えた。
台風の影響で雲の流れが早いのかな。

さて、次はいよいよ"湯之奥猪之頭峠"へ。

この時、改めてGoogleマップを確認すると、赤い破線表示になっているのに気付く。

事前確認では気付かなかった。

取りあえず行ける所まで行ってみて、ダメなら引き返す覚悟で進む。

この辺りはパラグライダーが盛ん。

2〜3年前にここからタンデムでチャレンジしたが、舞っている姿はとても楽しそう。

またいつか飛んでみたい。

林道を進むとゲートがあり、開放されていたので先へ進めた。
パラグライダーのクルマとすれ違ったので、そのためかも知れない。

道路は舗装されているが、進むに連れ落石や枯葉が所々に広がり油断ならない。

ここはマシだが結構荒れた箇所もあり、先月の岐阜以上の酷道の予感。

しばらくして見晴らしの良い場所に到着。

何とか上がって来れた。

この付近はパラグライダーが飛び立つ場所っぽいが、誰もいなかった。
向こうではパラグライダーが飛び立つ↓

風があるのでテイクオフに良さそう。

マップではこの先を少し進むとトンネルがあり、抜けると山梨側に出れる。

通せんぼしてないし、行ってみよう。

しかし。。。

その先は"土砂崩れ"↓
右端のガードレールが一部なくなっており、一瞬戸惑ったが、車両が通った跡もあり何とか通れた。

赤破損の意味が分かったような気がする。

ようやくトンネルに辿り着くと、トンネルから1台のバイクが出てきた。

お互い不安なのを察知し、その場に停まって情報を交換。

山梨側から上がって来たらしく、この先は抜けれるが、作業中のユンボが道を塞いでおり、避けてもらうのにかなり待ったとの事。

通れるなら良いので、先ほどの土砂崩れの事を伝えるとビックリしていたが、お互い無事を祈りお別れした。

山梨県側に出ると、しばらくして作業中の場所に到着。

幸いユンボの横はバイクが通れるだけの幅があり、スムーズに通過。

しかし下り道も油断ならず、当たったら無事で済まない大岩サイズの落石や、枯葉も一面広がり、場所によっては20kmほどしか出せなかった。

先月のSSTRでこの道を検討していたが、時間は掛かるしゲートが閉まっている可能性もあるため、設定しなくて良かった。

何とか無事に下部温泉郷まで辿り着く。

温泉宿もイイが今回は日帰り温泉へ。

12時 下部温泉に到着

目の前にはJR下部温泉駅。

こちらが日帰り温泉施設の"ヘルシースパサンロード しもべの湯"

料金はやや高めの980円に入湯税150円。

ぬる湯と熱めの内風呂に歩行湯なんてのもあり、露天風呂もそこそこ広く、湯ったり出来た。

風呂上がりはノンアルでひと休み。

冷たいとろろそばが美味しかった。

さぁ、あとは戻るたけ。

先ずはこの先の"下部温泉早川IC"より中部横断道に入り、中央道か東名のどちらで戻るか渋滞状況を見て検討。

中央道の渋滞が長そうなため、新東名で戻る事とした。

新東名までは問題なく、途中の清水PAでトイレ休憩。

その先の駿河湾沼津SAで給油したあと、東名に合流すると大渋滞が待っていた。

御殿場の先で事故があり新たな渋滞が発生。
中央道の方が早かったかも知れない。

何とか事故渋滞を抜け、その先の厚木で自然渋滞に遭い、自宅に戻ったのは16時半だった。

この日の走行距離は322km

今回走った"湯之奥猪之頭峠"は無事に走れたが、アドベンチャーな林道だった。

ーDankeー

SSTR後に北陸ツーリング

2024-10-18 | ツーリング(東海・北陸)
御前崎から千里浜まで無事にゴールした2024年のSSTR。
天候に恵まれゴールの千里浜は最高だった。

翌12日(土)は世間では3連休。

あとはゆっくり横浜へ戻るだけ。
せっかくなので能登を周りたいが、まだ復興ままならないため、この日は氷見から長野へ進路を取る。

宿の駐車場にはSSTRに参加したバイクたち↓

みんな、それぞれ頑張った。

空いているうちに朝風呂で湯ったりし、6時30分には朝食。

子どもの団体が多く、周囲は朝から賑やか。

食後はバイクの様子を見に行く。

福岡から来ているバイクもいて、SSTRの人気が伺える(スゴい)。

長野までのルートを設定。

日本海沿いの一般道を走り、糸魚川で南下したあと、塩尻が目的地。

8時には出発準備も完了

SSTRの余韻に浸りゼッケンは着けたまま。

先ずは氷見の街中へ移動する。

昨年も寄った"まんがロード"。
氷見は藤子不二雄Aさんの出身地。

街中では藤子不二雄Aさんが描いたキャラクターたちがあちこちに点在。
昨年、散策したので今回は通りを流すだけ。

忍者ハットリくん↓

橋にあるカラクリ時計も見たかったが、前回たっぷり見たのでスルーした。

氷見の街中を抜け、海沿いの道へ。

朝から気持ちがイイ。

しばらくして"道の駅 雨晴"に到着。

雨晴海岸が見渡せる。
まだ人も少ないので海岸をバックに。

線路を跨いで海岸へ。

線路沿いには"義経岩"↓

源義経が雨宿りした岩と言われている。

穏やかな波の音が心地良い。

近くには釣り船も。

海がキレイだから魚も沢山いそう。

現在地はこの辺り。

次は海王丸パークへ向かう。

25分ほどで到着。
向こうに見えるのが"海王丸"。

いつもパーク側に停めるので、敢えて反対側に来てみた。

富山新港に掛かる"新湊大橋"。

清々しい天気で気持ちがイイ。

周囲では釣りを楽しむ人たち↓

あまり釣れてなさそうだった。

新湊大橋を渡り、次の経由地へ。

"ほたるいかミュージアム"に到着↓

ミュージアムには入らず(有料600円)、周辺を見て回る。
展望台から望む富山湾。

さっきからずっと見慣れた景色。

次の経由地は"海の駅 蜃気楼"↓

こちらに"風の地平線"と言うモニュメントがあるので、コレを見に来た↓

富山湾の蜃気楼をイメージしたのだろうか。
海鮮など食事が美味しそうだったが、まだ朝食を食べたばかりなので休憩のみとした。

次は黒部の街中を縫って走り。。。

"生地中橋"に到着。

ここは河川に船が通ると旋回する可動橋。

残念ながら橋の旋回タイミングは狙えず、そのまま通過した。

次はR8に合流し親不知(おやしらず)へ。
海が見えるこのトンネルがとても長かった。

11時35分 親不知の駐車場に到着

タオルを片手に親不知を散策する。

この親不知は断崖絶壁が続く"天下無双の難所"と呼ばれ、東西日本の境界地。
明治に道路が開通するまでは、波を避け海岸を通り抜けねばならない危険な場所。

今は松尾芭蕉の"奥の細道"に描かれた風景地として指定されている。
親不知の由来は愛児を波にさらわれた親が詠んだ歌からと言われており、断崖に切り開いた道は第1世代〜第4世代まである。

