気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2022年 GW 中国・四国ツーリング③

2022-05-12 | ツーリング(近畿・四国・中国)
2022年5月5日()

ツーリング3日目。

昨夜はぐっすり眠れたようで、腹痛は収まり、何とかツーリングは続行出来そうで安心する。
今のところ、連日天気には恵まれており、ツーリング日和なのは良かった。

少し散らかったお部屋↓

朝風呂でサッパリしたあとは朝食タイム。

お腹に優しそうな朝食が嬉しい。(◍•ᴗ•◍)

まだお腹は本調子ではないが、普通に食べれたし、身体も問題なく動かせた。

食後は出発準備を整えチェックアウト。

納屋に保管されたバイクに荷物を載せる。
よし。準備はOK。

7時40分に宿を出発

3日目の行程は、日御碕灯台>石見銀山>原爆ドーム>大和ミュージアムの予定。

最初に向かう[日御碕灯台]は宿から6kmと近い。

7時50分 日御碕(ひのみさき)灯台駐車場に到着

お。(ʘᴗʘ)

隣には同じNinja1000SXがいた。

岐阜から来ている割には荷物は少なめ。

日御碕の地図↓

早速、灯台がある岬へ向かってみる。

まだオープンしていない土産物屋が連なる小路を抜けると、すぐに見えて来た。

快晴な青空に、真っ白な灯台が映える。

灯台の脇にある散策路を少し歩く。

この角度もまたイイ。

朝早いためか、人もほとんどいない。

あんな所に釣り人がいた。

釣れてるのかな?

灯台から離れ、小路が続く方へ。

[日御碕の石碑]。

向こうに[鳥見台]があるので行ってみる。

鳥見台から、あの島を見ると鳥が沢山いた。

案内によるとあの島は[経島(ふみしま)]と言い、うみねこの繁殖地になっている。

それにしても、スゴい数のうみねこ。
人は行けないのかな。

(行くと大変そうだが)

駐車場に戻ると、もう1台のNinjaは居なくなっていた。

少し時間に余裕があったので、昨日は行けなかった[出雲大社]に行ってみる事にした。

出雲大社まで9kmなので、すぐに行けそう。

8時30分 出雲大社に到着

混雑もなく、駐車場にはすんなり入れた。

案内板を見ると[本殿]は近そう。

敷地に入るとすぐに[神楽殿]が見えた↓

あの大きな[しめ縄]は特徴的。

近くで見ると結構な大きさだ。

取りあえず、2礼4拍手1礼で参拝する。

次は[御本殿]に行ってみる↓

旅の安全に加え、健康についても拝んだ。

(奥に見えるのは御本殿)↑

神域のためか、何だか清々しい気分。

交通安全と健康祈願の御守りを買った。

無事故で健康第一で旅を楽しめたらと思う。

次は[石見銀山]へ向かう。

R9から無料の山陰道に入る↓

少しでも時間が稼げると、ゆっくり見て回れる。

空いていたので、気持ちイイ走りが出来た。

大田市に入ると、県道46号で石見銀山へ。

10時05分 石見銀山公園駐車場に到着
石見銀山はマイカー乗り入れ禁止とされており、公的バスや自転車を利用するか、または歩いて散策するしかない。

この先に[間歩(まぶ)]と呼ばれる、鉱山の坑道跡に行きたいが、その場所までは徒歩だと片道40分は掛かる。

観光案内所で自転車の貸し出しをやっていたので聞いてみると、ココから800m戻った場所で借りられると案内された。

どうやら空きの自転車はない様子。。。

800m先の駐車場に停められるか分からないので、街並み見物も含め歩いて向かう事にした。

目的地は[龍源寺間歩]と言う場所。

鯉のぼりを見て、ふと今日は子供の日であると認識する。

曜日の感覚がズレ、すっかり忘れていた。

延々と続く街並みを歩いていると、向こうから電動カーがやって来た。

あれに乗って行くのもイイなと思ったが、乗り場の時刻表を見ると、30分待ちでタイミングが合わなかった。

他にも見どころがいろいろあったが、余裕がなかったのは残念。

ようやくレンタルサイクル店に到着↓

駐車場から20分は歩いたかも。。。

電動自転車は1回700円。

うわ〜楽チン。(◔‿◔)

