人生のベテランさん達と、大阪府茨木市の最高峰、竜王山に出かけた。
忍頂寺から竜王山へは、ほとんど体力を使う必要がない。
宝池寺の湧水池は、ほとんど頂上部にあり、上部に沢もないのに、
いつも澄んだ水をたたえている。本当に竜がいるのではないか。
一同、不思議そうに覗き込む。
山頂にある木製展望台からは、遠く友ヶ島や奈良の山々までみえるが、今日は
晴れているとはいえ薄いガスがかかり、視界はさほど良くない。
それでも皆、ウッドデッキからの風景にしばし解放的な気分を味わう。
北側の登山道から下山する。
途中、穴仏と負嫁岩に立ち寄る。
皆さん、多少の悪路はものともしないようになってきた。
開成皇子が遊んだ、いや修行したと言われる岩屋で昼食をとる。
食後の腹ごなしに、クサリをたどって岩の上部に抜けるクライミングもどき。
特に、最後の3mは垂直の竪穴をクサリ一本にすがり腕力とチムニークライムでの
登攀となり、なかなか困難なのである。
「時間的に3~4人なら引き上げてあげましょう」と、お助け紐と簡易ハーネスを出す。
すると6人が名乗り。皆さん、スリルの虜になりつつある。
一応「お手本」を示してから登ってもらう。
最初の右足は定石だが、次の左足は、クライミング経験がないと体重をあずけにくい。
さらに次の右足は岩の前方に投げ出すようにしてスタンスを得る。
このとき、クサリに体重を完全に預ける形になるが、次の瞬間、腹筋を使い、
前方に身体を振って左手を上部の岩に伸ばし、ホールドを得る。これで勝負あり。
あとは身体を90度捻り、背中と膝のチムニー突っ張りで身体を固定して、上部へ
にじり出るのだ。6人のうち小柄な女性のS木さんが、ほぼザイルの引き上げに
頼らず、自力で登った。
清水廃止寺、深山水路を経て車作大橋へ。8月にトンネルと橋が新しくできたようだ。
橋を渡り、ダンプが行き交う道を北上。
武士自然歩道に入り、竜仙ノ滝へ。今日はまずまずの水量があった。
竜仙峠から、今日は萩谷へ下りる。木製階段がきちんと整備された植林の中を
ゆるやかに下りれば、槻ノ木グリーンベルトへの車道に出る。
斜めに渡り、東海自然歩道をたどる。竹林を抜け、萩谷総合公園を横切る。
公園のサザンカが、ちょうど綺麗に咲き誇っていた。
よく整備された木製の回廊を渡り、木橋を渡れば摂津峡へ続く渓流の最上部だ。
やがて水量が増えたと思うと、滝となって摂津峡に流れ落ちる。
白滝も何十年ぶり(大げさ?)に訪れたが、いつの間にか木製のデッキができていた。
デート中のカップルがいたが、ワイワイと賑やかな我々のパーティが追い出すような
形となってしまった。ゴメンね。
摂津峡は、冬場になると人影もまばら。
花の里温泉の横を通り過ぎ、塚脇バス停へ。
標高差は少ないが、アップダウンが多い長丁場。皆さん、よく歩きました。
高槻市営バスで、JR高槻駅北口へ。
有志の「反省会」で乾杯。串カツの店で、みんなたらふく食った。
この反省会、反省点は、一切、今年の山行の反省をすることなく、
ひたすら飲み食いに終始してしまったこと。来年までの反省項目だ(笑)。
忍頂寺から竜王山へは、ほとんど体力を使う必要がない。
宝池寺の湧水池は、ほとんど頂上部にあり、上部に沢もないのに、
いつも澄んだ水をたたえている。本当に竜がいるのではないか。
一同、不思議そうに覗き込む。
山頂にある木製展望台からは、遠く友ヶ島や奈良の山々までみえるが、今日は
晴れているとはいえ薄いガスがかかり、視界はさほど良くない。
それでも皆、ウッドデッキからの風景にしばし解放的な気分を味わう。
北側の登山道から下山する。
途中、穴仏と負嫁岩に立ち寄る。
皆さん、多少の悪路はものともしないようになってきた。
開成皇子が遊んだ、いや修行したと言われる岩屋で昼食をとる。
食後の腹ごなしに、クサリをたどって岩の上部に抜けるクライミングもどき。
特に、最後の3mは垂直の竪穴をクサリ一本にすがり腕力とチムニークライムでの
登攀となり、なかなか困難なのである。
「時間的に3~4人なら引き上げてあげましょう」と、お助け紐と簡易ハーネスを出す。
すると6人が名乗り。皆さん、スリルの虜になりつつある。
一応「お手本」を示してから登ってもらう。
最初の右足は定石だが、次の左足は、クライミング経験がないと体重をあずけにくい。
さらに次の右足は岩の前方に投げ出すようにしてスタンスを得る。
このとき、クサリに体重を完全に預ける形になるが、次の瞬間、腹筋を使い、
前方に身体を振って左手を上部の岩に伸ばし、ホールドを得る。これで勝負あり。
あとは身体を90度捻り、背中と膝のチムニー突っ張りで身体を固定して、上部へ
にじり出るのだ。6人のうち小柄な女性のS木さんが、ほぼザイルの引き上げに
頼らず、自力で登った。
清水廃止寺、深山水路を経て車作大橋へ。8月にトンネルと橋が新しくできたようだ。
橋を渡り、ダンプが行き交う道を北上。
武士自然歩道に入り、竜仙ノ滝へ。今日はまずまずの水量があった。
竜仙峠から、今日は萩谷へ下りる。木製階段がきちんと整備された植林の中を
ゆるやかに下りれば、槻ノ木グリーンベルトへの車道に出る。
斜めに渡り、東海自然歩道をたどる。竹林を抜け、萩谷総合公園を横切る。
公園のサザンカが、ちょうど綺麗に咲き誇っていた。
よく整備された木製の回廊を渡り、木橋を渡れば摂津峡へ続く渓流の最上部だ。
やがて水量が増えたと思うと、滝となって摂津峡に流れ落ちる。
白滝も何十年ぶり(大げさ?)に訪れたが、いつの間にか木製のデッキができていた。
デート中のカップルがいたが、ワイワイと賑やかな我々のパーティが追い出すような
形となってしまった。ゴメンね。
摂津峡は、冬場になると人影もまばら。
花の里温泉の横を通り過ぎ、塚脇バス停へ。
標高差は少ないが、アップダウンが多い長丁場。皆さん、よく歩きました。
高槻市営バスで、JR高槻駅北口へ。
有志の「反省会」で乾杯。串カツの店で、みんなたらふく食った。
この反省会、反省点は、一切、今年の山行の反省をすることなく、
ひたすら飲み食いに終始してしまったこと。来年までの反省項目だ(笑)。