遠くに見えるのは"第4世代"の北陸道
その下には"第3世代"の国道8号線

今いる場所は"第2世代"の道となり、遊歩道となっている↓
かつては車が往来し、第1世代は海岸となる。

こちらは"如砥如矢(とのごとく やのごとし)"と掘られた絶壁↓

断崖絶壁で"天下無双の難所"を切り開いた喜びから、"砥石のように滑らかで矢のように真っ直ぐである"という意味で、明治16年に掘られた。

当時の苦労は想像を絶するだろう。

遊歩道を600mほど進むと下に降りる階段↓

結構、急で登り返しがしんどそう。

まだ下る。

下り終えると鉄道のトンネル↓

トンネルを進むと、駐車場側に抜けられる。
中は真っ暗なため、入口に懐中電灯の貸し出しがあったが、自分の腕時計のLEDライトを照らし進んだ。

心細いがないよりマシ。

所々には作業員の非難よけがあり、そこだけ明かりが照らされている。

かつては汽車が通行し、トンネルの長さは667mほど。

約10分ほどでトンネルを抜けた。

中は涼しかった。

散策マップを見ると、この下も行けそう。

海岸に出られるようなので行ってみる↓

また階段を下る。

海岸は砂浜ではなく、大きめの石がゴロゴロあり、若干歩きにくい。

キレイな丸っこい石↓

さざ波が独特な音を醸し出す。

押し寄せる時は普通にザザーという波音だが、引き波はコロコロ音を立てておもしろい。

あまり聞いた事のない波音をしばらく聞いていた。

海岸から戻り、階段を上がると汗だく。

トンネルは涼しかったのに。。。

親不知を出発し、第3世代のR8を東へ。

文明は素晴らしい。

12時30分 道の駅 親不知ピアパークに到着

予定時間を大きくオーバー。

15時の宿入りを考えていたが、このままでは16時は固そう。

と思いながらも、こちらの道の駅を散策。

大きなカメ↓

その先に"翡翠ふるさと館"があり、ちょっと観ていく。

中には巨大なヒスイ↓

この辺りはヒスイが取れるらしく、表ではヒスイ売りの露店がいくつかあった。

海岸ではヒスイ探しに勤しむ人たち↓

ヒスイ探し専用の道具を片手に、これから海岸へ行く人たちもいた。

面白そうだが、まだ汗が引かないためソフトクリームでクールダウン。

このあとフォッサマグナを見に行く考えだったが、時間が押しているため、ここから一気に塩尻へ向かう。

この辺りのR8は初めて走るが、断崖絶壁の道のためかトンネルがとても多い。
トンネル内は海側が開けており、起伏やカーブもあったが、またそれが楽しかった。

糸魚川で右に折れ、白馬へ向け南下。

白馬の山々がキレイで、大自然の景観を見ながらほぼノンストップで安曇野へ。

普段は国道を走るが、山沿いの県道306号を初めて走る。

信号が少なく、りんご畑やお洒落なエリアもあり、とてもイイ道だった。

15時45分 馴染みの宿に到着

またまたやって来た"信州健康ランド"。
昨日の宿と比べると部屋は狭いが。。。

お風呂で湯ったりするのが目的なので、特に気にしない。

まだこの時間は空いていたが、夜は満車となりクルマやバイクで溢れていた。

早めに着かないと、お風呂も食事処も混むため、いつも15時入りを目指している。

まだ昨日の疲れが取れておらず、この日もイイ汗をかいたため、お風呂で湯ったり。

お昼を食べなかったので夜はガッツリ。

豚玉丼と唐揚に生ビール。
お腹も膨れ、あとは部屋でゆっくり寝た。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして次の日。。。

朝もお風呂で湯ったりしたあと、8時にはチェックアウト。

R20を基本に横浜まで戻る。

諏訪湖を通過。

朝から爽やかな空気。

地道にR20を進み甲府の街中も通過し、11時前には道の駅 甲斐大和で休憩。

お蕎麦を食べたかったので、以前入ったお蕎麦屋さんが開店するのを待つも、11時に開かなく、仕方がないので道の駅で食事とした。

かき揚げ蕎麦を頂く。

(美味しかった)

色んな巨峰をお土産に購入。
実がふっくらしとても美味しそう。

このあとは馴染みの街中を通り、14時には無事に帰宅。

帰るまでがSSTRだ。

今回のSSTRと北陸ツーリング。
走行距離は以下の通り。

1日目:755km
2日目:255km
3日目:197km
合計:1207kmだった。

岐阜や石川県など東海/北陸の幹線道路はたまに走るが、未開の山道はあまり走る事がなく、いつかまた走ってみたい。

ーDankeー

千里浜を目指して 2024年のSSTR

2024-10-15 | ツーリング(東海・北陸)
今年で12年目となる2024年のSSTR

太平洋側の海岸線を日の出と共にスタートし、日本海側は石川県にある[千里浜なぎさドライブウェイ]を日の入までにゴールするツーリングラリー。

今回で2回目の参加だが、道の駅などの各チェックポイントを効率よく回るよう、事前にルート設定を決めるも、実際は渋滞で苦しめられたり、峠道が実は酷道だったり、ほとんど寝ずに走ったため、かなりのハードスケジュールだった。

出走は10/11(金)

深夜0時過ぎに自宅を出発し、沼津までR246の一般道を走ったあと、ゆっくり休憩するため新東名のサービスエリアに向かう。

2時15分 駿河湾沼津SAで休憩

夏服に重ね着をするがそれでも寒く、ホットコーヒーで暖を取る。

仕事終わりでほとんど寝れず眠い。

休憩したあとは新東名と一般道を走り、5時30分には御前崎に到着
昨年に続きスタート地点はここを選んだ。

SSTRのゴール条件は12ポイントが必須。

ここ御前崎は岬ポイントに設定され、スタート地点で3ポイントが獲得出来る。

この日の出走台数は700台。
御前崎には30台ほど集まっていた。

途中までのルートを設定。

今回は名古屋を通り抜け、岐阜>福井を経て石川県へ向かう。

そして、5時50分には日の出。

あれ?誰も動かない。
みんな、ゆっくり。

バイクが1台出走したので、自分も出発。

机上ではゴールがギリギリになりそうなため、あまりゆっくり出来ない。

先ずはR150沿い近くの道の駅で2ポイントを獲得し、次は浜松の潮見坂を目指す。

しかし、御前崎から72kmも距離があり、また朝の通勤時間も重なり進みが悪かった。

7時24分 道の駅 潮見坂で2Pを獲得。
ここまで1時間30分は長かった。

次の9km先にある道の駅とよはしでは[指定道の駅]により、特別に3ポイントを獲得↓

[指定道の駅]は1つの県に1ヶ所設定され、通常の道の駅は2Pだが、指定は3Pとなる。

この先、R23沿いに道の駅が3箇所あり、また当日発表される[びっくりポイント]も近くにあったが、寄ると日の入までにゴール出来ないため、諦めて高速で大きく移動する。