龍源寺間歩までは、緩やかな上り坂になっており、電動自転車はとても有効だった。

昔ながらの街並みを抜け、森林浴が楽しめそうなエリアを走る。

龍源寺間歩までは約3kmの道のりだったが、すぐに着けそうだった。

自転車はココまで。

鍵を閉めて、帰りにまた利用する。

ココから300mは歩きとなる。

どのみち、出口はさっきの自転車置き場に戻ってくるため問題ない。

歩いていても気持ちがイイ。

ようやく龍源寺間歩の入口に到着。

感染症対策の一環か、何処から来たかなど必要事項を記入した。

坑道と近辺のマップ。

石見銀山には、あちこちに沢山の坑道があり、そのうちの1つが龍源寺間歩だった。

ココが坑道の入口。

壁や天井は手掘りっぽい跡が残る。

坑道の気温は12度前後ってとこか。

特に寒さは感じなかった(汗かきだし)。

時折、横にはいくつかの小さな坑道があった。

途中には[竪坑(たてこう)]と呼ばれる、垂直に掘られた坑道があり、排水坑として使われた。

深く掘れば水が湧くため、排水作業は鉱石を掘る以上に大変だったらしい。

江戸時代から掘られているので、当時の掘削作業は大変だっただろう。

どん突きに進むと、最後に狭い坑道があった。

少しだけ進めたが1人が入るのがやっと。

この先も続いているようだが、通行止めとなっていた。

あとは上に進むと出口となる↓

途中、坑道に関する説明を読みながら出口へ。

思った以上に見どころは少なかったが、見て回れたのは良かった。

途中に[香り袋]と書かれたお店なんかもある。

その先に進むと、見ていると吸い込まれるようなお寺への階段があり、行きたい衝動に駆られた。

しかし、時間を押しているので諦めた。

ようやく自転車の元へ。

ココから、また3kmを下る。

帰りは電気を切るよう店員さんに言われ切ったが、下り坂なので漕がなくてもスピードが出て、あっという間にお店に戻れた。

自転車を返却すると、バイクの元までまた800mを歩いて行く。

こちらはイモ代官ミュージアム。

(ゆっくり見たかった)

行きには気付かなかった[巨大な鯉のぼり]↓

次に来る時は時間に余裕を持ちたい。

この先にある[石見銀山 世界遺産センター]にも寄りたかったが、予定時間を少しオーバーしていたため、次は広島の原爆ドームへ向かった。

風が気持ち良く、汗がすぐに引いた。

川本町>邑南町>北広島町を経て順調に南下。

ようやく広島の中心地に到着。

(原爆ドームが中央に見える)

市内にはチン電が走る。

大型2輪が停められる場所を予め検索していたが、一方通行でなかなか辿り着けなかった。

13時50分 近くの2輪駐車場に到着

バイク料金は250円。

地下2階に停めるよう係員に案内されるが、カーブが狭くバランスを崩しそうになる。

まぁ何とか停めれた。

外に出ると陽射しが暑い。

街中は結構な人で賑わっていた。

宮島行きのフェリー乗り場。

行ってみたいなぁ。

川を挟んだ反対側ではミニコンサート。

昔の歌を歌い、賑やかだった。

そして、ようやく原爆ドームに到着。

間近で見るのは初めて。

原子力爆弾が落とされたのは昭和20年8月6日。

この上空600mで爆発し、半径2kmが廃墟と化し、約20万人以上が亡くなった。

考えただけでも恐ろしい。

いまロシア周辺では戦いが起きているが、二の舞いにならなければと思う。

原爆ドームに寄れたので、次は呉に移動する。

海岸沿いを走る国道31号線を走行。

波が立たない瀬戸内の海がキレイだった。

目的地の[大和ミュージアム]が見えて来た。

15時15分 大和ミュージアムに到着

時間は予定より約30分推し。
向こうに見える巨大潜水艦に目を奪われる。

そして、こちらが大和ミュージアム。

テレビなどで紹介されたのを観て、是非来てみたかった。

こちらは戦艦[陸奥(むつ)]に搭載された、41センチ主砲身↓

間近で見るととても巨大。

こんなのを何本も載せるのだからスゴい。

こちらは入口。

GWと言えども、この時間は待ち時間なし。

入館料は資料観覧もセットで800円。

大和の造船から戦闘に至る歴史を見て回った。

(こちらは造船の様子)↑

そして、こちらは10分の1の[大和]の模型。

模型でも結構な大きさ。

前面から側面、後尾とぐるっと見て回った。

とても精巧に作られている。

順路が2階3階と続くため上からも見れる。

こちらは特攻兵器[回天]↓

弾頭を積んだ潜水艦に人が入り、敵船に突っ込み自爆する。

隣りには零戦も展示してある。

九州の知覧資料館に行った時の事を想い出す。

こちらは少し上から見た[大和]↓

引目で見ると全体が良く分かる。

こちらは[伊号第401潜水艦]↓

特攻戦闘機[晴嵐]3機を搭載し、海底空母と呼ばれ、好きだった潜水艦。

前方から見た大和↓

展示室では、大和や他の戦艦など様々な資料を観て回り、戦争終結から大和沈没現場からの遺品回収なども展示してあった。

後半は急ぎ足だったため、じっくり観て回るには2時間は欲しいところ。

3階に外の景色が一望出来る場所があり、先ほどの巨大潜水艦を見ると[海上自衛隊呉史料館]と書かれてあった。

向こうにも行きたかったが、時間はもう17時。
宿に行かなければならない。

館内で[大和もみじ饅頭]を土産に買った。

大和ミュージアムの向かいにある、呉の港↓

静けさが漂い、港も散策したかった。

また機会あれば呉に来よう。

大和ミュージアムの外観↓

あとは宿に入るだけ。

ココから23km離れた[野呂山]という場所に向かうが、予定時間は既に1時間以上のオーバー。

海岸沿いのR185から、野呂山へ向かうルートに入ると、まさに峠道。

新品タイヤの少し端まで使い、マイペースで峠道を楽しんだ。

17時40分 国民宿舎 野呂高原ロッジに到着

夕食は18時のため、お風呂でサッパリする時間はなかったが。。。

部屋に入ると速攻で浴衣に着換え、10分で風呂に入り、18時には食堂へ向かった。

(自分でもスゴ技と思った)

食事は豪勢な感じ。

前菜から美味しい。

刺し身や焼肉、天ぷら、炊き込みご飯まで、とても美味しかった。

3日目も慌ただしかったが、充実したツーリングで満足だった。

この日の走行距離は228kmだった。

明日はいよいよ四国に渡る。

―Danke―


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