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■メイン写真
磐座信仰の古代より「神の山」として崇められた交野山の観音岩
■今回のコース
津田駅→国見山→野外活動センター分岐→白旗池(いきものふれあいセンター)→交野山→
枚方大和郡山線出合(交野山駐車場)→傍示峠→くろんど園地(八つ橋)→さわわたりの路分岐→
すいれん池休憩所→(きさいちカントリークラブ内を通過)→国道168線出合→
ほしだ園地(やまびこ広場)→馬木嶺→弁財天山→茨尾山→西茨尾山→北山師岳→地獄谷山→
星田山→日高山→国見嶺手前の分岐→逢阪バス停
地形図を広げると、生駒山系は広義でみると枚方の国見山を最北端に、交野山を経て清滝峠、
生駒山、高安山、高尾山へと南北に延びている。
ダイヤモンドトレールや六甲全山縦走路のようにきちんとした縦走路が整備されているわけでは
ない。しかし、地元のハイカーたちが拓いた道や埋もれかけた古道をたどれば、基本的に
尾根筋をつないで歩くことが可能だ。今月から3回に分け、これを完全縦走する。
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第2京阪道の側道から標識にしたがい、国見山への登山道に入る。
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まずは夫婦岩をぐるっと回って。
展望デッキから、ポンポン山~小塩山~愛宕山~京都北山~比叡山にかけての景色を
眺めるが、灰色の厚い雲がかかり、しかも黄砂の影響なのか、かすんだ感じだった。
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すぐ先の国見山へ。山頂にある山座同定盤。この日はこいのぼりもはためいていた。
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交野カントリー倶楽部のすぐ隣を通る。こんなトンネルもあって面白い。
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白旗池に到着。今シーズン最後のサクラかな。
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いきものふれあいセンターでトイレ休憩。トイレを持つ間、中を見学していただいた。
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交野山の山頂は、冷たい北風がビュービュー吹きつけ寒い。帽子は飛ばされそうになるし、
とても長時間いられない。
いったん枚方大和郡山線に出て、100mほど南で右折。傍示峠へ続く道に入る。
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傍示峠の直下には、くぐった先が崖という不思議な石鳥居がある菅原神社がある。
実は少し横からの道を登ると、高台に小さな祠があるのだが、なぜこんな場所に
鳥居が立てられたのかは謎。
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くろんど園地の駐車場には、バーベキュー客のクルマがいっぱい停まっていた。
湿地である「八つ橋」には珍しいラクウショウ(落羽松)が植えられ、タケノコのような
その気根が目を楽しませる。
ウッドデッキの広場でランチ。前日の天気予報では最高気温は20度になるとのこと
だったが、この時点で11.2度。ラーメン持参の方は大正解。
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さわわたりの路には、通称「イルカ岩」が。小さな沢の流れをさかのぼっていくよう。
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ぽつぽつと雨が降り始め、すいれん池休憩所で雨具を着込む。
ゲートを越えて、きさいちカントリークラブを通過。
珍しく、ゴルフ場の敷地内をハイキング道が通っている。こうした配慮はありがたい。
クラブハウスからは車道を歩き、国道168号線に下る。
以前、この車道歩きをできるだけ避けたくて、ゴルフ場を東の稜線から巻けないかと
トライしたことがあるが、ものすごい薮に難儀した苦い経験がある。結局、強引に
抜けはしたものだが、とても他人を連れていける尾根ではない。
和光大明神の行場を見下ろしながら、コンクリート舗装の坂道をほしだ園地へ向かう。
雨がやんでホッとする。
星のブランコ(長い吊橋)への分岐のところで左の道に入り、ここから「星田60山」の
ややこしいエリアに入る。
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「星田60山」は、地元を愛する山好きさんたちが、あらゆる凸部に山名をつけて
お楽しみのエリアで、驚くことに100m歩けば、次のピークに着くということも
ザラにある。尾根道に出るとお手製の標識が充実しているが、もともと明瞭な登山道が
あるわけでもなく、風化花崗岩の崩れやすい土壌で尾根には倒木も多いため、
意外に手こずる。
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馬木嶺(写真)、弁財天山、茨尾山、西茨尾山、北山師岳、地獄谷山、星田山とピークを
踏み重ねる。これだけあると、小さなアップダウンでもジャブのように足にきいてくる。
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なすび石ノ谷にかかる関電巡視路の鉄橋も傾いている。
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この日歩いたルートでは、三角点があるピークは星田山のみである。
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最後の日高山への登り返しが最もつらい。
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最後の最後、里道に出てから再びにわか雨に遭い、ついてない。
清滝峠の逢阪にある役行者石像。常緑の樫の木の下で雨宿り、
道路を渡ったところが、四条畷市コミュニティバスの逢阪バス停だ。
皆さんにお聞きしたところ、歩数計はおおよそ30,000歩。この日も、よく歩きました!