豊川ICへ向かうも渋滞にハマる。。。

豊橋市内で時間をロスしてしまった。

その後ようやく高速に入り、遅れを取り戻しつつも各PA/SAに全て寄り、1Pずつ獲得。

しかし、途中で工事渋滞があり、微妙にロスした時間は埋まりにくかった。

ようやく名古屋を抜け、名神養老JCTから東海環状自動車道へ。
この道は爽快だった。

10時20分 指定道の駅[おおの]で3P獲得
机上より20分ほど早く到着。
やはり高速利用は助かる。

広くて気持ちがイイ道の駅。

柿が特産物っぽい。

ここでゆっくり朝食を摂りたいが、トイレ休憩のみとし、すぐに出発。

次のルートを設定。

途中で迂回するルートを示すが、ここは最短の峠道ルートを選択(後に後悔)。

景色が良く、都会の渋滞とはエラい違い。

2箇所の道の駅に寄り、R157を北上する。

まだ序盤は走りやすかったが。。。↓

しばらくすると細い道に↓

奥へ進むに連れ、徐々に荒れた道になる。

所々に小さい落石があり、濡れた落葉が広がり、小さなブラインドカーブがいくつもあり、なかなかスピードが上がらない。

3箇所ほど川になっている箇所もあり、新潟の奥只見の道を思い出す。

アメが降ったあとじゃなく良かった。

12時04分 温見(ぬくみ)峠に到着

無事に峠に着きホッとする。

まだダートじゃないだけマシだが、苔生した箇所もあり滑らないよう気が抜けなかった。

ここは福井県と岐阜県の県境。

"能郷白山"の登山道入口もあり、道路の端には数台のクルマが停めてあった。

いつか登りに来てみたいが、ここまでの道のりは気合いが必要。

峠を越えるとドライで走りやすくなる。

福井側の道はやや快適。
しかし荒れた道はまだあり、それを越えると広めの道もあった。
R157はとても奥深く、日本の原風景を感じる道だった

しばらくすると開けた場所。

岐阜側にガードレールがない箇所は多かったが、ここも微妙になく、この下は崖だった。

12時50分 道の駅 越前大野に到着

大変だった峠道を抜け、ここは指定道の駅により3Pを獲得。

Mont-bellでゆっくりしたかったが、既に予定時間をオーバーしており、峠道を経由した事で逆に時間が掛かってしまった。

この先に予定していた道の駅はパスし、中部縦貫道>北陸道を利用し一気に石川県へ。

もちろん途中のSA/PAで各1Pを獲得。

それにしても天気が良かったのはラッキー。

14時15分 道の駅めぐみ白山で3P獲得

ここも指定道の駅。

これまで愛知/岐阜/福井/石川県と4つの指定道の駅を経由した。

次は[指定能登半島地震災害地応援]に指定された、道の駅 内灘サンセットパークへ↓

ここも3Pとなる。

先ほど2つの道の駅をパスした事で、時間に余裕が出来、富山の指定道の駅へ向かう。

内灘の町中は地面が凸凹して走りにくい。

よく見ると電柱は傾き、半壊した家屋もあり、地面は隆起し地震の影響と分かった。

未だ復興されておらず、広範囲な被害状況の一部を目の当たりにした。

15時34分 道の駅 メルヘンおやべで3P
ゴール時間が迫る中、多くのバイクが集まる。

まだ他の[道の駅]にも寄れそうだが、このあとはゴールの千里浜を目指した。

[のと里山海道]は最近無料化した高速道↓

日本海の眺めが良く、気持がイイ。

そして。。。
今浜口より千里浜へ。

16時08分 千里浜なぎさドライブウェイ

無事にゴール!

日が沈む1時間前だが無事に着けて嬉しい。

バイクの数はまだ少なく、気ままに写真が撮れる。
スタンドはそのままだと沈み込むため、平たい板を置けば大丈夫。

基本的に千里浜に来ればゴールだが、6km先にSSTRのゴールゲートがある。

皆さん思い思いでゴールを噛み締める。
何より天気に恵まれたのが嬉しい。

ようやくゴールゲートが見えて来た↓

そして、ゴール。

ゴールゲートには主催者の[風間深志]さんが、ライダー1人ずつにハイタッチ。

感動もあり、とても嬉しかった。
バイクを砂浜に停め、ゴール手続きへ。

昨年は少し離れた場所に停め、会場まで10分くらい歩いたが、今年は近くで助かる。
平日は出走台数が少ないからだろう。

ゴールの粗品は記念バッチやコースター、ゴーゴーカレーのサービス券など。

ついでにTシャツとタオルを購入↓

この旗も粗品に入っていた。

サービスの貝汁を頂く。

美味しい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

すぐ横には砂で作ったアート作品も↓

17時になり、日が沈み出してきた。

ゴールしたバイクも結構増えていた。

十分ゴールを味わえたため、ここから23km離れた氷見の宿へ向け、千里浜を離れた。

17時43分 本日の宿に到着

ホテルグランティア氷見 和蔵の宿。

ルートインの中でもお風呂が充実している。

いや〜今回は流石に疲れた。

湯ったりお風呂を満喫し、19時には夕食。

海鮮丼に唐揚もプラス。
とても美味しく頂いた。(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

今回の[走行結果]↓
昨年の5月は日の出/日の入時間が長く、52Pを獲得したが、今回はこれでも満足。

[走行履歴]はこんな感じ↓

この日の走行距離は755km。

9月の北海道ツーリングで走り慣れた甲斐もあり、今回の長距離は大丈夫だったが、久しぶりだったらしんどかっただろう。
来年も参加するなら、次は東北側からスタートしてみようかな。

ーDankeー

With US 2024年のSSTR

2024-10-09 | ツーリング(東海・北陸)
2024年秋に開催される"SSTR"。

今年は10/5〜20までのロングスパンで開催。

元旦に能登地方を襲った震度7の大震災により、5月のSSTRは中止となり、代わって秋の開催となった。

しかし、9月中旬の豪雨災害により、またも能登地方は被害に遭われ、秋の開催も危ぶまれたが、事務局と地元の協議により開催の運びとなったらしい。

キャッチフレーズに能登応援 With USを掲げ「我らと共に頑張る能登」とイメージされている。

まだ復興もままならぬ中、応援の気持ちを持って能登に訪れたい。

今回のSSTR申し込みは6/23(日)に開始され、早起きを忘れ朝8時に申し込んだ頃には、既に定員一杯でキャンセル待ち。

もう諦めていたところ、7/3に追加で当選となった。

その後、9月中旬の北海道ツーリングから戻ると、ルールブックやゼッケン、Tシャツなどを受領。

昨年のゼッケンは11045番だったが、今回は更に後ろ倒しの12666番。

不吉っぽい数字も入っているが、覚えやすく逆にイイ数字かも。

北海道ツーリングの後に洗車をサボっていたため、休みの日にキレイにしゼッケンも貼り付け。

あとは出走日を待つのみ。

様々なパターンのルートを考え、ナビ設定も大変だが、それもSSTRの魅力のひとつ。

今回も日の出と共に御前崎をスタートし、日の入までに千里浜なぎさドライブウェイを目指す。

運転には配慮し、無事にゴールしたい。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング⑦ ラストラン

2024-10-04 | ツーリング(北海道)
2024年9月20日(木)

北海道ツーリング最終日。

これまで利尻/礼文の離島から、稚内>剣淵を経て、現在地は札幌の定山渓。

夕方には小樽からのフェリーに乗船し、翌朝は新潟から帰路につく。

先ずは5時過ぎに地下の大浴場へ。

最上階の露天風呂はそこそこ広かったが、こちらはその数倍は広く、これまで入った中でもかなりの広い。

朝食までの時間、湯ったり出来た。

規模の大きなホテルは何もかも広さが違う。
お陰様でひと晩ゆったりくつろげた。

窓の外は曇り空。

朝食前にバイクの様子を見に行く。

いたずら防止も兼ねカバーを掛けておいた。

カバーを外し、あとは荷物を載せるだけ。

お世話になった定山渓ビューホテル。

事前予約であれば2食付き12000円程と安く、プールもあり家族連れなら尚楽しいだろう。

朝食もバイキング。

昨晩は食べ過ぎたため量を調整するも、海鮮丼が美味しく、またお腹が膨れてしまった。

先に精算を済ませ、出発準備も完了。

気温が低そうなため、アウターを着込む。

この時レインウェアは必要なかった。

北海道最終日は積丹半島を経由したのち、小樽へ向かう。

8時20分 宿を出発

先ずはR230で中山峠を越える。

峠に近付くに連れ徐々にポツポツ降り出し、しばらくすると普通にやられる。

中山峠はキリも濃くなっていたが、下り坂になるとアメを抜け、それほどやられずホッとする。

前方には"羊蹄山"↓

雲に覆われ、ほとんど見えない。

途中で道の駅に寄り、そのあと海側へ出る。

しばらくはR229で海沿いを北上し、積丹半島を目指した。

11時15分 道の駅かもえないで休憩
寒かったため、トイレに行きたかった。

海沿いの道は走りやすく、その後も快走。

積丹半島まであと少し。

11時45分 神威岬駐車場に到着

潮風に当たり続け、走行中は少し寒かった。

ここに来たのは2度目。

早速、神威岬の先端に行ってみる。

"女人禁制の門"↓

もちろん今は女性も普通に通れる。

岬の先端までアップダウンが続く。

場所により道幅の狭い箇所があり、日本の方は譲り合っていたが海外の人は我先だった。

13分ほどで灯台に到着。

先日、山登りをしたとは言え疲れる。

あの辺りが岬の先端↓

先端に到着し、岬からの景色を眺める。

ローソク岩っぽい感じの"神威岩"↓

船で上陸することも出来るらしい。

晴れていればキレイな積丹ブルーが拝めたが、それでも海はキレイだった。

さて戻るか。
駐車場まで、また長い道のり。

駐車場に着いた時は寒かったのに、歩くと汗をかいてた。
少し休憩するか考えるも、小樽には早目に着いておきたいのですぐに出発。

次は"積丹岬"へ向かった。
(どんよりした空)

