■今回のコース
南生駒→小瀬バス停→歓喜の湯(足湯)→榁木峠(五尺地蔵)→東明寺→矢田寺→
東山駅方面分岐→国見台展望台→松尾山→松尾寺→七曲分岐→仏塚古墳→法隆寺
奈良新聞社と奈良山岳自然ガイド協会の共催による「青垣の山々を歩く会(リンク)」も、
第4回を迎えた。徐々に知名度も増しているようだ。
Mr.Dashは企画者側の立場で、第1回、第3回のメインガイドを務めたが、
今日は隊列末尾で見学させていただいた。
今日は厄除けで有名な松尾寺をはじめ、4つの名刹を巡る里山縦走だ。
これは、なかなか楽しそうだぞ。
朝の南生駒駅は快晴。
菊司さんは通過。コースが逆だったら絶対に寄って、酔っている。
この先の小瀬バス停の脇から細道に入る。
これ、ルートを知ってないと無理。
歓喜の湯の足湯は10:00オープン。
榁木峠の五尺地蔵に寄る。旧伊勢街道がここを通っていた。
枚方方面から暗峠を経て、ここから奈良盆地に入ったのだ。
五尺地蔵は重要な目印になっていたに違いない。
緑ヶ丘休憩所を順調に通過。今日もお客さんは健脚揃いである。
今日は尾根道をまっすぐ進むことはせず、一旦、東明寺に立ち寄る。
ここは、舎人親王ゆかりの寺。母君である持統天皇が眼病にかかったとき、
老翁姿の白鬚明神が舎人親王の夢枕に立ち、霊水で母君の眼を洗うようにとの
お告げがあった。その通りにしたところ、眼病が治ったことから、感謝の意を
込めてこの寺を建立されたという。
目を洗う金鍋を寺に埋めたことから、山号は鍋蔵山(かぞうざん)となり、
目を洗うとき東の方角が明るく見えたことから、寺号は東明寺となったという。
続いて矢田寺へ。
あじさい寺として、あまりにも有名なこの寺だが、大和十三佛霊場の第5番霊場
でもある。日本最古の延命地蔵菩薩を安置している。
大海人皇子(後の天武天皇)が、壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登ったあと、
即位して七堂伽欄48カ所坊の大規模な寺として造営したもの。
国見台展望台。午後になって、雲が厚く広がってきた。
かろうじて青垣の山々が見えた。
松尾山の三角点は、NHK電波塔の脇にひっそりと埋まっている。
有名な寺の奥山であるのだが、ちょっと不遇な印象を受けるピークである。
尾根を回り込み、松尾寺に下りる。この1年の遭難ゼロを祈った。
松尾寺の岩屋と三重塔が並ぶ、この配置は、それにしても美しい。
法隆寺CCを抜けて、仏塚古墳に寄る。
1辺が23m、高さ4.5mの、6世紀末頃方墳。横穴式石室があり、「亀甲形の陶棺片や
金環、馬具、土師器、須恵器、金銅仏、仏具」など、多数の出土品があったという。
奈良県の指定史跡だ。
最後に法隆寺へ。のんびりと、散歩のような寺巡りハイキングはここでゴール。
今日も楽しい一日だった。
メインガイドの
M西さん、おつかれさま。
次回の「青垣の山々を歩く会」は2月25日(木)、竜王山・巻向山。
南生駒→小瀬バス停→歓喜の湯(足湯)→榁木峠(五尺地蔵)→東明寺→矢田寺→
東山駅方面分岐→国見台展望台→松尾山→松尾寺→七曲分岐→仏塚古墳→法隆寺
奈良新聞社と奈良山岳自然ガイド協会の共催による「青垣の山々を歩く会(リンク)」も、
第4回を迎えた。徐々に知名度も増しているようだ。
Mr.Dashは企画者側の立場で、第1回、第3回のメインガイドを務めたが、
今日は隊列末尾で見学させていただいた。
今日は厄除けで有名な松尾寺をはじめ、4つの名刹を巡る里山縦走だ。
これは、なかなか楽しそうだぞ。
朝の南生駒駅は快晴。
菊司さんは通過。コースが逆だったら絶対に寄って、酔っている。
この先の小瀬バス停の脇から細道に入る。
これ、ルートを知ってないと無理。
歓喜の湯の足湯は10:00オープン。
榁木峠の五尺地蔵に寄る。旧伊勢街道がここを通っていた。
枚方方面から暗峠を経て、ここから奈良盆地に入ったのだ。
五尺地蔵は重要な目印になっていたに違いない。
緑ヶ丘休憩所を順調に通過。今日もお客さんは健脚揃いである。
今日は尾根道をまっすぐ進むことはせず、一旦、東明寺に立ち寄る。
ここは、舎人親王ゆかりの寺。母君である持統天皇が眼病にかかったとき、
老翁姿の白鬚明神が舎人親王の夢枕に立ち、霊水で母君の眼を洗うようにとの
お告げがあった。その通りにしたところ、眼病が治ったことから、感謝の意を
込めてこの寺を建立されたという。
目を洗う金鍋を寺に埋めたことから、山号は鍋蔵山(かぞうざん)となり、
目を洗うとき東の方角が明るく見えたことから、寺号は東明寺となったという。
続いて矢田寺へ。
あじさい寺として、あまりにも有名なこの寺だが、大和十三佛霊場の第5番霊場
でもある。日本最古の延命地蔵菩薩を安置している。
大海人皇子(後の天武天皇)が、壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登ったあと、
即位して七堂伽欄48カ所坊の大規模な寺として造営したもの。
国見台展望台。午後になって、雲が厚く広がってきた。
かろうじて青垣の山々が見えた。
松尾山の三角点は、NHK電波塔の脇にひっそりと埋まっている。
有名な寺の奥山であるのだが、ちょっと不遇な印象を受けるピークである。
尾根を回り込み、松尾寺に下りる。この1年の遭難ゼロを祈った。
松尾寺の岩屋と三重塔が並ぶ、この配置は、それにしても美しい。
法隆寺CCを抜けて、仏塚古墳に寄る。
1辺が23m、高さ4.5mの、6世紀末頃方墳。横穴式石室があり、「亀甲形の陶棺片や
金環、馬具、土師器、須恵器、金銅仏、仏具」など、多数の出土品があったという。
奈良県の指定史跡だ。
最後に法隆寺へ。のんびりと、散歩のような寺巡りハイキングはここでゴール。
今日も楽しい一日だった。
メインガイドの
M西さん、おつかれさま。
次回の「青垣の山々を歩く会」は2月25日(木)、竜王山・巻向山。