■メイン写真
堂満岳に咲くシャクナゲ
■今回のコース
イン谷口→大山口→青ガレ→金糞峠→堂満岳→ノタノホリ→桜のコバ→イン谷口
比良山系の堂満岳は、積雪期のラッセル山行もたいへん楽しいが、さまざまな花が
咲く5月は、この山の魅力がMAXになるような気がする。
この日のルートはイン谷口を起点に周回する一般的なもの。
タニウツギが早くも開花していた。
大川口は直進する。
タニギキョウが咲いている。デリケートな小さな花だ。
登山道をちょっと外れて沢を渡渉し、登山道からは見えない「かくれ滝」を観に行く。
このような大きなカツラやトチノキなど、沢筋に分布する木が多い。
この季節、新緑がじつに美しい。
沢を渡渉し、青ガレの急坂へ。
文字通り、青い岩がガレガレしている。ここは慎重に登っていく。
チゴユリ。楚々としていい。
ミツバツツジ。紫色が少し強いので、他のツツジとの混血かもしれない。
ミツバツツジはさすがに花期が終わっているのか、他にはあまり見なかった。
中盤に差しかかると、ガレガレも終わり、単なる急坂に変わる。
イワカガミ群落のおかげで、急登のつらさも忘れる。
この株は、花のつき方が密でおもしろい。
もうシロヤシオも咲き始めている。今年はあらゆる花が早く咲いている。
金糞峠に到着。ここで昼食タイム。この日は峠を抜けて行く風が弱かったので
助かった。
もふもふのスギゴケ。前日の雨のおかげでイキイキしていた。
堂満岳へ続く尾根道はシャクナゲが多い。
シャクナゲのアーケードを歩く。
目立たないが、シロモジもまだ咲いていた。
ほとんど散っていたが、イワウチワがほんの少しだけ、まだ残ってくれていた。
湖北などでは「トクワカソウ」と呼ぶ。
風化花崗岩の荒々しい断崖も、堂満岳のもう一つの姿だ。
片側が切れ落ちた狭い稜線を歩く。山頂まであと少しだ。
標高1057mの山頂に到着。朝からずっと薄いガスが垂れこめていたが
沖島、長命寺山あたりまではなんとか見えた。右へ視線を移すと打見山も見えた。
山頂直下の激下りを経て、ふたたびイワカガミ群落を楽しみながら、東稜を外れ
右の植林帯へ下る。谷道に出る手前で見つけたのは、巨大なホオノキ。
木の間にいるともちゃんと比べればそのサイズがわかる。
プロペラ状の種子をぶら下げたチドリノキ。
種子の形から、楓の仲間だということが分かるが、葉の形は全然カエデっぽくない。
谷筋に下りて、やがて右岸のトラバース道に入る。風化花崗岩のえぐれた道になり、
なおもどんどん標高を下げると、ノタノホリに出る。かなり大きな池だ。
凪いだ静寂が、いい風情だ。
われわれの足音に驚いて、アカハライモリが一斉に深みに逃げていく。
さすがに、まだモリアオガエルの卵は見当たらない。
別荘街を経て桜のコバに出て、緩やかな坂を少し上がると、イン谷口に戻れる。
バス停近くのフジがみごとな房をつけていた。
今回の最大の発見は、レアものの白いイワカガミ。某所に固まって咲いていた。
ずっと探していたのだが、Iさんが詳しく観察してついに発見!
堂満岳に咲くシャクナゲ
■今回のコース
イン谷口→大山口→青ガレ→金糞峠→堂満岳→ノタノホリ→桜のコバ→イン谷口
比良山系の堂満岳は、積雪期のラッセル山行もたいへん楽しいが、さまざまな花が
咲く5月は、この山の魅力がMAXになるような気がする。
この日のルートはイン谷口を起点に周回する一般的なもの。
タニウツギが早くも開花していた。
大川口は直進する。
タニギキョウが咲いている。デリケートな小さな花だ。
登山道をちょっと外れて沢を渡渉し、登山道からは見えない「かくれ滝」を観に行く。
このような大きなカツラやトチノキなど、沢筋に分布する木が多い。
この季節、新緑がじつに美しい。
沢を渡渉し、青ガレの急坂へ。
文字通り、青い岩がガレガレしている。ここは慎重に登っていく。
チゴユリ。楚々としていい。
ミツバツツジ。紫色が少し強いので、他のツツジとの混血かもしれない。
ミツバツツジはさすがに花期が終わっているのか、他にはあまり見なかった。
中盤に差しかかると、ガレガレも終わり、単なる急坂に変わる。
イワカガミ群落のおかげで、急登のつらさも忘れる。
この株は、花のつき方が密でおもしろい。
もうシロヤシオも咲き始めている。今年はあらゆる花が早く咲いている。
金糞峠に到着。ここで昼食タイム。この日は峠を抜けて行く風が弱かったので
助かった。
もふもふのスギゴケ。前日の雨のおかげでイキイキしていた。
堂満岳へ続く尾根道はシャクナゲが多い。
シャクナゲのアーケードを歩く。
目立たないが、シロモジもまだ咲いていた。
ほとんど散っていたが、イワウチワがほんの少しだけ、まだ残ってくれていた。
湖北などでは「トクワカソウ」と呼ぶ。
風化花崗岩の荒々しい断崖も、堂満岳のもう一つの姿だ。
片側が切れ落ちた狭い稜線を歩く。山頂まであと少しだ。
標高1057mの山頂に到着。朝からずっと薄いガスが垂れこめていたが
沖島、長命寺山あたりまではなんとか見えた。右へ視線を移すと打見山も見えた。
山頂直下の激下りを経て、ふたたびイワカガミ群落を楽しみながら、東稜を外れ
右の植林帯へ下る。谷道に出る手前で見つけたのは、巨大なホオノキ。
木の間にいるともちゃんと比べればそのサイズがわかる。
プロペラ状の種子をぶら下げたチドリノキ。
種子の形から、楓の仲間だということが分かるが、葉の形は全然カエデっぽくない。
谷筋に下りて、やがて右岸のトラバース道に入る。風化花崗岩のえぐれた道になり、
なおもどんどん標高を下げると、ノタノホリに出る。かなり大きな池だ。
凪いだ静寂が、いい風情だ。
われわれの足音に驚いて、アカハライモリが一斉に深みに逃げていく。
さすがに、まだモリアオガエルの卵は見当たらない。
別荘街を経て桜のコバに出て、緩やかな坂を少し上がると、イン谷口に戻れる。
バス停近くのフジがみごとな房をつけていた。
今回の最大の発見は、レアものの白いイワカガミ。某所に固まって咲いていた。
ずっと探していたのだが、Iさんが詳しく観察してついに発見!