12時35分 積丹岬駐車場に到着

岬はあのトンネルの先↓

トンネルを抜けると展望台。

以前はここから遊歩道に下りれたが、雪崩により一部が崩落したらしく通行止め。

岬からの景色↓

曇り空のため今ひとつで感動が薄かった。

あとは小樽へ向かうのみ。

13時25分 道の駅よいちで途中休憩

正式名は"スペースアップル余市"。

宇宙の不思議を体験できる施設がある。

時間があれば入ってみたかった(有料)。

売店などを見て回った。

向こうにロケットを模したかのような煙突↓

ニッカウィスキーの工場っぽい。

余市を出発し、しばらくして小樽へ。

念の為、酔い止めを買いガソリンも給油し、下船後の準備をしておく。

14時35分 フェリーターミナルに到着

既に数台のバイクが並ぶ。

乗船まではターミナルでひと休み。

バイク乗船は15時30分。

土産物を買い、パンとコーヒーでひと休み。

曇り空だがあまりアメにやられず良かった。

乗船時間になり、バイクは1列になって乗船。
乗船はスムーズだった。

帰りのフェリーは"あざれあ"。

バイクを停め、荷物を取り出し客室へ。

平日のためバイクはそれほど多くなかった。

部屋は個室の"ツーリストS"↓

値段も手頃でこのくらいが過ごしやすい。

鍵は印刷したQRコードで開ける。

スマホにダウンロードしたコードでもOK。

早速お風呂へ。

出港前だが露天風呂も開いていた。

ロビーではピアノの音が奏でる。

ジムもある↓

(やらなかった)

そして定刻の17時には小樽を出港。

作業員の方々が手を振ってくれる。

こういうのも嬉しい。

いよいよ北海道とお別れ。

次はいつ来れるだろう。

17時30分にはレストランがオープン。

オープン前はそこそこ並んでいた。

エスカロップとタコの刺身を注文。

期待以上の美味しさではなかったが、行きで食べた味噌バターラーメンは美味しかった。

あとは寝るだけ。

翌朝9時には新潟だ。

この日の走行距離は251kmだった。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして翌朝。。。

モニターでは山形県沖を航海中。

買っておいたメロンパンが朝食。

デッキに出ると外はアメだった。

前方を見ても雲がどんより。

しばらくして新潟港に入る。
雨雲レーダーを見るとカッパは必須。

下船時間になると車両デッキに降り、皆さんレインウェアを着込んでいた。

8月なら汗だくだが、真夏じゃなく良かった。

下船すると新潟亀田ICより高速へ。

強いアメが降る中、関越道を南下。

湯沢辺りまで進み、ようやくアメのエリアを抜ける。

後にあのアメは能登で甚大な被害をもたらした豪雨であること知った。

関越トンネルを抜け、群馬県に入る。

途中の赤城高原SAで休憩

まだアメが心配だが、レインウェアを脱ぐ。

このあとはアメにやられる事なく、練馬まで走り、環八>東名経由で無事帰路につけた。

8日間に渡った2024年の北海道ツーリング。

昨年に引き続き今年も登山を取り入れ、苦労しながらも楽しめた。

【今回の走行履歴】
横浜〜新潟 384km
小樽〜稚内 336km
稚内〜剣淵 274km
剣淵〜札幌 298km
札幌〜小樽 251km
新潟〜横浜 352km
ーーーーーーーーーーー
合計1895km+利尻69km+礼文(不明)

特に利尻/礼文や宗谷丘陵など天候に恵まれ、景色が良かったのは嬉しかった。

【利尻島】

【礼文島】

【宗谷丘陵/白い道】

【富良野/ジェットコースターの路】

【さっぽろ羊ヶ丘展望台】

次はいよいよSSTRだ。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング⑥ お花畑

2024-10-02 | ツーリング(北海道)
2024年9月19日(水)

北海道上陸6日目。
これまで利尻>礼文>稚内を経て、現在地は道央の剣淵。

初日を除き天候は良く、この日も良さそう。
朝食前にバイクを軽く洗車し、チェーンに油を挿し、このあとの長距離に備える。

これで自宅まで大丈夫だろう。

そろそろ7時になり食堂へ。

今朝も健康的な朝ごはん。

このくらいが丁度イイ。

食後はチェックアウトを済ませ、荷物をセットし出発準備も完了。

登山道具がなくなり、コンパクトになったのが嬉しい。

この日のルートは旭川を素通りし、美瑛>富良野>占冠>夕張を経て、定山渓へ向かう。
いよいよ北海道も終盤だ。

8時 宿を出発

朝の気温は14℃とやや寒く、夏用ウェアの上にアウターを着込み、冬グローブで走る。

北海道に来てから連日冬グローブだった。

旭川を抜け"美瑛"へ入る。

9時26分 ぜるぶの丘に到着

こちらは2年前にも来た花畑が見れる場所。

色鮮やかな花々が咲いている。

まだ朝か早いため、人は少なめ。
こちらはあとで寄ろう↓

広々とした原っぱ。
朝から気持ちがイイ。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

向こうの黄色い花はもしかして↓

近付くに連れ分かったのは"ひまわり"

それにしてもスゴい数。
何だか嬉しい。

広大なひまわり畑の周りを散策。

コキアが色付き始め、秋の気配を感じる。

ひまわりは時期を過ぎて見れないと諦めていたが、咲いていたのは嬉しかった。

最後に見納め。

その他の花々も色鮮やか。
花畑はしっかり整備されてキレイだった。

施設内の土産物を見て回り、以前こちらで買った"晴れ坊"をまた購入。

前回はラベンダー色が売られていたが、黄色しかなかった。

次は富良野へ向かうが、この付近に点在する"〇〇の木"に寄るか考えるも前回見たため、景色を見ながら先に進む。

先ずは"ジェットコースターの道"

アップダウンのある長い直線。

この先の直線も気持ち良さそう。
斜里の"いっほんの道"に比べれば距離は短いが、少しだけ楽しめた。

パッチワークが広がる道を走り次の直線へ。

"パノラマロード江花"に到着。
こちらに来たのは初めて。

富良野盆地に向って伸びる5kmにおよぶ直線の下り坂。

走るとあっという間に終わってしまった。

富良野まで来れば、次はやはりあそこへ。

10時40分 ファーム富田に到着

富良野と言えばやはりココ。

季節により色んな花々が無料で見れる。

ラベンダーは終了しており、こちらは"サルビアファリナセア"という花↓

ラベンダーの代わりとして見応えがあった。

ここも色鮮やかな花々がキレイ。
沢山の観光客が来ていたが、特に中国系の方が多かった。

富良野メロンを頂き、少し休憩。

甘くて美味しい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

紫色のトラクター↓

乗り物はどれも紫色に塗られている。

ポストも紫だった↓

こちらは施設のマップ↓
季節によって様々な花が見れる。

駐車場は広く観光バスは何台も来ていた。

焼き立てメロンパンに惹かれついつい購入。

中にはメロンクリームがたっぷり入っており、とても美味しい。
メロンパンは大好きなのでまた食べたい。

ここからは札幌を目指し、一気に進む。

(昨日購入した赤フラッグ)

