Mr.Dashのぶろぐ館

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2021年6月26日(土) [曽爾]秘峰・紅ヶ岳西尾根へ読図山行。「垰キャンプ場」で幕営体験!

2021年06月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
P809から中山峠に途中。伐採されて展望がよくなった。


■今回のコース
瓜ヶ久保林道→登山口→岩場→炭焼き窯跡→紅ヶ岳→国見山(三国山)→P809→中山峠→
登山口→瓜ヶ久保林道⇒垰キャンプ場[泊]


曽爾村の「垰(TAWA)キャンプ場」でテント泊体験会を行った。
ここがオープンした頃に、当ブログでも紹介したが、
今回初めての宿泊利用となる。2区画をお借りしたのだが、きれいなサイト、清潔なトイレ、
温泉(お亀の湯)はすぐ隣という抜群のロケーション、そして朝方にはアカショウビンをはじめ
何種類もの野鳥がさえずる、すばらしいキャンプ場だった。
事務所ではクラフトビールの「曽爾高原ビール」も置いてあり、レンタル備品も充実している。

もちろん、泊るだけではアレなので、初日はまず、秘峰・紅ヶ岳に登ってきた。
ちょっとした岩場があり、かつて炭焼きも行われていた広葉樹林帯から2つのピークを踏み、
ルートファインディングをしながら登山口に戻る周回ルートだ。



登山口に咲いていたハハコグサ。



のっけから急登ではあるのだが、主尾根に乗ってほどなく、岩場が現れる。
岩場が苦手な人は、上手い人にロープで確保してもらったほうがいい。



蛇谷の上の滝が見える。この滝の下に2つ、上に斜瀑があるのだ。
この沢、いつかは遡行してみたい。



さらに岩場は続く。地形図を見ると、尾根のすぐ南側は毛虫記号になっている。
こっちのほうは時間はかかるが、念のため一人ずつロープで確保した。



ようやく傾斜がゆるみ、炭焼き窯跡で休憩。窯跡の横にはアサダの樹が伸びている。



このあたり、ミズナラなどの広葉樹林が美しい。



小ピークをひとつ越え、もうひとつ炭焼き窯跡を過ぎると、そこそこの急坂となる。
踏み跡はほとんどないが、とにかく上へ上へと行けば、紅ヶ岳の山頂に着く。



続く国見山は、三国山とも呼ばれる。確かに、名張市、津市、曽爾村の3自治体境に位置する。



単調な植林の緩い坂を下り、次の支尾根を左へ、まもなく小ピークを巻くように右の尾根へ。
アップダウンを経て、809mピークに着く。



北へ尾根をたどると、次の小ピークで左に伐採地が現れ、作業林道がここで切れている。
初めてここを歩いたときはまだ植林の中だったと思う。
伐採によって、本日唯一の展望箇所となる。名張方面が遠望できる。
作業林道の下の方で2頭のシカが白いお尻を向けて逃げていくのが見えた。



中山峠に下る。あとは林道をどんどん下って、瓜ヶ久保林道へ戻るだけだ。



路傍に見つけたサワギク。



天気は今にも雨が降りそうな様子だったが、なんとか持ちこたえてくれていた。
「垰キャンプ場」にチェックインし、いよいよテント設営。テントの仕組み、構造、
張り方などを説明しながら、今夜のねぐらを造っていく。

この日は雨の懸念があったので、ファミリーキャンプ用のタープを張って屋根を確保。
お亀の湯で入浴し、そのまま食堂で夕食。夜はクルマで青蓮寺川沿いのスポットへ。
夜20時にもなると、蛍がちらちらと飛び始めた。ゆったりとした、ノスタルジックな
時間だった。

初めてのテント泊、初めてシュラフ(寝袋)で寝る人もいて、きっとドキドキワクワクの
体験となったことだろう。

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