Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年9月6日(日) [比良]蓬莱山 金毘羅道で1,000mを登る。台風はぎりぎり回避、ヒルさがり!!

2020年09月07日 | 山登りの記録
■メイン写真
秘境・金毘羅神社。機会を改めて本殿まで登ってみたい。


■今回のコース
蓬莱駅→八屋戸交差点→金毘羅神社→登山口→(金毘羅道)→金毘羅峠→ロープウェイ
山頂駅⇒(びわ湖バレイロープウェイ)⇒山麓駅⇒(江若バス)⇒志賀駅


台風の進路予想、風と雨雲の流れをじっくり見ながら、ぎりぎり大丈夫だろうと
いうことで比良山系の蓬莱山へ。今回は金毘羅道を使う。
今回の目的は、標高差1,000mの山行練習。
金毘羅道は舗装道のアプローチが長いが、いざとなれば標高500mあたりまで
クルマが入るので、万一、メンバーがバテたときの対応がしやすい。



蓬莱駅から国道161号線を少し北上し、八屋戸交差点で右折。要所に標識もある。



長く単調な林道歩だが、野離子川が近づいてくると、琵琶湖の対岸がちょこっと見える。
近江富士(三上山)が印象的だ。



金毘羅神社に到着。この神社、本殿まで行こうと思ったら長い急登となる。
この日はこうした寄り道はしておれないのでスルー。



ゲンノショウコが咲いていた。



神社から200mほど先に進んだところにある、金毘羅神社の名水。



昔から水坂の名水と呼ばれていたそうで、冷たくておいしい。
頭から水をかぶって気持ちよかった。



フシグロセンノウが数輪咲いていた。



林道はしだいに土砂が積もってきて、クルマは通れそうにない。
転回するスペースもないので入らないように。



路上にいたゴマダラカミキリ。
ガキの頃は、これを捕まえてよく遊んだものだ。



ずいぶん上がってきた。標高は600mを越えてきた。



ようやく「登山口」。標高670mくらい。舗装道、長かった!



紅葉にはもちろんまだ早いのだけど、きれい。



植林帯が終わり、しだいに落葉広葉樹が出てくる。
等高線が詰まっているが、登山道はジグザグに刻まれていて歩きやすい。
ブナの巨木のところでランチ。



標高800mを越えると、周囲はガスに包まれてきた。
イワカガミの大群落の中、急登となる。



金毘羅峠の標識。
金毘羅峠からロープウェイの山麓駅へ続く道は、一昨年の台風による登山道の崩壊で
いまだに通行禁止である。



金毘羅峠のすぐ上も、従来のルートが法面崩壊しており、笹薮の急斜面を切り開いた
巻き道を登る。まだ路面が踏み固まっていないので、よく滑る。



樹木の背が低くなってきた。山頂部が近いしるし。
濡れた下草をかき分けながら進む。たぶん、このへんにヤマビルがいたと思われる。



スキー場の敷地に出ると、東から突風に襲われた。明らかに台風の影響だ。
どうせ真っ白だし、危険を回避するため、蓬莱山のピークには寄らずに
ロープウェイ駅をめざす。

ともちゃんが1時間に1回、びわ湖バレイのホームページにアクセスして、
ロープウェイが運行停止していないことを確認してくれているが、ゲレンデの
下方からやってきた軽トラのおじさんからロープウェイが動いていることが
確認できると、やっぱり安堵した。



笹平からは、もはや文明の利器に頼る。ここのリフト乗ったのはスキー以外では
初めてかも。リフトに乗っているうちに雨がパラついてきた。
なんといいタイミングだったことか。



ロープウェイを待つ間、Hさんのザックから細いヤマビルが見つかったので
みんなで総点検。Fさんのズボンからも見つかった。もちろん、ここで
増殖しないよう完全抹殺。

ロープウェイは運行停止するどころか、こんなガスと風の中でも、下から観光客を
乗せて稼働中。それもそのはずで、下はガスも晴れ、ところどころ日の光が。
標高1,000m以上の風は、やはり侮れないのである。

下界に着いて、左足が「むずっ」としたので見たら、Mr.Dashの脛にも、咬み付く
直前のヤツがいた。あぶないあぶない。
ちなみに、ご自宅までヒルを「お持ち帰り」した人も約2名。。。

標高差1,000mを登る練習山行だったが、終わってみると登りの苦労よりも
ガス、風、ヒルのインパクトが上回ってしまったのだった。

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