R237で占冠まで南下。

占冠からはR274で西に走り夕張へ。
途中のトンネルは気温12℃と、夏用ウェアではとても寒かった。

夕張も通過し、次の道の駅で休憩とした。

13時30分 道の駅マオイの丘公園に到着

少し賑やかな道の駅。

野菜など農作物も売られ、食事処や移動販売車なども来ていた。
あまり時間がなかったので、ひと通り見て回ったあと出発した。

札幌に入り、次はクラークさんを見に行く。

14時35分 さっぽろ羊ヶ丘展望台に到着
初めて来てみたが、入場料(600円)が掛かることを知らなかった。

駐輪の看板には小さなクラークさん。

バイクの絵もカワイイ。

すぐ近くにクラークさんはいたが、一緒に写真を撮る人たちで長蛇の列が出来ていた↓

交代の隙を狙って、取りあえず撮影。

見れたのでヨシとした。

展望台から札幌市内を望む↓

遠くには色んな山々が薄っすら見渡せ、またいつかチャレンジしてみたい。

手前にいたのは"ひつじ"↓

ここで飼育されているみたい。

こちらは各資料館↓

ゆっくり見たかったが、またにした。

ソフトクリームは美味しそうだったので、ついつい購入。

食事処ではジンギスカンがあったり、軽食で串肉も食べれたが、夜はバイキングのため、最後に土産物を見て駐輪場へ戻った。

もっと、ゆっくりしたかった。

ここからはR238を走り定山渓へ。
2車線の山間部を快走するとすぐ着けた。

15時30分 宿に到着

バイクは立体駐車場の1階に駐輪。

最後に宿泊する"定山渓ビューホテル"。
最後は少し贅沢に温泉地とした。

それにしても立派で大きなホテル。

本館と新館があり、部屋は本館。

お部屋はこんな感じ↓

ベットが2つもあり、とても広々。

窓からの景色↓

周囲には温泉宿が点在し雰囲気がある。

早速、最上階の露天風呂へ。

途中の通路がとてもお洒落。

少し時代は感じるがキレイに保たれていた。

お風呂は16階↓

浴槽は小さなプールほどの広さがあり、ガラス張りのため外の空気は感じられなかったが、眺めは良く湯ったり出来た。

↑(イメージ)

地下にも大浴場があり、そちらは翌朝に行ってみる。

夕食は17時半から。

少し早めに行くと既に沢山の行列。

(窓側の席を案内して頂いた)

とても広いレストラン。

この後、多くの人で席は埋まっていた。

いろいろ取って来るのも大変。

人が多くなると行列ができ、いろいろ取りに行くにもせわしない。

周りは多国籍な人々でいっぱい。

この後も少しお代わりすると、かなり食べ過ぎてしまい、あとは部屋でまったりした。

この日の走行距離は298km。

富良野エリアを満喫し、クラークさんにも会え、温泉宿で湯ったり出来て満足だった。

明日はいよいよ最終日となる。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング⑤ 最北端

2024-09-30 | ツーリング(北海道)
2024年9月18日(火)

北海道上陸4日目。

これまで利尻>礼文を周り、現在地は稚内。

昨晩は疲れからか早めに就寝し、今朝は体調も良くホテルの朝食を頂く。
シンプルだが美味しかった。

食後は少しバイクを洗車。

7時半にチェックアウトすると、他にも出発準備をするライダーがいたのでご挨拶。

皆さん行き先はバラバラ。

この日の行程はこんな感じ。

稚内>宗谷岬>エサヌカ線>クッチャロ湖>音威子府>美深>名寄>剣淵となる。

距離的に短く時間に余裕が出るため、ゆっくり回れる。

先ずは宗谷岬手前の"白い道"へ向かう。

この日も天気は良く、連日天候に恵まれており、このあとやられないか心配。

(初日はアメにやられたが)

左手の利尻富士を見ながらR238を快走。

しばらくして右折し、白い道へ入る。
以前はもっとダートぽく感じたが、貝殻が薄れてきたのだろうか。
利尻をバックに↓

他の方々も思い思いに撮影していた。

考えることは皆同じ。(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠

気持ちがイイほどの景色。

朝から最高な眺め。

宗谷丘陵はお気に入りの場所だ。

だが何度も宗谷岬に来ているが、白い道に来たのは今回で2度目だった。

白い道を満喫し、普通の道に出る。

"宗谷丘陵"の景色はまだまだ広がる。

牧場がいくつか点在し、のどかな景色が360度広がり、どこを見ても景色がイイ。

次は宗谷丘陵の中を進み"宗谷岬"へ。

この先が宗谷岬↓

良く見るとサハリンも見える↓

今まであまり見えた事はなかった。

そして。。。

8時20分 宗谷岬に到着

今回も来れた"日本最北端の地"

人が少ないうちに記念に撮影。

間宮林蔵も一緒に入れて。
大晦日にここを目指すバイクがいるが、過酷な環境の中、良く来れるなと感心する。

でも冬景色も一度見てみたい。
向こうにいるのは"エゾシカ"↓

稚内市内にも普通にいたりする。

ここからもサハリンが薄っすら見える。

サハリンとの距離は4.3kmだそうだ。

観光マップが新しくなった気がする↓
"白い道"も紹介されている。

最北端のお店で土産物を見に行く↓
有名な最北端証明書も売られたりするが、温度計付のマグネットを購入。

冷蔵庫に貼っておこう。

ゆっくり出来たのでバイクの元へ。

すると、さっきのエゾシカが近くにいた。

なかなか顔を上げてくれない。

ここからは再び宗谷丘陵を通り抜け、猿払へ向かう。

信号もなく爽やかな風を受け、丘陵の中を走り抜ける。

ワインディングがとても気持ちイイ。

あっという間に走り抜け、オホーツク海沿いのR238に出る↓

"道の駅さるふつ"をそのまま通過。

さっき十分休めたので、次で休憩する。

猿払の次は"エサヌカ"へ。

9時35分 エサヌカ線に入る

入口付近朝はバイクが多く、少し離れた場所で停車。

直線が10kmほどあるため、シャッターチャンスはいくらでもある。

爽快な天気が更に映える。

このタイミングで来れたのも運がイイ。

向こうには勢いよく走るエゾシカ↓

周囲に何もなく自然が豊か。

もう少し先に進んでみる。

牧場では同じみの"牧草ロール"↓
北海道は絵になる場所が多く、走り甲斐もあるため、ライダーに取っては憧れの地。

オロロンラインやエサヌカ線はその1つと言える。

最後に写真を撮り、残りの直線を満喫したあと、次の場所へ向かった。

10時20分 道の駅 はまとんべつに到着

ここで少し休憩。

白鳥の湖クッチャロ湖の妖精"スワットン"

なぜ白鳥にブタを取り入れたのだろう。
養豚が盛んなのかな。

次はすぐ近くの"クッチャロ湖"へ。

白鳥はおらず、静けさが漂う。

今いる場所はほんの一部。

周囲を回ってみたいが、湖畔から少し離れた感じで回れる様子。

湖畔でテントを張る人もいて心地良さそう。

いつかキャンプもやってみたい。
向こうに管理棟があるので行ってみる↓
クッチャロ湖に関する内容が展示。

羽を広げた"オオワシ"
2m近くありそう。

双眼鏡が設置してあったので覗いてみる↓

向こうの湖畔に白鳥っぽい鳥が沢山いた。
(スマホではこれが限界)

クッチャロ湖を少し堪能出来たので、ここからは内陸のR275を南下する。

11時25分 中頓別に立ち寄り

保存された車両があったので寄ってみた。

保存状態があまり良くなく、錆が目立つ。
ここはかつて鉄道が通っていた中頓別駅。

昔は青春18きっぷで大阪から北海道まで電車を乗り継ぎ来た事があったが、さすがにここまでは来れなかった。
中頓別を出発し、ピンネシリや音威子府の道の駅を通過し、次の道の駅へ。

12時30分 道の駅びふかに到着

ここで少し休憩。

コロッケや唐揚げなど、何故か惣菜を前に押し出していたので、ついつい購入。

本当はお蕎麦を食べたかったが、サクサクのコロッケはとても美味しかった。

少し時間があるので、R40を外れ朱鞠内湖を経由して行く。

何もない道をひたすら走り、朱鞠内湖はただ通過し、再びR40へ戻った。

ホクレンで給油すると、フラッグがまだ売られていたので購入。

もうないと思っていた。

明日取り付けよう。

このあとは剣淵の宿に入るだけなので、コンビニで夕食を買い込み、宿へ向かった。
↑(この日宿泊する宿)

15時05分 本日の宿に到着

剣淵温泉レークサイド桜岡。

部屋はやや広めでベットも広い。

窓からの眺めはあまり良くなかった。

一般の人も入れる温泉で湯ったりし。。。

夕食はコンビニのカツカレーで済ませた。

この日の走行距離は271km。

宗谷丘陵やエサヌカが気持ち良く走れて、とても良い1日だった。

明日は札幌を目指す。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング④ 礼文散策

2024-09-28 | ツーリング(北海道)
2024年9月17日(火)

