■メイン写真
わずかに咲き残っていた桜と屏風岩
■今回のコース
屏風岩公苑→若宮神社→若宮峠→屏風岩一ノ峰→住塚山→ゼニヤタワ→国見山→松ノ山→
クマタワ→多輪峯峠→屏風岩公苑
みごとな晴天に恵まれたこの日、曽爾村の桜の名所、屏風岩へ。
例年なら今が満開のタイミングだが、今年はとっくに散り終えており、わずかに白い
オオシマザクラだけが花を残していた。まあ、少しでも桜をみられてよかったとすべきか。
若宮神社から山道に入る。
のっけから急登。若宮峠に出て、屏風の背を登る。東側は断崖絶壁だ。
時折、屏風岩公苑や高見山地の眺めが開ける。足元はスパッと切れ落ちている。
尾根道に咲くイワカガミ。
こわごわ、下をのぞき込む。
観光資料などによると屏風岩は高さ約200m、長さ約1.5kmに及ぶ溶結凝灰岩の大岩壁だ。
屏風岩の最高点、一ノ峰。
コバノミツバツツジが、そろそろ見ごろを迎えるようだ。
屏風岩公苑から直接、住塚山へ向かうルートとの分岐で、偶然、先輩ガイドご一行に
出くわす。なんだか最近、よく会うなぁ。
住塚山に到着。関西百名山の一つでもある。なかなかの絶景。ツツジはまだ。
古来、倶留尊山を太郎山、住塚山を次郎山とし、宇陀の三郎ヶ岳を三郎山としていた。
住塚山から国見山にかけての尾根には、このあたりには珍しくカラマツが多く見られる。
ちょうど新緑がみずみずしい。
カラマツの若葉。漢字で「落葉松」と書くとおり、秋に黄葉、落葉する。
北八ツ、乗鞍高原、開田高原などりカラマツ林は本当にキレイなものだ。
国見山へは、ちょっとした急登や、ヤセ尾根の岩場があって楽しい。
本日の最高点、標高1016mの国見山。ここもすばらしい眺めが得られる。
快晴ではあるが、少し靄がかかったようなこの日。遠く大峰山系の雄姿。
曽爾の盟主・倶留尊山と曽爾高原。
松ノ山を過ぎると、長い木段道を下ってクマタワへ。東海自然歩道に合する。
やがて舗装道に変わると、山歩きとしては終わった感じになるが、
並走する沢の美しい流れをのぞき込んだり、路傍に咲く春の花を観察しながら歩くと
なかなか楽しい。
おわっ、大きなクロヘビ。サイズからしてシマヘビの黒化種と思われる。
多輪峯峠では残りわずかなサクラを観る。あとは屏風岩公苑まで戻るのみ!
[この日見かけた植物]
■コバノミツバツツジ
このあたりのは少し赤紫色に近い、鮮やかなピンク。
「ミツバツツジ」は東北、関東に多く、「コバノミツバツツジ」は近畿以西に多い。
外見面では「コバノミツバツツジ」の方が葉が小さいことと、
おしべの数が異なり、「ミツバツツジ」は5本、「コバノミツバツツジ」は10本。
■ムロウテンナンショウか?
テンナンショウの種類は多く、なかなかややこしい。まとめて「マムシグサ」で
普通はOKだと思うが、このすぐ隣の室生に由来する種もあるのだ。
■ミミダカテンナンショウか?
■キランソウ
■ヤマルリソウ
■キケマン
すぐ近くにムラサキケマンもみられた。
■ヒトリシズカ
■センボンヤリ
このほかクロモジ、シロモジ、アセビ、ミヤマシキミ、スミレ等の花を確認。
わずかに咲き残っていた桜と屏風岩
■今回のコース
屏風岩公苑→若宮神社→若宮峠→屏風岩一ノ峰→住塚山→ゼニヤタワ→国見山→松ノ山→
クマタワ→多輪峯峠→屏風岩公苑
みごとな晴天に恵まれたこの日、曽爾村の桜の名所、屏風岩へ。
例年なら今が満開のタイミングだが、今年はとっくに散り終えており、わずかに白い
オオシマザクラだけが花を残していた。まあ、少しでも桜をみられてよかったとすべきか。
若宮神社から山道に入る。
のっけから急登。若宮峠に出て、屏風の背を登る。東側は断崖絶壁だ。
時折、屏風岩公苑や高見山地の眺めが開ける。足元はスパッと切れ落ちている。
尾根道に咲くイワカガミ。
こわごわ、下をのぞき込む。
観光資料などによると屏風岩は高さ約200m、長さ約1.5kmに及ぶ溶結凝灰岩の大岩壁だ。
屏風岩の最高点、一ノ峰。
コバノミツバツツジが、そろそろ見ごろを迎えるようだ。
屏風岩公苑から直接、住塚山へ向かうルートとの分岐で、偶然、先輩ガイドご一行に
出くわす。なんだか最近、よく会うなぁ。
住塚山に到着。関西百名山の一つでもある。なかなかの絶景。ツツジはまだ。
古来、倶留尊山を太郎山、住塚山を次郎山とし、宇陀の三郎ヶ岳を三郎山としていた。
住塚山から国見山にかけての尾根には、このあたりには珍しくカラマツが多く見られる。
ちょうど新緑がみずみずしい。
カラマツの若葉。漢字で「落葉松」と書くとおり、秋に黄葉、落葉する。
北八ツ、乗鞍高原、開田高原などりカラマツ林は本当にキレイなものだ。
国見山へは、ちょっとした急登や、ヤセ尾根の岩場があって楽しい。
本日の最高点、標高1016mの国見山。ここもすばらしい眺めが得られる。
快晴ではあるが、少し靄がかかったようなこの日。遠く大峰山系の雄姿。
曽爾の盟主・倶留尊山と曽爾高原。
松ノ山を過ぎると、長い木段道を下ってクマタワへ。東海自然歩道に合する。
やがて舗装道に変わると、山歩きとしては終わった感じになるが、
並走する沢の美しい流れをのぞき込んだり、路傍に咲く春の花を観察しながら歩くと
なかなか楽しい。
おわっ、大きなクロヘビ。サイズからしてシマヘビの黒化種と思われる。
多輪峯峠では残りわずかなサクラを観る。あとは屏風岩公苑まで戻るのみ!
[この日見かけた植物]
■コバノミツバツツジ
このあたりのは少し赤紫色に近い、鮮やかなピンク。
「ミツバツツジ」は東北、関東に多く、「コバノミツバツツジ」は近畿以西に多い。
外見面では「コバノミツバツツジ」の方が葉が小さいことと、
おしべの数が異なり、「ミツバツツジ」は5本、「コバノミツバツツジ」は10本。
■ムロウテンナンショウか?
テンナンショウの種類は多く、なかなかややこしい。まとめて「マムシグサ」で
普通はOKだと思うが、このすぐ隣の室生に由来する種もあるのだ。
■ミミダカテンナンショウか?
■キランソウ
■ヤマルリソウ
■キケマン
すぐ近くにムラサキケマンもみられた。
■ヒトリシズカ
■センボンヤリ
このほかクロモジ、シロモジ、アセビ、ミヤマシキミ、スミレ等の花を確認。