[この日見かけた植物]
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■もう咲き始めたモチツツジ。
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■カマツカ?(ちょっと葉の鋸歯が大きいようだが)
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■ミズバショウはもう終盤もいいところ。今年はあらゆる花の開花が早い。
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■ウワミズザクラ。ほしだ園地の遊歩道脇に多かった。
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■ガマズミ
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■アオダモ
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■ウラシマソウ。「浦島太郎の釣り竿」が一本、ぴゅんと伸びている。
磐座信仰の古代より「神の山」として崇められた交野山の観音岩
■今回のコース
津田駅→国見山→野外活動センター分岐→白旗池(いきものふれあいセンター)→交野山→
枚方大和郡山線出合(交野山駐車場)→傍示峠→くろんど園地(八つ橋)→さわわたりの路分岐→
すいれん池休憩所→(きさいちカントリークラブ内を通過)→国道168線出合→
ほしだ園地(やまびこ広場)→馬木嶺→弁財天山→茨尾山→西茨尾山→北山師岳→地獄谷山→
星田山→日高山→国見嶺手前の分岐→逢阪バス停
地形図を広げると、生駒山系は広義でみると枚方の国見山を最北端に、交野山を経て清滝峠、
生駒山、高安山、高尾山へと南北に延びている。
ダイヤモンドトレールや六甲全山縦走路のようにきちんとした縦走路が整備されているわけでは
ない。しかし、地元のハイカーたちが拓いた道や埋もれかけた古道をたどれば、基本的に
尾根筋をつないで歩くことが可能だ。今月から3回に分け、これを完全縦走する。
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第2京阪道の側道から標識にしたがい、国見山への登山道に入る。
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まずは夫婦岩をぐるっと回って。
展望デッキから、ポンポン山~小塩山~愛宕山~京都北山~比叡山にかけての景色を
眺めるが、灰色の厚い雲がかかり、しかも黄砂の影響なのか、かすんだ感じだった。
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すぐ先の国見山へ。山頂にある山座同定盤。この日はこいのぼりもはためいていた。
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交野カントリー倶楽部のすぐ隣を通る。こんなトンネルもあって面白い。
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白旗池に到着。今シーズン最後のサクラかな。
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いきものふれあいセンターでトイレ休憩。トイレを持つ間、中を見学していただいた。
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交野山の山頂は、冷たい北風がビュービュー吹きつけ寒い。帽子は飛ばされそうになるし、
とても長時間いられない。
いったん枚方大和郡山線に出て、100mほど南で右折。傍示峠へ続く道に入る。
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傍示峠の直下には、くぐった先が崖という不思議な石鳥居がある菅原神社がある。
実は少し横からの道を登ると、高台に小さな祠があるのだが、なぜこんな場所に
鳥居が立てられたのかは謎。
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くろんど園地の駐車場には、バーベキュー客のクルマがいっぱい停まっていた。
湿地である「八つ橋」には珍しいラクウショウ(落羽松)が植えられ、タケノコのような
その気根が目を楽しませる。
ウッドデッキの広場でランチ。前日の天気予報では最高気温は20度になるとのこと
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さわわたりの路には、通称「イルカ岩」が。小さな沢の流れをさかのぼっていくよう。
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ぽつぽつと雨が降り始め、すいれん池休憩所で雨具を着込む。
ゲートを越えて、きさいちカントリークラブを通過。
珍しく、ゴルフ場の敷地内をハイキング道が通っている。こうした配慮はありがたい。
クラブハウスからは車道を歩き、国道168号線に下る。
以前、この車道歩きをできるだけ避けたくて、ゴルフ場を東の稜線から巻けないかと
トライしたことがあるが、ものすごい薮に難儀した苦い経験がある。結局、強引に
抜けはしたものだが、とても他人を連れていける尾根ではない。
和光大明神の行場を見下ろしながら、コンクリート舗装の坂道をほしだ園地へ向かう。
雨がやんでホッとする。
星のブランコ(長い吊橋)への分岐のところで左の道に入り、ここから「星田60山」の
ややこしいエリアに入る。
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「星田60山」は、地元を愛する山好きさんたちが、あらゆる凸部に山名をつけて
お楽しみのエリアで、驚くことに100m歩けば、次のピークに着くということも
ザラにある。尾根道に出るとお手製の標識が充実しているが、もともと明瞭な登山道が
あるわけでもなく、風化花崗岩の崩れやすい土壌で尾根には倒木も多いため、
意外に手こずる。
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馬木嶺(写真)、弁財天山、茨尾山、西茨尾山、北山師岳、地獄谷山、星田山とピークを
踏み重ねる。これだけあると、小さなアップダウンでもジャブのように足にきいてくる。
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この日歩いたルートでは、三角点があるピークは星田山のみである。
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最後の日高山への登り返しが最もつらい。
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最後の最後、里道に出てから再びにわか雨に遭い、ついてない。
清滝峠の逢阪にある役行者石像。常緑の樫の木の下で雨宿り、
道路を渡ったところが、四条畷市コミュニティバスの逢阪バス停だ。
皆さんにお聞きしたところ、歩数計はおおよそ30,000歩。この日も、よく歩きました!
[この日見かけた植物]
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■もう咲き始めたモチツツジ。
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■カマツカ?(ちょっと葉の鋸歯が大きいようだが)
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■ミズバショウはもう終盤もいいところ。今年はあらゆる花の開花が早い。
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■ウワミズザクラ。ほしだ園地の遊歩道脇に多かった。
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■ガマズミ
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■アオダモ
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■ウラシマソウ。「浦島太郎の釣り竿」が一本、ぴゅんと伸びている。