利尻島3日目。
この日は礼文島へ渡り、観光スポットを見て回ったあと、稚内へ戻る。

朝風呂のあと7時には朝食。
鮭やイクラなど島の朝食は美味しい。

礼文島行きのフェリーは9時20分のため、それまで部屋で少しまったり。

今日も天気がイイ。

あのフェリーに乗るのかと思っていたら、8時半には出航していた。

お世話になった"旅館雪国"↓
お風呂、トイレは共同だが、2泊3日の朝夕食付で22000円はお手頃だった。

また来た際は利用したい。

8時30分 鴛泊港に到着

宿から歩けば15分ぐらいだが、荷物があるのでクルマで送って頂いた(ありがたい)。

初日にお世話になったレンタルバイク屋↓

雪国宿泊で半額なのは嬉しかった。

ターミナル周辺を散策。

気温20℃と過ごしやすい。

この日の利尻山は雲行きが怪しく、昨日の登山は恵まれた天気で運が良かった。

フェリー到着までターミナルで待つ。

礼文に渡る人は結構いた。

しばらくしてフェリーが入港。
9時10分 フェリーに乗船

その10分後には鴛泊港を出港した。

盛大に見送る人たち↓

島の人たちは温かい。

雲で見えない利尻山。

その手前にはお世話になったお宿↓
今回の利尻島は良かった。

12年ぶりに来れたが次はいつ来れるだろう。

礼文到着まで45分の船旅だが、港を出ると波が高くなり船体が大きく揺れた。

酔い止めは持っているが、今更飲んでも遅いため、横になり到着まで数十分を耐えた。

10時05分 礼文島に到着
あぁ気持ち悪かった。。。

ゆるキャラの"あつもん"がお出迎え。

レブンアツモリソウの妖精らしい。

荷物をロッカーに預け、トイレを済ませたあと予約したレンタルバイク屋へ。

少し行列が出来ており、受付に10分待つ。

先に借りてから用事を済ませば良かった。

礼文島の滞在時間は約4時間。

14時半には稚内行きフェリーに乗船するため、あまり時間がない。
↑香深(かふか)港

レンタルしたバイクはPCX125。
4時間6000円と高めだが、原付で周ると時間が掛かるため事前に予約しておいた。

型式は古そうだが初めて乗るので嬉しい。

先ずは北へ向かう。

10時52分 金田ノ岬に到着

やはり125ccは早い。

ここにアザラシが来るらしいが見当たらず。

次は最北端のスコトン岬へ向かう。

利尻と同じく礼文も風が強く、メットにシールドがないため、目を開けるのが辛かった。
サングラスでも持参しておけば良かった。

11時05分 スコトン岬駐車場に到着
ここが礼文最北端の地。

この先が岬↓

まだここではない。

現在地はここ↓

この先を下れば礼文最北端となる。

少し下ると、まさかの場所に宿があった↓

海風を避け下に作られており、周囲に何もないが雰囲気があってイイ。

こちらが最北限の地。

帽子が吹き飛びそうなので、ずっと抑えながら周囲を眺める。

ここもアザラシが来るらしいが、岩場をよく見ても波が荒く見当たらなかった。

向こうに見えるのは"海驢島(トド島)"

向こうには渡れない。

海は終始荒々しかった。

駐車場に戻り、売店で土産物を購入↓

沢山買えば郵送無料なので後日郵送とした。

スコトン岬を出発し、次のスポットへ。

礼文は8時間のトレッキングも楽しめる。

今回は予定しなかったが、次は礼文をメインとしチャレンジしてみたい。

トド島展望台に来てみた

現在地はこの辺り↓

高台からの眺めが最高。
どこを見ても景色がイイ。

次は澄海(すかい)岬へ向かう。

途中に8時間コースの表示↓

ここからも行けるらしい。

少し走ると"澄海岬"がある西上泊漁港↓
防波堤に打ち付ける波が荒かった。

11時45分 澄海岬駐車場に到着

現在地はこの辺り↓

こちらが"澄海岬"↓

階段で少し上がった先にある。

眺めがイイ。

向こうの山を良く見ると赤い鳥居が見える↓

調べてみると"鉄府厳島神社"とあった。

その左手には突起のある岩。

バイクでは行けないが、歩きなら鳥居に行けるらしい。

良く見ると誰が歩いていた↓

漁港側の景色を見に行く。

こちらの眺めもとても良かった↓

辺りは静かで風の音だけが聞こえ、ゆっくり眺めるには良いところ。

次は礼文の南側まで一気に走り"桃岩"へ向かった。

12時35分 桃岩駐車場に到着
移動が早いため125ccは正解だった。

現在地はこの辺り↓

香深港から近い。

早速、展望台に行ってみる。

展望台までは坂道を歩いて行く。

やや急な箇所もあった。

こちらが"桃岩"↓

桃岩は球状節理と柱状節理から形成された。

下から見れは"桃"っぽく見えるので、あとであの場所へ行ってみよう↓

稜線が向こうまで続いていたが、あまり時間がないため少しだけ行ってみる↓

利尻島が見えて景色がイイ。

もっと散策すれば新たな景色に出会えると思うが、限られた時間な中では仕方ない。

次は下に見えた駐車場へ向った。
長いトンネルがあり、薄着では寒かった。

13時 桃台猫台展望台に到着

こちらの方が桃っぽく見える↓

この展望台からは他にも見えるモノが。

賑やかな宿で有名な桃岩荘YH↓

若い頃は良く利用したYH(ユースホステル)だが、今は時代の流れでかなり数が減った。

こちらの桃岩荘は泊まった事はないが、昔ながらの雰囲気を残しているらしい。

こちらは"猫岩"↓

確かにネコっぽい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

さて次は礼文最南端へ行ってみる。

最南端の"知床駐車場"に到着
特に何もない。。。

この先は私有地のため立ち入り禁止。

辺りは波の音だけが聞こえ、静けさが漂う。

まだ少し時間があるため、途中で目にした"カナリアパーク"という場所へ寄ってみる。

10分ほどで到着。

"北のカナリアパーク"

高台にあり遠くには利尻が一望。

映画のロケ地になった場所らしい。

映画のために建てた小学校。

中を見学出来たが靴を脱がないといけないため、入口までにした。
(登山靴の紐を緩めるのが面倒だった)

駐車場隣には土産物やカフェ↓

ここでちょっと休憩。

ソフトクリームを頂いた。

食べ終わるとそろそろイイ時間だったので、香深港に向け出発した。

最後にガソリンを給油。
店員さんは慣れたもんで、キャップ開けから代金支払いまでスムーズに行い、レシートはレンタルバイク店に見せてねとまで言われた。(レンタルバイク店は隣りにあり)

13時45分 香深港に戻る

バイクを無事に返却し、礼文散策はあっという間だった。

しばらくしてフェリーが入港。

そして、14時05分には乗船開始。
14時前に戻っておいて良かった。

稚内行きフェリーはこれまで乗ったフェリーと違いやや大きめ。

念の為、酔い止めは飲んでおいた。

中はとてもキレイで最新式っぽい。

2等船室はいくつかあったが、横になりたいので、ごろ寝の部屋にした。

利尻/礼文で乗った2隻よりも内装が豪華。
いよいよ礼文ともお別れ。

14時20分 礼文島を出港

向こうに見えるのは利尻島↓

山頂はずっと雲に覆われたままだった。

稚内までは約2時間の船旅。

利尻〜礼文間が揺れたので、酔い止めを飲んでみたものの、大きく揺れることはなかった。

ちょっと疲れたので、横になり少し寝る。
周囲の方々もお疲れ様な様子だった。

15時45分に目を覚まし外を見ると、稚内が見えていた。
もうすぐ入港だ。

利尻島はあんな遠くに↓

そして。。。

16時15分には下船

利尻/礼文の旅も終わり。
揺れる事もなく、イイ船旅だった。

早速、駐輪場へ。

2日ぶりのMyバイク。

とても心配だったが無事で良かった。

預けていたロッカーから、リアバッグとメットを取り出し、背負ってきた荷物も整理。

バイクに跨がると何だかホッとする。

駐輪場は無料のため、この細い箇所から出たあと、先ずは稚内の郵便局へ向かった。

登山用具と洗濯物などを箱に積め、自宅へ郵送することで荷物が少なくなり、かなりラクになった。

17時15分 稚内の宿に到着

以前泊まったことのある"ホテルニューチコウ"

