Mr.Dashのぶろぐ館

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2025年3月9日(日) [度会]七洞岳、絶景の展望岩に遊ぶ!

2025年03月11日 | 山登りの記録

■メイン写真
七洞岳山頂から、高見山地(三峰山、修験業山、局ヶ岳など)を展望する

■今回のコース
山の神登山口→休憩小屋→(大栃コース)→稜線分岐→のぞき岩→七洞岳→板取コース分岐→
藤コース分岐→白滝登山口→山の神登山口


三重県南部にある度会山地の主峰、七洞岳へ足を延ばしてきた。
四方から登山道がある、地元では親しまれている山だ。
マイカー登山なので、周回ルートがうれしい。今回は大栃コースで登り、
コースで白滝登山口へ下ることにした。

山の神登山口で山行の無事を祈願し、出発する。

まずは谷筋の林道を行く。じきに小さな休憩小屋がある。

小屋の前から沢を渡り、ここから急坂が始まる。序盤は植林の単調な道だ。

そのうちヒメシャラやリョウブなどの落葉樹林に変わる。
稜線に出る手前は、崩れやすい土壌に固定ロープが張られた急坂をジグザグに登る。
この日は冷たい北風が吹きつける展開。身体がなかなか温まらない。

稜線に出る。野原コースと合流だ。ここも風が抜けて寒い。

稜線を西へ七洞岳に向かうと、10分ほどで「のぞき岩」への分岐がある。

もう一つの標識は「大展望岩」になっている。

少し上の方にある標識は、「見晴岩」となっている。
どれが正しい名称なのだろうか。

ひとまず「のぞき岩」とするが、南側に少し出ただけで、そこは北風が
遮られ、ポカポカと暖かい、そして超・絶景のテラスだった。

小広い岩の上からは、遠く太平洋が輝き、度会の低山群が連なって見える。
少し早い時間だが、皆さん、朝が早かったので、ここでランチタイム。

尾根でつながる獅子ヶ岳方面には、風力発電の風車群が見える。

目を横に転じると、「のぞき岩」以上の嵓が聳え立っている。
ハヤブサの巣でもないものかなと、しばらくカメラのズームレンズで観察した。

稜線に戻り、また数分進むと、今度は北側に「見晴岩」がある。
ここは、やはり北風が直接当たるので寒い。

伊勢湾、鈴鹿山系、布引山系あたりの展望を手短に楽しみ、先を急ぐ。

さらに数分で、七洞岳に到着だ。

七洞岳には風が通らず、比較的おだやかだった。
ゆっくり周囲の風景を楽しむ。北西に高見山地の全貌が観られた(冒頭写真)。

また、遠く西に、大峰山系が覗かせた。
強風のせいで春霞の塵や花粉は飛ばされてしまい、比較的クリア。
大普賢岳が見える。

弥山、八経ヶ岳もクッキリ。なんだか嬉しくなった。

山頂の西側直下は、コンクリートで囲まれた広場のようになっているが、
これはかつて、電波反射板が建っていた名残である。

尾根を西進すると、大小の岩が連なるところを通過する。
山深さを感じる、いい雰囲気のところだ。

麓の集落に下る道は複数ある。全然違うところに下りてしまうので、分岐で
間違わないようにしたい。

藤ヶ谷コースで下山していく。ほどなく単調な植林帯に変わり、ひたすら下って
いくと、営林用の林道に合流する。

そのまま林道をとるが、いよいよ白滝登山口が見えてくるという段になって、
著しい崩壊地を通らなければならない。
幸い、さほどの難所にはなっていないが、上を見上げると、今後も崩れてきそうな雰囲気。
倒木は、まだ青い葉をつけていたので、今年も何かしら崩れていたのだろう。

白滝登山口に到着。
お客様にしばらく待っていただき、単身、クルマを山の神登山口に取りに行った。

帰りに伊勢自動車道に乗ると、これまたすごい向かい風。ハンドルを押さえながらの
運転は肩がこる。
関ドライブインで津ギョウザを買って小腹を満たし、コーヒーを流し込んで奈良へ向かった。


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