Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年10月18日(日) [六甲]道畦谷南尾根とロックガーデンを歩く!

2020年10月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
道畦谷南尾根上部にある、オレンジ色の巨岩からの眺め


■今回のコース
芦屋川駅→城山→鷹尾山城跡→宝泉水→(道畦谷南尾根)→新七右衛門嵓→岩梯子→
高座谷分岐→風吹岩→(ロックガーデン)→滝の茶屋→芦屋川駅


六甲山系、芦屋のロックガーデン付近の岩場をぐるっと巡ってきた。

芦屋川右岸の登山道の入口は、10月から始まった国有林の治山工事のため
入れなくなっていた。ショック!
仕方ないので尾根道をそのまま登る。



城山のピークにあるヤマモモ。



荒地山へ続く尾根道も、なかなかの岩場が出てきて楽しい。



327mピークを過ぎて、3本目の鉄塔の手前で、右の踏み跡をとる。
途中から廃道状態ではあるが、朽ちかけたコンクリートの溝や、錆びた鉄製の箱などが
転がる尾根から枝谷へトラバースしつつ急坂を下ると、芦屋川右岸登山道の宝泉水の
近くに出られる。うまく工事現場を迂回できた形だ。



宝泉水でしばらく休憩。飲むのはちょっと遠慮したくなるが、冷たい水で手は洗える。



すぐ先で、道畦谷沿いの道に入る。対岸に、「航空母艦岩」が見える。



南尾根の急斜面に取付くと、間もなく固定ロープが下がる風化花崗岩の急場に出る。



その上は足場が安定し、三点確保の激登りではあるが、歩きやすくなる。



登攀用のボルトが設置された岩場に出る。岩はオレンジ色に染まっているが、
これは地衣類のツブダイダイゴケと思われる。



芦屋、西宮方面の絶景。足元は20mほどの断崖絶壁。足がすくむ。



近くの絶壁にはシバグリがいっぱい。もちろん、採れそうにない。



さらに急な岩場を登り詰め、荒地山へと続く登山道に合流する。
合流点の少し上に、ちょうどいい展望岩があるので、そこで昼食にしたが、
パトロールの蜂がしつこく飛び回り、じりじり逃げつつ食事するハメに。
黒猫も飯をねだりに来るし困った。
まあ、これも自然のうちと、愛着をもって黒猫にはヤマト、蜂にはムサシと名付けた。



新七右衛門嵓へ下る。クライムダウンのまたとない練習ポイントが続く。



新七右衛門嵓の岩くぐり。楽しいところだ。



眺めもすばらしい。



続いて岩梯子。ここも下るとなると、なかなか難しい。
ホールドを低い位置に求め、身体を岩から離して、下のスタンスを目視して
見極められるかがポイントである。



キャッスルウォールでは、クライミングを楽しむ姿も見られた。カッコいいな。
ここは私が、山岳部の先輩に連れられて初めてクライミングを教わった思い出の場所だ。



高座谷まで下りてきた。ここからもう一度、登り返す。



ロックガーデンを歩くならば、ここに立ち寄らないのは考えられない風吹岩。
最近、岩の一部が風化で崩壊してしまった。立入禁止のテープの中は、
猫ちゃんの治外法権ゾーンとなっていた。



さっき下ってきた荒地山南面の露岩群を眺める。



高座ノ滝に下山。岩場ばかりを狙って歩いた充実の一日となった。

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