至って普通のシングルなお部屋。
何だかとても疲れた。

部屋でシャワーを浴び、18時過ぎには1階のお食事処で夕食。

ホッケが美味しかった。

この日の走行距離は礼文(不明)、稚内3.4km

利尻/礼文共に天気が良く、周遊も登山も含め最高に楽しめた。

明日は道央へ向かう。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング③ 利尻山

2024-09-26 | 登山
2024年9月16日()

利尻島2日目。
この日は利尻山への登山。

4時に起床したのち登山準備を経て、5時には宿のロビーに下りる。
朝食の弁当を受け取り、もう1名の登山者と一緒に宿のクルマで登山口へ送って頂いた。

5時05分 北麓野営場に到着

ここから登山道へ入って行ける。

登山口周辺はキャンプ場やバンガローなどがあり、キレイに整備されている。

この先の登山道には山小屋やトイレがないため、念の為トイレに入っておく。

登山ルートは2つあり、今回登るのは"鴛泊(おしどまり)コース"↓

(赤いルート)

他の宿からのクルマも続々と到着し、周りに登山者も増え賑やかになってきた。

早速スタートし、先ずは遊歩道を進んだ先の甘露泉水へ。

ここで1.5Lボトルに湧き水を汲み水を確保。

お弁当の他にゼリー飲料や菓子パンも持参し、準備もバッチリ。

既にここは3合目。

ここから先は登山道となる。

ポン山との分岐を通過。

帰りに余裕があればポン山経由で下山してみたいが、多分疲れて行かないだろう。

しばらくは緩やかな道のり。
周りの人に釣られペースを上げてしまう。

5時38分 4合目に到着

朝は寒かったが暑くなってきたので、上着を脱ぎいつもの半袖1枚に。

ここから傾斜が増して行く。

6時04分 5合目に到着

しんどくなっていたが、ひと息入れすぐに出発。

この辺りから開けてくる。

遠くには礼文島が見える。

向こうの稜線もキレイ。
周囲の眺めが良く気持ちがイイ。

6時21分 6合目(第一見晴台)に到着

前方に山のピークを捉える。

ただし、あれは利尻山ではなく、その手前の長官山。

少し歩くと携帯トイレブース。
携帯トイレは持参しておらず。

6時37分 7合目(胸突き八丁)

もう既に結構バテバテだが、唯一涼しいのが助かる。

胸突き八丁と言うくらいだから、この先のしんどさが伺える。

この先は急坂続きで、岩も増えて来た。

まだ山頂まで2690m。
長い。。。

12年前に登った際もバテバテだった記憶が。
特に9合目からはバテて登れなかった。

7時03分 第二見晴台に到着

なかなか山のピークに届かない。

後ろを振り返ると鴛泊の町があんな小さい。

とてもイイ眺め。

この先も急登が続き、力を振り絞る。

そして、ようやく1つのピークに到達。

7時20分 長官山に到着
目の前にようやく"利尻山"を捉える。

天気も良く、絵になるような景色。

だが道のりは長い。

長官山から下った先にある避難小屋↓

ここにも携帯トイレブースがある。

9合目まではマイペースでゆっくり登った。

一歩一歩が結構しんどい。

7時57分 9合目に到着

序盤に飛ばし過ぎたのもあり、ここでようやく腰を下ろし、パンや携行食をお腹に入れ、アミノバイタルも補給した。

ここからの景色が更にイイ↓
さっきの長官山は手前にあり、鴛泊の町はその向こう。

ここが山頂でもいいくらいだが、[ここから正念場]と書かれた文字。
前回はここからがダメダメだった。

急登が続く↓

ただ、こういう岩場は手を使うため、階段を登るよりか少しマシ。

山頂まであと少し。。。
地道に登って行く。

沓形(くつがた)コースとの合流地点↓

こちらのコースもいつか通ってみたい。

これまでに見ない謎の階段↓

環境保護を考え、新しい試みで設置されたらしい。

そして、ようやく。。。

山頂を捉えた。

アミノバイタルのお陰でペースを保持し、ようやくゴール。

8時52分 利尻頂上に到着
ゆっくりながらも登れて嬉しい。

三角点にタッチ。

頂上にある社↓

ただし、本当の山頂はこの奥にある↓

危険なため立ち入り禁止となっている。

頂上からは360度周囲が見渡せる。

遠くには北海道本土。

こちらは稚内方面↓

そして、礼文島↓

少しお腹が空いたので、腰を据え弁当を広げる。

おにぎり2つにバナナと魚肉ソーセージ。

さっき菓子パンやゼリー飲料を補給したのもあり、おにぎりを1つだけ食べてあとは持ち帰った。

次から次と登って来る人が増え、頂上はそれほど広くないため、そろそろ下山する。

滑落するような箇所は少ないが、序盤は慎重に下って行く。

この辺りは右側の稜線がやや細い↓

下りは高度感があるため、スリルを感じる。

パイブの階段まで下ってきた↓

見下ろすとこんな感じ↓

上りも下りも特に問題なかった。

右手に長官山、中央に鴛泊の町並み、その奥左手には礼文島と一望。

足元は注意が必要なため、景色をチラ見しながら下った。

しばらくして長官山を捉える。

登り返しはあるが、それほどキツくはない。

10時 長官山に到着

特に休むことなくそのまま通過。

ゴツゴツした岩が下りにくい。

10時30分 7合目を通過

少し調子に乗り過ぎたのか右膝が痛い。

更に左膝を岩にぶつけ痛みが走る。

右膝と左膝でそれぞれ違う痛みがある中、少しペースを落として下った。

10時56分 5合目を通過

なるべく膝を使わず太ももに負荷を掛け下ると、膝の痛みが多少マシになった。

11時16分 4合目を通過

ゴールまであと少し。

ポン山との分岐↓
ポン山経由で姫沼に出ると2時間45分。

そこから宿まで歩くと3時間半は掛かるとみて、やはりここも通過した。

11時34分 3合目に到着

観光客で賑わう"甘露泉水"を横目にそのまま進み、ようやく遊歩道に出る。

そして。。。

11時40分 北麓野営場に到着

無事に下山。

すぐ横には洗い場があり、ここでしっかり靴の汚れを落とした。

宿に連絡し迎えに来ていただく。
バナナを食べながら日陰で少し休んだ。

しばらくしてお迎えが来て、そのあとは宿に戻りお風呂で湯ったりし、夕食まで部屋でまったり過ごした。

利尻散策は昨日したのでゆったりするのも、またイイだろう。

18時には夕食

お肉や海の幸など豪華な食事。

既に部屋でビールは飲んでいたが、生ビールも格別に美味しく、もちろん料理も美味しく頂いた。

【登山データ】
05:10 北麓野営場
05:19 3合目
05:38 4合目
06:04 5合目
06:20 6合目(第一見晴台)
06:37 7合目
07:03 8合目(長官山)
07:20 第二見晴台
07:57 9合目
08:52 利尻頂上
09:12 下山開始
09:38 9合目
10:01 8合目
10:29 7合目
10:42 6合目
10:56 5合目
11:16 4合目
11:34 3合目
11:40 北麓野営場

上り:3:42
下り:2:28

次はいつ利尻に来れるか分からないが、また機会があればチャレンジしてみたい。
ーDankeー

2024 北海道ツーリング② 上陸

2024-09-24 | ツーリング(北海道)
2024年9月15日()

小樽に向かうフェリーの中。。。

カプセルホテルのような部屋で一晩を過ごし、3時半に起床し下船準備を始める。

外の様子を見ようと後部デッキに出てみると、アメが降っていた。

すかさず雨雲レーダーを見ると、このあと雨雲は東へ流れて行く様子。

この日は稚内を経て利尻島へ渡るため、レインウェアを着るか微妙なところ。

下船時間になり、艦内アナウンスがあったので甲板へ降りる。

取りあえず荷物を整理し、レインウェアは着ずこのまま行ってみる。

トラックやクルマが出たあと、4時50分にはバイクの下船となり、他のライダーが準備する中、一番乗りで下船した。

まだ薄暗く小雨が降り続く中、R5で札幌方面へ進んだあと、R337からR231を北上。

小雨でも蓄積すると中まで浸透し、おまけに気温14℃と低いため歯を震わせるほど寒く、結局レインウェアを着るのが正解だった。

石狩>留萌と北上するに連れアメはやみ、濡れたジャケットが冷たく感じた。

道の駅おびらを通過
トイレに行きたかったが、このまま天塩(てしお)まで一気に走る。
(オロロン鳥も通過)

そして。。。

8時30分 道の駅てしおに到着

濡れた衣服は乾いてきたがまだ寒い。

温かい缶コーヒーでひと休み。
外は少しポツポツ降っていた。

この先は遮るモノがなく、気温も上がりそうにないため、レインウェアを着込み防寒に備え出発。

空が重い。。。

オトンルイ風力発電

長年回っていた風車が撤去されると聞いていたが、まだ残っていた(奥には新しいのが増えていたが)。

北緯45度のモニュメント

ここに来れば毎回寄っていく。

青空ならオロロンラインも映えるが、こうも曇り空では今ひとつ。

そんな中、利尻富士周辺が明るい。

おぉ〜(ʘ⁠‿⁠ʘ)

このあとの上陸が楽しみ。

このまま稚内のフェリー乗り場へ向かう予定だが、時間に余裕が出来たため、ノシャップ岬へ寄って行く。

9時40分 ノシャップ岬に到着

すっかり天気が良くなった。

遠くの利尻も見えて最高。

次はフェリー乗り場へ向かう。

フェリー乗り場近くの"北防波堤ドーム"で写真だけ撮って行く↓

そして。。。

10時10分 稚内フェリーターミナルに到着
ここにバイクを停め、しばらくは道内本土とお分かれ。

利尻用にまとめたリュックを背負い、バイクにはカバーとロックを掛け、リアバッグとメットはロッカーに預けた(24時間500円)。

駐輪場は無料なのが助かる。

稚内→利尻→礼文→稚内と、それぞれのチケットも購入(全て2等船室)。

合計すると7420円だが、バイクを連れて行くとプラス19000円となるため、現地でレンタルバイクを利用する。

バイクで渡る人も結構いる様子。
フェリーが来るまで、サンドイッチを食べ少しゆっくりする。

乗り遅れないよう休憩なしで来たので、結構疲れていた(寒かったのもあり疲労が溜まった)。

しばらくしてフェリーが入港。

さっきと違い快晴でイイ船旅となりそう。

利尻行きは11時15分の出航。

11時には乗船となり、後部デッキを確保↓

ほとんどの人が船内にいた。

フェリーは予定時刻通りに稚内を出港。

しばらくデッキにいたが、稚内を離れるとただ寒いだけなので、空いていた前方の部屋へ移動↓

朝が早かったので少し横になり、到着までマッタリ過ごす。

利尻島に近付いてきた↓
そして。。。

12時55分 鴛泊(おしどまり)港に入港

ターミナルを出ると、向かいにあるレンタルバイクのお店ですぐに原付を借りる↓

予約は出来ないため、早めの行動が大事。

ココはこの後泊まる宿が経営しており、宿泊者は半額で借りれた(1日フリー1500円)。
バイクはホンダのTACT(50cc)。

宿のチェックインが14時のため、利尻を1周する前に近くのスポットを見て回る。

先ずは港からすぐの"ペシ岬の展望台"へ。

この山のてっぺんに登ってみる↓

港を見ると、さっき乗ってきたフェリーが出航していた↓

次は礼文に行くのかな。

山の途中には"会津藩士の墓"↓

お花がキレイに整備されている。

頂上まで"緩やかなルート"と"直登ルート"の2通りあり、直登で登った。

翌日は利尻登山のため、良いトレーニングになる。

頂上には9分程で到着。

頂上からの眺め。
利尻山は山頂の雲が晴れず。

鴛泊港↓
遠くには礼文島↓
先程のフェリーは礼文へ向かっていた。

向こうの高台にも後で寄ってみる↓

下山は緩やかなルートで下る。

灯台まで下るとこんな感じ↓

"恋する灯台"

海がキレイ。
次は先ほど見た高台の"夕日丘展望台"へ。

頂上までは駐車場から4分ほど。

ここも景観が良い。
利尻山と鴛泊の町が一望↓

先ほど登った"ペシ岬"↓

反対側の礼文島方面↓

小さな島の近くに展望台があるので、次はそちらへ行ってみる。

富士野園地駐車場に到着

先ほど見えた小さな島は"ポンモシリ島"↓

こちらの展望台は低地にある。

グレートトラバースの田中陽希さんが、利尻山で百名山を達成した記録↓

スゴいなぁ。

そろそろ14時になるので宿へ向かった。

2泊3日でお世話になる"旅館雪国"

お部屋は別館の2階。

目の前に海が広がるイイお部屋。

部屋に荷物を置き、ようやく身軽になった。

それでは利尻島一周へ向け出発!

利尻島を周回する"利尻ファンタスティックロード"を走って行く。

先ずは宿から10分ほどの"姫沼"へ。

利尻山が良く見える。

イイ景色↓

沼の周りをぐるっと散策してみる。

途中にポン山への分岐があり、その先は利尻山の登山道に繋がっていた。

今朝、北海道に着いたばかりで午後にはこんな場所を散策するなんて。。。

姫沼を一周し、お店にちょっと寄って行く↓

お店の前にはキツツキの反射板↓
なぜここに。

姫沼を出発するとフクロウの反射板↓

ここなら分かる。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

林道があったのでちょっと入ってみたが、その先は通行止めだった。

ショートカット出来ると思ったが。。。

途中の姫沼展望台へ

展望台からの景色↓

ペシ岬は十分見たので感動が少し薄れる。
次へ進んだ。

途中にあった灯台

近くまで歩いたが、至って普通の灯台。

次は"白い恋人の丘"

あの白い恋人のパッケージに利尻山を起用したと言われている。

別の方角から見るとまた違った山に見える。

次は近くの"オタトマリ沼"へ。

こちらは観光バスやクルマなど人が多い。

イイ景観。

ここでソフトクリームを食べてひと休み。

焼きホタテなど海の幸が気軽に食べれたが、ガマンした。

半周すると向かい風がキツくなる。
メットにシールドがないため、もろに顔面に風が当たり目を開けるのが辛かった。

薄手のウィンドブレーカーを着ていたが、少し寒さも感じた。

16時 仙法志御崎に到着

とても風が強い。

日が落ちて、眺めがイイ。

この下に番屋があったが、すぐに出発した。

あと半周か。。。
そろそろ宿に戻りたい。

次は小さな島の上に建つ神社へ。

北のいつくしま弁天宮

龍神の岩の上に社が建っており、夕日が当たりちょっと神秘的。

龍神様に旅の安全を祈願した。

向こうの礼文島が良く見える。
それにしても意外と広い利尻島。

約3/4を周り、山の形がまた変わった。
明日も天気が良いことを願う。

16時45分 夕日丘やペシ岬が見えて来た

ここを最後にしなくて良かった。
おそらく疲れて行かなかっただろう。

16時55分 宿に到着

あぁ〜疲れた。
(バイクの返却は宿で良かった)

先ずはお風呂に入り、夕食までまったり。

夕食の時間となり食堂へ。

いろいろあって嬉しい。

タコとホタテの鉄板焼↓

ウニなどもあり、海の幸が旨い。

ご飯をお代わりし、とても美味しく頂いた。

この日の走行距離は336km+利尻島69km

充実した1日だった。

明日はいよいよ"利尻登山"だ

ーDankeー